まっしゃんの雑事記

 日々の興味のある出来事などを、気ままに書いていきたい。
特に、郷土史には力を入れたい。

皆さん、当たり前ですがお体を大切に

2021年05月10日 | 日記
 時節柄「発熱」にはくれぐれもご注意を!土曜深夜から始まった下痢と発熱で、世間のコロナに対する恐怖を身をもって知ることができた。日曜朝、家族に事情を話した途端に始まった当たり前の事だが、私を二階一室に幽閉と家中の消毒。奈良県のコロナ・発熱患者相談ダイヤルの繋がらなさ。ゴールデンウイーク後に接触のあった知人らに知らせた時の一部知人の態度。今朝の病院の受付のけんもほろろな態度。でも、悪事ばかりでもなかった。大変だと大騒ぎをしながらも暖かい家族のサポート。濃厚接触のあった友人のいたわりの言葉。一時間リダイヤルしてやっと繋がった相談員の方の懇切丁寧に聞いて答えて下さり、電話が繋がらないのも納得。甥が大学病院のドクターをしている義姉相談すると、直ぐに市販の抗原検査キットをもって来てくれた。
 昨日、日曜日は日中37度台の発熱と腹痛が続いたが、幸いにして月曜日の朝は平熱に戻り、病院のリモート診察の結果も前日の相談員の方が言われた通り「急性胃腸炎」と診断され、晴れてコロナ疑惑から解放された。くれぐれも皆様、お体ご自愛を。
 追伸、義姉からもらった抗原検査キット、昨日早速試してみたら陰性と判定結果が出た。精度はどこまで信用出来るかわからないが、大きな安心材料と自分にはなった。

 




奈良 春日大社萬葉植物園内の藤園にて

2021年04月18日 | 日記
 今年は、桜も早かったが此処春日大社内の藤の花も、私が記憶している40年余り以降一番早い開花だったと思う。境内の名木砂ずりの藤も4月9日頃開花した。以前、「今年は早いなぁ」と思った時でも例年より1週間早い15日頃であった。いつもならゴールデンウイーク中がベストな見頃を迎える。しかし、今年は藤園開園を予定されている24日(土)には、開化の早い品種は終わってしまってるのではないかと、関係者の方は心配されていた。尚、園内には20品種、約200本の藤が植えられていて遅い品種もあり、藤だけでは無く万葉植物も多数植えられているので十分に楽しめます。コロナ禍ではありますが晩春の古都奈良へいらしゃるのも一考かと。





昨日、生駒山上遊園地に行って来た

2021年04月04日 | 日記
 昨日4月3日、先月からの腰痛も少しはマシになり、ちょろちょろ動き回る孫の相手もまぁ出来るようになったので、孫を連れて生駒山上遊園地に行ってきた。午前中は曇って全く日が差さず、お昼ごろ少し日が差すという天気であった。孫の一人はまだ小さく大人の同乗求められることが多く、そのような時は妻にすべて任せ、私はもっぱら専属カメラマンとなった。この遊園地は、年少者をターゲットにし、何とかやっているという感じだ。なので大人は楽しめるような乗り物はないが、何と言っても海抜642mからの景観である。大阪と奈良の県境に位置し、両方の街の景観が楽しめる。ここからの大阪の夜景は素晴らしく、近くを通る信貴生駒スカイラインの展望所は、昔から車での夜間のデート・スポットである。昨日撮った昼間の大阪の街と祖父所有の昭和初期頃の生駒山上の写真を貼り付ける(昨日は曇っていて、それプラス霞んでいていい環境ではなかった。失礼)。
左は開園して間がないと思われるが、当時の乗り物は飛行塔(日本最古で今でもでも現役!)しかなく、公園のようになっていた。6枚程度此処の写真があったのだが行方不明。右は、あべのハルカスと天王寺方面。
手前の緑地は大阪城公園、奥は淀川河口と尼崎市、西宮市方面
 最後に、山上の桜は落花さかんでしたが、是非ともこの山上遊園地にこの春
遊びに行かれることをお勧めする。


