参議院議員(比例代表) 又市征治 公式ブログ

参議院議員・社民党党首又市征治のブログです。

副議長選における再投票に至った経過について

2013年08月08日 | 日記
 このたびは、参議院副議長選挙における私の投票をめぐって、各方面にご迷惑やご心配をおかけしたことにお詫びを申し上げますと共に、 事実経過を報告いたします。

① 8月2日の参議院本会議において議長及び副議長選挙が記名投票で行われました。すなわち、各議員は、自分の木札名刺と候補者の氏名を自書した投票用紙を持参し、演壇で事務局職員に手渡して投票します。議長選挙にあっては、名刺の数と投票数が241で一致しており、問題はありませんでした。

② 問題は副議長選挙の際に起きました。投票の結果、名刺数が240に対して投票が243票とくい違いが起きました。そのため、議院運営委員会の協議で再投票が行われることになり、予備用の投票用紙の有無について確認が行われました。当日、各議員の席には議長選、副議長選、予備用の3枚の投票用紙が各議員の席の収納ケースにおいてあったとのことです。
 この時点で、私の手元には予備用の投票用紙がないことがわかり、議運委員にその旨を届け出ました。つまり、上記のように投票が3票多かったことと合わせて考えると、私とほかに2名が誤って2枚重なったまま投票した可能性が高いとみるべきでしょう。

③ 選挙終了後、先に議運委員に届け出てあったので、議運委員長から事実経過について説明を求められました。私は、「予備の投票用紙が手元になかったことと投票が3票多かったことを考え合わせると、2票を投じた自覚は全くないが、2枚重なったまま投票したと思わざるを得ない」旨を申し上げ、「私の不注意からご迷惑をおかけした」とお詫びしました。

④ これに関して2日当日、自民党が議院運営委員会に、私と、私と同様に副議長選挙で誤って2枚投票したと思われる糸数議員の懲罰動議を提出しました(残り1名は不明のまま)。5日と6日、議院運営委員会で懲罰動議の取り扱いが協議されましたが、自民党以外の会派は動議を本会議に提出することに反対し、結論は出ませんでした。
 そして7日の国会最終日、参議院議長から、二度とこのようなことがないようにとの注意を口頭で受けました。私はご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、十分注意して対処してまいりたい旨を返答しました。議長はこれをもってこの件は決着する旨の表明がありました。

⑤ 単純ミスとはいえ、私の不注意から各方面にご迷惑とご心配をおかけし、また私個人の問題をこえて、社民党に対する不信感も与えたと恐縮しています。今後、これまで以上の緊張感をもって国会活動をしていきたいと考えております。