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ちょっとおかしなIT屋さんの社長ブログ

毎日いろいろなことがあります。ITの技術的なことやビジネス的なこと、
そればかりではないいろいろな記事ブログです。

ナカヨ(NAKAYO)製IP-PBX、VoiceCaster「VC-SIP CⅡ」は使い勝手がいい!

2013-12-10 19:17:35 | 仕事
手頃で使い勝手の良いSIPサーバ!

ここ最近小型のコールセンターの導入が増えてきています。
コールセンターシステムの構築費用が下がって来ているのもあってインハウス化が進んでいます。

弊社のCTIパッケージ「CallNavi(コールナビ)」&「DirectNavi(ダイレクトナビ)」との連携導入が非常に増えてきています。

何しろ構築がしやすい上に、「VC-SIP C2」は 20C、50C、100Cと3タイプがあります。
20Cは20内線、50Cは50内線、100Cは100内線です。
ここ最近での弊社からの導入実績は、50C、100Cがあります。
価格が手ごろなのと、動きの軽さを考えると近い将来を見込んで50内線or100内線を選ぶのが賢い導入です。
単純に内線電話の数ではなく、ACDグループの数も加わりますので、多い方がいろいろなことができます。

弊社の「CallNavi」と連携してしまうと、本格的なコンタクトセンタが実現出来てしまいます。
小規模なのにここまでは大げさかもしれない機能が実現出来てしまいます。

回線は、光ネクストを直収出来ます。小規模であるとひかり電話のオフィスA(エース)を入れるケースが多くあります。
それと標準でINS64を2回線4chを収容できます。
INSボード追加で、4回線8chの収容が可能です。

つい先日はNTT西日本限定の光プレミアムオフィスタイプでしたがVG830iを経由してINSに変換し、
8ch32番号での回線のコンタクトセンターに導入しました。


導入間近の動作検証!

小規模コンタクトセンターへの導入に向けての動作検証中です。

写真

右奥に置いてあるのが、ナカヨ製「VC-SIP 100CⅡ」電話機は5台で動作検証、とりあえず回線は
INS64を2本接続しての検証、サーバー機には検証用なので、DBサーバ、CTIサーバ、ACDサーバ、IVRサーバ、通話録音サーバを同居しての動作検証です。

この構成、これがまた良く動く、今までのかなりの数を導入していますが、本当に止まらず動きます。

心配であれば、サーバは冗長化すればいいのです。

SIPサーバは?

これがこのナカヨ製「VC-SIP CⅡ」の優れているところです。
旧型製品では冗長化が組めなかったものの、この現行バージョンホットスタンバイでの冗長ができます。

このようなワンボックスタイプでのSIPサーバには珍しい機能が付いています。

正直、旧型の「SIP-30」では不安だった部分がいくつかあったのですが、完全に改善されています。

インハウスのコンタクトセンターでの導入には、間違いない選択です。

30席、50席もできますが、5席程度でシンプルにまとめるならこんな構成で十分です。



この構成、自信ありです。お勧めです。



ソーラパネル付き、コカコーラの自動販売機!

2013-12-10 14:56:47 | 出張-九州
福岡県うきは市の山奥にて!

先日、九州は福岡県の山奥のふきは市と言うところにコールセンターの設置作業に
行った時のことでした。

四方八方が山ばかりの小さな村にぽつりと自動販売機が立っています。

近寄ると何かが違う、東京でもいつも見慣れているようなコカコーラの自動販売機なのに・・・



なんと自動販売機の上にソーラーパネルが付いています。
珍しくてつい写真を撮ってしまいました。


太陽光の有効活用、素晴らしい!

コカコーラーのホームページを見ると
『ソーラーパネル搭載による蓄電で、“夜間照明の消費電力量ゼロ”を実現!』
とありました。

昼間にソーラーで蓄電し、夜の照明の電力量に当てるしくみです。
照明は消費電力を抑えるためにLEDにしているらしいです。

なかなか考えられたしくみに感心しました。
もう少し発電量が増えると更に発想が大きく広がるところです。

夏の太陽が当たり暑い時には、より冷たいコーラが飲みたくなる。
であれば、太陽の光が強ければ強いほど発電量が上がり、より冷やすことができる・・・
自動販売機の中の冷蔵庫に電力を与えればより冷えると言う単純な発想です。

冷蔵庫の仕組みと発電量のしくみを知らないのでこんな発想してしまいましたが・・・

でもこの発想は面白い!

九州地区は確かに太陽を非常に多く浴びる地域です。
ここ最近原発問題で揉めてる日本において太陽光の有効活用をもっと広げられたら素晴らしいと思う。

確かに太陽光は、かなり前から実用化されてきていると思いますが、もう一度考える必要があるかも知れませんね。太陽のエネルギーの現時点での限界があるのであれば、逆にそれを使う側の消費電力を抑えたり、
両者で考えることが必要でしょう。

その面ではLEDというものは、消費電力を抑えることにおいては非常に良いものと思います。



Let'Note CF-W8のHDDを1TBへ交換!

