竹内結子さんや芸能人の自殺が相次いでいる。
平成15年をピークに日本の自殺率は低下しており、このままいけば、令和2年の自殺者数は前年を少し下回りそうだ。
時代の閉塞感という言葉が話題になって久しいが、今年のコロナによる自粛がさらに拍車をかける事態となった。
閉塞感とは、“自らを取り巻く状況を何とか打開しようと試みるものの、その状況を打開できずもがき苦しんでいる状態、先行きの見えない状態”と定義できる。
現代は、不透明な社会や未来に対し、多くの人々が「閉塞感」を感じている時代である。
コロナウィルスは、世界中に多くの災厄をもたらし、大混乱に陥れたが、怖いのはこれからだ。
自粛して家にいれば、家庭内の摩擦も増え、ストレスも増大する。
仕事は、人間関係がストレスになることもあるが、成功という果実を得ることもできる。
だが、長期間に渡り、家族と24時間接するだけでは、なかなか成功の果実を感じることは難しい。
有効な特効薬、ワクチンの早期開発こそが、以前の生活を取り戻す、まさに特効薬となるだろう。