goo blog サービス終了のお知らせ 

福井県の交通を考える

福井県人の私が福井県に関して考えていることを書いていきます。

北陸新幹線 敦賀以西 敦賀~京都のルート比較

2024-04-27 01:31:32 | 福井
2024/4/20の福井新聞にて、北陸新幹線 敦賀~新大阪の環境影響評価(アセスメント)の「調査」段階が終わった、という記事があった。
かなり前(3~5年前)の報道では、京都の南丹市の一部地区がアセスメントの受け入れを拒否していて進んでいない、とされていたので、「調査」が終わったというのは、良い意味での驚きだった。
敦賀以西のルートは、かなりおおざっぱに公表されているわけだが、
それによらず、敦賀~京都間の いろいろなルートを想定してみた。

1.米原ルート(水色):112km(内、敦賀~米原間 43.8km)
2.湖西ルート(黄):83.5km
3.小浜京都ルート (青) (南丹市を通らない、一部滋賀県通過):90.2km
4.小浜京都ルート (紫) (東山山中通過):95.9km
5.小浜京都ルート (赤) (堀川通 通過):92.0km
6.小浜京都ルート (緑) (美山 京北に駅設置):98.7km

実際に示される詳細なルートは、上記の4 or 5 になるのではないか。

1.
米原ルートについては、基本北陸道に沿うルートにせざるを得ないように見える。
新長浜駅が長浜IC近くに設置できそうであるが、米原に近すぎること、北陸線と接続しないことがネックか。
河毛駅付近で北陸線とクロスするので、河毛駅をやや北に移設して新幹線駅とすることはできそうである。
余呉湖の下をトンネルにて通過。

2.
湖西ルートについては、敦賀-京都間の最短ルートとなる。(ちなみに在来線の敦賀-京都 間は94.1km)
米原ルートと比較し28.5km、5の小浜京都ルートと比較し8.5km短い。
近江今津、堅田に駅設置が適当であろう。堅田駅の北側のルートは、和邇付近まで湖西線の地下を使用する。
堅田駅は地下駅とせざるを得ないか。
おごと温泉が近いため、水源に影響を与えないよう、堅田以南は湖西線から遠ざかり、なるべく西にルートをとる。

3.
南丹市を関係自治体から外し、滋賀県を巻き込むルート。距離は湖西ルートの次に短い。
新小浜が、他の小浜京都ルートより、1.4kmほど小浜市中心からは離れてしまう(あと500mで若狭町との境)ことがややネックか。
滋賀県を巻き込むので現実味がないのかもしれないが、
滋賀県を通る分の建設費は、北陸3県と、京都府、大阪府の5府県で折半したらどうか。

4.5.
本命ルート
4のメリット:京都駅北側で用地交渉がほぼ必要ない。デメリット:距離が冗長。地下鉄烏丸線とクロスするので、京都駅の北陸新幹線ホームが5より10m程度深くなる。
5のメリット:4より距離が3.9km短い。京都駅の北陸新幹線ホームはそれほど深くなくてよい。デメリット:京都駅北側で用地交渉が少なからずある。

6.
美山、京北に駅を設置できる案。
駅といってもフル規格の駅でなく、1両編成のみ対応の駅で良いのでは。
将来的には1両編成の車両を、京都~美山間のみ運行とし、200km/h程度で自動運転させれば、運用コストも少なくて済むだろう。



北陸新幹線 敦賀以西 予想ルート2024/04版 - Google マイマップ

北陸新幹線 敦賀以西 予想ルート2024/04版 - Google マイマップ

北陸新幹線 敦賀以西 予想ルート2024/04版

Google My Maps

 

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。