2013-12-09 18:09:57 | 仕事
時代と共に容量が変わる!

もう長年パソコンを使っているとハードィスクの容量ははいくらあっても足りなくなります。
私が使用しているノートPCは、PanasonicのLet'Noteです。
レッツノートは初代のものから購入し、もう6~7台めくらいになります。
その都度ハードディスクの容量は大きめにするのですが、最初は十分な容量と思いますが
あっと言う間に足りなくなります。

現在使用しているLet's Noteは、CF-W8のマイレッツ倶楽部仕様のものです。
CPUはIntel CORE 2 Duo 1.6GHz、HDDは250GB、メモリは4GBです。
OSは、一昨年だったかWindowsVistaからWindwos7proに変更しています。



このハードディスク、今では250GBでは全く足りず、外付けのHDDにバックアップを取りながら
空き容量を増やしながら使っています。

ここ最近のハードディスクの値段を見るとすごく安くなっています。
今回は、HSGT(日立グローバルストレージテクノロジーズ)の1.0TB、7200rpmのSATAハードディスクに交換することにしました。



現行が250GBだから4倍の容量になります。
これでストレスを溜めずに、容量を気にせず使えます。


意外と簡単にHDD交換ができます!

以前まで仕様していたレッツノートは電源も通常の物より低いのでピンを折り曲げて使うなどの工夫が必要でした。
それにHDDを交換するのに、あちらこちらのネジを試行錯誤しながら沢山外した記憶があります。
でもここ最近のものは、電話つも気にせず、ネジも4つ外すだけ、簡単に交換ができるようになっています。

HDDの中身をどう移動するのか?

これも昔はよく悩みました。しかし今はWindwos7には標準機能で十分交換できます。



用意するものは、新しく交換する1.0TBのハードディスク、これは8,000円くらいでした。
その他に現状のHDDのバックアップを取るUSBからのHDD、内蔵HDDが250GBだったので
320GBのHDDがあったのでそれを使いました。
後はCD-ROMを一枚です。

まずは、Windws7の「コントロールパネル」から「バックアップと復元」を選び、
「システムイメージの作成」です。
保存先のUSB外付けHDDを選択し、実行するだけです。
保存には、4~5時間掛りそうだったので、夜寝る前に実行し、朝起きたら完了というタイミングで行いました。

次に、「システム修復ディスクの作成」これは、CD-Rをセットして実行するだけです。
それが終わると、いよいよレッツノートのHDDの取り外し、インターネットで交換体験談を探し、ネジ4つ抜けばOKを知り、簡単にできました。



組み立て終わると、CR-ROMに焼いた「システム修復ディスク」で起動し、指示に従いながら、
復元をするだけですが、またここは4~5時間掛る感じでした。



復元が終わると、その時点では、元々のHDDの容量(250GB)しか設定されてないので、ボリュームを拡張(150GB)します。
これも簡単でした。



クィックフォーマットにすれば時間も掛らず、あっという間でした。



これで完了です。
1.0TB、安心して余裕で使えます。
これだけ簡単にできるとは技術の進化ですね。

ちょっと前まで、新しいレッツノートに買い替えるか?なんて悩んでいましたが
まだまだ、現役で使えます。
おそらくもうしばらくするとOSもWindwos8に入れ替えるんでしょう。


Wondwos8.1Proパソコン構築!

2013-12-09 16:36:52 | 仕事
増えるWindows8の問合せ!

ここ最近、来年春のWindowsXPのサポート終了もあって、パソコンの買替えの問い合わせがが多くなってきています。

弊社のCTI&CRMソフト「CallNavi(コールナビ)」の導入先の企業では、
WindowsXPからのお客様が非常に多くあります。

OSを入れ替えるとなると、まだ、Windwos7が推奨です。
Windows8の場合、操作性が違うのもありますが、OSそのものの安定性がやはりビジンスシーンでは
まだまだ気になるところです。

CTI(Computer Telephony Integration)を実現する場合、その電話機器の主装置と連動をするのに
そのインターフェース部分が、Windows8に対応しているかどうかが問題になってきます。

各電話機メーカーごとに対応済/未対応があるので弊社としてもまだ完全対応とは言い難いものです。


Windows8PCの購入

Windwos8マシンを購入しようかと思いましたがどうも予算が足りず、
今回は中古パソコンとOSを別々に買い、Windwos8.1Proパソコンを構築し動かしてみました。

今回、用意したパソコンは、「Panasonic Let's Note CF-T8」です。
HDDは160GB、メモリ2GB、CPUは、Intel CORE 2 Duo 1.4GHzです。
予算がないので、秋葉原で11,000円の中古です。
OSは、ダウンロード版のWindows8.1Proです。
合計で15,000円程度で構築出来ましたが十分な動きをします。
開発マシンとしても使えます。



