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将棋ソフト、初・現役プロ棋士に勝つ

2013-04-01 10:32:32 | 将棋ソフト
現在、日本将棋連盟主催で、現役プロ棋士と将棋ソフトの対局が行われています。

最近の将棋ソフトのアルゴリズムは、「多分木」、「αβ法」の他に、指し手の評価関数を機械学習をする、自動学習の評価関数です。
「多分木」は「2分木」の応用です。
「αβ法」は「min-max法」の応用です。
プログラマーの評価関数を、自動学習の評価関数に応用しました。

最近は、この自動学習の評価関数の精度が現役プロ棋士に近くなり、互角の勝負が出来るようになりました。
今後も、アルゴリズムや評価関数の精度に注目したいと思います。

開発言語は、基本自由です。
やはり、「C言語」、「C++言語」が多いです。 一部、「Java言語」などもあります。
コンパイルして、速い言語を考えると、「C言語」、「C++言語」を選択することは、当然の結果のように思えます。

OSは、基本自由です。
「Windows」、「Linux」などがあります。
どちらも一長一短なので、好みの問題のような気がします。
しかし、「Linux」の方が若干安定しているかもしれませんね。

基本のPCは、個人用です。
CPUをハイスペックとしたり、クラスタ構築をしたりと、ハード面でも工夫をしています。
個人用のPCでも、最近の威力はすごい部分を持っていますよね。
最近は、円周率πの計算を個人用のPCで記録を更新した話題がありました。