「働かないアリに意義がある」を読んで

2021年03月27日 | 日記
 仕事と腰痛のためしばらく投稿意欲がわかず、久しぶりの投稿だ。腰痛で安静にしていた時、以前買ってあった未読の本(得意の積読で、多数休眠している)の中から、今の自分の姿が書かれているようなタイトルの本を選んだのが、この長谷川英祐著「働かないアリに意義がある」11年前の本で、早速読んでみた。
 この本の内容は簡単にいうとアリやハチなど特殊なコロニーを営む生物で真社会性生物と呼ばれる昆虫にスポットを当て、その集団の社会構造などを解説されている。「真社会性」という言葉や遺伝、進化論など生物学のむつかしい言葉が登場するが、私のような初学者でもわかりやすく解説され、章の最後には理解しやすいようにその章のまとめも書かれてる親切な本である。感想はというと、実に面白くそして興味深く最後まで読めた。先ず始めの章から働きアリは集団の2割しか働かず、7割は「ぼ~っ」としていて、1割は最後まで働かないと提起され、その理由を探られていく。そして、アリの社会から「群れ」の話、そして細胞の話に置き換えての癌の解説は目から鱗が落ち、最後は進化の不思議で締めくくられいる。文章力が貧弱のためダラダラと書いて、訳の分からない文になってきたので感想の「オチ」を書くことにする。この本の表紙の下に「身つまされる最新生物学」と書かれている通り、人間の男に生まれてまだよかった。でもないか・・・。
 追伸、この本を読んで中国という国を理解するのに大変役に立ったのを追記する。皆さんにもぜひ薦める良著である。(表題と下写真、京都琵琶湖疎水とインクラインH27.4)
 

雛祭り考:補記

2021年03月05日 | 日記
 3月5日となり、雛祭りを祝う3日を過ぎてしまったが、旧暦の3月3日に祝うため4月3日に行われる地方もあると聞く。実際4月3日の方が桃の花も咲き相応しいと思う。
 さて今日書きたい事は、近年マスメディアにて頻繁に目(耳)にする児童虐待の事件である。先回のブログにも書いたが雛祭りは子供(女子)の健やかな成長を祈る節句の行事を行い祝う日であるのに、悲しい悲惨な児童虐待の事件がメディアから流れている。私は以前より幼い子供が、事件に巻き込まれた報道がテレビから流れると、思わずチャンネルを変えてしまっている。昨日千葉県で起きた心愛さんの虐待死事件の父親の二審判決が出たが、あの事件の詳細を知った時はいい歳をしたオッサンが涙が止まらなかった。私も同じ年頃の孫がいるせいか、より思いが強くなる。心愛さんへの憐み、同情や加害者への憎しみそして如何ともし難いやるせなさ・・・。思い出すと今こうしていてもつい涙ぐむ。こういう事件を聞くとつい犯人以外に児童相談所等行政を攻めたくなる。多くの行政側の人は精一杯やって下さっていると思われるのだが、やり場のない怒りの吐け口が無いからつい行政側にあたってしまう。1300年も前に山上憶良が万葉集に「銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも 」(銀も金も宝石も、どんなええもんでも子供という宝に比べたら何でもあらへん:私訳)と歌っている。今はどうだろうか?物質的な文化の豊かさや便利さは当時より凄い発展しているが、心の豊かさはどうであろうか。子供は社会の宝と言ってはいるが、私の心の中いや、世間の人々の多くが先に書いたようにチャンネルを変えてしまうがごとく目を逸らしてしまっているのである。「国会よ、週刊誌ネタばかりやらないで、このような事が防げるよう議論せんかい!糞議員ども」。最後の締めくくりに「きけわだつみのこえ」を勝手に変えて使わせて頂く。嘆けるか 怒れるか はた黙だせるか(注:黙っているのか) 聞け親に殺(あや)められし わらべらの声を