OSはダウンロード版を購入したのでダウンロードして、DVDに焼きインストールしました。
インストールはスムーズに行えたのでそんなに苦労はしませんでした。



最初のスタート画面。画面は21インチの外部モニタにつなげてみました。
各種アプリケーションの起動方法が違い、どうも使い勝手が気になります。
デスクトップを表示しても、アプリの起動は操作性が気になります。




アプリには、Office製品をインストールしたのと、開発用には「Visual Studio 2010」をインストールし、
もちろんDBには、SQL Serverもインストールしてみました。
他にもいろいろなアプリを入れて検証中ですが、「まだ昔の資産、VB6.0で作られた弊社の製品(CallNavi)もあるので、「Visual Studio 6.0」も入れてみいました。
・・・残念ながらVB6はまだ上手く動かず、四苦八苦している途中です。



デスクトップ画面だと、いつも見慣れた感じで違和感は無くなります。


「CallNavi」のWindwos8対応!

Windwos8.1Proマシンが組み上がり、IP-PBX(SIP)版のCallNaviの動作検証をしてみました。



全く問題なく動きます。
IP-PBX版はメーカー毎のミドルウェアを使う訳でもないので、
問題なく動きます。

それはそうでうね。SIP(Session Initiation Protocol)は世界標準のプロトコルですから
OSに依存するものでもないですからね。


ここまでやる? IP-PBXの構成、「MOTシリーズ」SIPフル活用!

2013-11-21 13:11:30 | 仕事
フル活用構成!
オフィス24社製のMOTシリーズは非常に安定した製品です。
そこで弊社が今までに導入した実績からフル活用している構成を紹介したい。

それ故にこの性能の高さが理解できると思われます。



まずこの構成は、電話回線はINS64を10回線20chです。
この構成は、既に5年ほど動いており、規模も拡大傾向にあります。
もちろん回線を更に増やすことが可能ですし、内線電話も増設が可能です。

INS64回線を「MOT/PBX」本体で2本収納、残り8本は「MOT/BRI」ゲートウェイにて
1台2本×4台で8本収納、計10本を収納しています。

その他に「MOT/BRI」ゲートウェイを2台使っています。
これは、「MOT/PBX」と「SV7000」(NEC製)を接続するために使っています。
「MOT/BRI」にてINSに変換し、NEC製のゲートウェイに接続します。
そこから「SV7000」へ接続しています。
これにより、「MOT/PBX」配下の内線と「SV7000」の配下の内線通話が可能になります。

もうひとつ面白いのが、「MOT/ANG」ゲートウェイを使っていること、これはアナログに変換し
アナログ用の録音装置で録音をしています。


この構成の特徴は、「MOT/PBX」配下をVPNにより、コールセンターを拠点へ分割しています。
いわゆる「バーチャルコールセンター」と言うのでしょうか。
VPNでの接続配下は更にも拠点を増やすことも十分可能です。


東北の大震災の経験から!

更に面白いのは、データセンターに「DBサーバ」(データベース)と
「ACD/IVRサーバ」(呼分配と音声ガイダンス)のメインをデータセンターに置いていることです。
データセンターに置くことは、普通ですが各々のバックアップサーバをコールセンター内部に
配置していることです。
普通ならば、データセンター内にメインとバックアップを置くことが多いと思われますが、
やはり東北の大震災以降、このようなメインとバックアップを切り離すケースが多くなってきています。

万が一、VPNに障害が発生した場合、東北の大震災でも分かるようにインターネット回線がどこまで
信用できるか分からない、となるとVPNが切れた場合を予測せざる追えない状況になります。
この構成はVPNが切断されると、バックアップサーバに切り替わりコールセンター内部だけは動くことになります。

なかなか賢い考え方です。


「SIP」と「RTP」の経路に注意!

「SIP(Session Initiation Protocol)」は呼制御のパケットでありますが、「RTP(Real-Time Transport Protocol)」と
なると音声のパケットであり、そのトラフィックはケタ違いです。

ここで注意したいことがデータセンターにはACD(呼分配)とIVR(音声ガイダンス)がある。
RTP(Real-Time Transport Protocol)がどこを通るかにより、音声のトラフィックが気になるところです。
IVRを使用した場合は、データセンターにRTPも飛んでしまいます。しかし、通常は呼制御のみしかデータセンターには飛ばない事になります。
通話録音は、今回の場合CTIを実現する。各CTI端末PCにて通話録音を取っています。
この構成の特徴でもありますが、「拠点A」の構成を見ると通話録音サーバがあります。これは単純なNAS(Network Attached Storage)です。各PC(パソコン)で録音ファイルを圧縮し、この通話録音サーバ(NAS)へファイル転送しているのです。

データセンターへ設置する場合、通話のRTPまでもデータセンターを経由するのは、毎回考えものです。
回線自体をデータセンターへ引き込むのであればまだ良いのですが、拠点に回線を引き込み、データセンターにSIPサーバを設置し、そこで通話録音をとると往復のトラフィックが必要になります。
いろいろ考えた末の構成です。

しかし、この構成で全く問題なく動いていることは「MOTシリーズ」の高性能さを物語るものであります。