フランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズンズも、LAやシカゴなどでライブを再開しており(イーストウッドから「もう立ち会わなくていいょ」とお許しが出たんでしょうナw)シカゴ・トリビューン紙では、氏は、90歳になってもエナジャイザー・バニーのように歌い続けると言っておられます。
いや、ホントに「エナジャイザー・バニーのように」と言ったかどうかはわかりませんが

JERSEY BOYSの中で、フランキー・ヴァリ役が最後に語る「テレビに出てくるバッテリー仕掛けのウサギ」とはこのことです。
エナジャイザー社のイメージキャラクターであるウサギの人形は、エナジャイザー社の強力バッテリーのお陰で、いつまでも、いつまでも動き続ける…という、あちらではお馴染のCM。このシリーズはたくさんありまして、Keep going. and going...というのも、お馴染のキャッチコピーのようです。

ミュージカルJEREY BOYSの、フランキー・ヴァリの最後の独白で、会場が笑いに包まれる理由がお分かりいただけたらありがたい。
さて、話は逸れてしまいましたが…
大部分はLAで撮影された映画版JERSEY BOYSですが、ニュージャージーでもいくつかのシーンを撮るのだそうで、これは楽しみですね。
さぁ、これで、フランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズンズ…いよいよ年明けには日本へ来てくれるんでしょうか!
実は、日本ってミュージカル映画がヒットする国なんですよね。でも、そういうイメージを持っていない人が多いんでしょうか…今年初めの「レミゼラブル」の大ヒットのときも、「日本ではミュージカル映画はヒットしないと言うジンクスを覆し…」なんて書いてる記事も目にしましたけれど…そんな「ジンクス」どこにあるんです???って、きょろきょろ捜しましたよ!Box Office MOJOなどを見ていただければ、日本はミュージカル映画がかなりヒットする国だってことは明らか。自分が観ないからって、勝手なジンクスを作るなって

とにかく、フランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズンズには、このタイミングで是非来ていただきたい!
映画版JERSEY BOYSは、最初はコロンビア・ピクチャーズが製作する…って話だったのですが、それがワーナーに移りまして、で、そのワーナーも、昨年の今頃は渋っていたのでした…結局は「所詮、世界的なヒットは見込めない」というのが理由だったようです。
確かに、同じジュークボックス・ミュージカルでも、MAMMA MIA!は、ロンドンでオープンして数年で世界各国で翻訳上演されたのに対し、JEREY BOYSは今なお英語圏のみの上演です。作品的に「翻訳」は難しいのはわかるのですが、わたくしとしても、世界的知名度を持ちだされたら…ちょっとトーンも下がりますわな。
それでも、今年の初めに「クリント・イーストウッドが興味を持っているらしい」という話が出まして、「イーウトウッドが監督するなら」とワーナーも乗り気になってくれたようです。
あんだけ「世界的ヒットは見込めない」と言われたからにゃあ、そりゃ何としても世界中でヒットさせねばなりますまい!
日本はミュージカル映画の重要なマーケットです。大切に考えてくれているものと信じています♪