福祉事業所で新型コロナウイルスの感染が発生したとの報道がありました。
障害者支援の事業所に関わっている者として、恐れていた事態が現実のものとなり対策の徹底を強く感じています。
感染源となった職員自身は、自らが感染していることを知らなかったわけですから、それを責めるわけにはいきません。
そのような事態が生じることを、職員だけでなく利用者も含めて徹底することが必要だと改めて感じます。
もう一つ気になることが生じました。
静岡市においてもダイヤモンドプリンセスの下船者が陽性になったこと。
さらに、この方は、下船した日と翌々日にスポーツジムの浴室を利用していたとのことです。
下船時に注意事項は示されたでしょうが、ＰＣＲ検査による陰性は必ずしもウイルスに感染していないことを証明するものではないことを理解していたのか疑問です。
保健所による日々の健康状態の把握も適切に実施されていたのか疑問が残ります。
保健所の担当部署は、かつて勤務していたところでもあり、後輩が頑張っていますが、今回の対応には苦言を呈したい所もあります。
新型コロナウイルスの過剰な報道で不安が蔓延しているような社会状況になっていますが、こんな時こそ一呼吸おいて情報処理を行えるようにしたいものです。
外出先の近くの公園に咲いていたスノードロップ。
