フェズの迷宮(Fès el-Bali)を存分に楽しんだのと,ディルハムが底をつきそうだったので,そろそろモロッコを出ることにしました.
最近のひとり旅では,往復の飛行機以外は何も決めていません.
気に入った町に滞在する.
そして,満足・堪能したら,次の町へ...そんな気ままな旅をしています.
泊まるところは,男一人だったらなんとかなりますし,(オススメしませんが)空港のロビーや移動する電車の中はもちろん,街中のベンチでもいざとなったら眠れます.
ビルの隙間はいざという時(挟まれた時)に脱出しにくいのでオススメできません.
早朝のフェズ駅です.
フェズ駅発で,モロッコの海の玄関口タンジェまで効率よく行けそうな電車は,私の調査だと2:30,4:50,6:50,8:50,10:50,12:50,14:50,16:50のはず.
4:50発にギリギリ間に合うようにタクシー(10DH=140円)で来たのですが,この季節は運行していないとのことで次の6:50を待つことに.
駅前のカフェです.
駅での過ごし方は慣れてきました.
寝るか,次の目的地の調査か,お手紙です.
ここでしか出来ないことを・・・と考えて姪っ子にお手紙を書きました.
切手は15DH(=210円)とそこそこ高価です.
物価が日本の約5分の1と考えると・・・1,000円を超えています.
ここでもミントティーを飲みながらです.
ポットで欲しいと言ったら,このようなスタイルで提供してくれました.
言ってみると,案外対応してくれます.
そーっと注ぐとミントの葉っぱがコップに注がれなくて良いです.
6:50.
Topの写真のそこそこ綺麗な電車が来ました.
が,逆方向で,間違って乗ったらアルジェリアに向かいそうでした.
この馬力がありそうな古い電車が私の乗る電車です.
フェズからタンジェまでは直通ではなく,シディ・カセム(Sidi Kacem)で乗換えが必要と,車掌さんが教えてくれました.
海外で電車に乗る際は,検札があることが多く車掌さんと話す機会があります.
#改札がほとんどないため.
車掌とは積極的に話すことをオススメします.
季節柄の運行中止や臨時便を教えてくれますし,どこに行きたいかを告げることにより,周りの人も「この人はシディ・カセムで乗り換えたいんだな」ってわかってくれるので良いです.
#治安の悪い国だと行き先を教えないのも手でしょうが...
#よって,女性や子どもなどの側で「悪いことをしにくくする」環境作りは大事だと思います.
この電車の席はBOX席になっていたのと,周りの人は私の行き先を理解してくれたようなのでしばし睡眠.
車窓には遊牧民がいたり,草木の感じから,少しずつ,地中海性気候になる感じがします.
1時間30分ほどで乗り換えのシディ・カセム(Sidi Kacem)駅に到着.
周りが優しく起こしてくれました.
朝御飯を食べようと思って駅を出たのですが・・・なんにもない.
目の前に化学工場があるくらいで,お店なんてな~んにもないです.
駅にあるパン屋さん風の喫茶店は乗り換えのお客さんでごった返していたので,パン(3DH)とジュース(10DH)を買ってホームで食べることに.
線路に下りて遊んでいる人もいましたが,お構いなしです.
開放的で自由な駅でした.
電車が来ました.
これまた,強そうな電車です.
モロッコの鉄道はONCF(Office National des Chemins de Fer)が運行しています.
国鉄みたいなもんだと思います.
=鉄道運賃(すべてニ等車)=
・カサブランカ~ラバト:32DH(=約450円)
・ラバト~フェズ:76DH(=約1,050円)
・フェズ~タンジェ:97DH(=約1,350円)
#盗難とかが恐い方は,一等車(運賃は約1.5倍)のほうがオススメです.
フェズ~シディ・カセム:1時間20分
~~~待ち時間:1時間20分~~~
シディ・カセム~タンジェ:2時間55分
左手に大西洋を臨みながら,無事にタンジェ駅に到着です.
途中は,モロッコ人に囲まれて,フランス語のレッスンです.
モロッコの女子大生は多少英語を話せるようなので,通訳してもらいながら・・・
J'ai aimé.(ジェ エメ):楽しかったです.
でも,私の日本語から英語への変換がイマイチで,その英語をフランス語かアラビア語に訳してもらって・・・本来,日本語で伝えようと思っていたことが伝わったのか怪しいです.
タンジェ駅(Gara Tanger Ville)は,既にヨーロッパの香りがします.
20世紀前半にヨーロッパ資本が流れ込み,国際都市として繁栄した港町です.
ここから町中まで3kmほど.
タクシーで向かいました.
ここも乗り合いタクシーが基本で,入ってると若い子たちが平気で手を挙げて行き先を告げては乗り込んできます.
目的地間近,急な坂でタクシーがオーバーヒートして停まってしまいました.
船の出港時間が近かったので,急ぐように言った私の責任かな?って思いつつも・・・
見ててもすぐに直りそうになかったので,そこから歩くことにしました.
目的地まで下りだけで残り200mくらい.10分くらい乗りましたがタダ乗りでした.
浮いたお金で日差しの強い地中海対策としてサングラスを購入.
タンジェ周辺はスペインの植民地であったためか,白い家の町並みがが続き既にヨーロッパのようです.
スペイン語の看板が出てきたりします.
それもそのはずで,海の向こう14km先はスペインです.
スペインに渡るフェリーのチケットを購入しました.
デフォルトの表示はユーロ(Euro)です.
モロッコの通貨,ディルハムが残っていたので,残ったディルハム全部と不足分をユーロ建てでチケットを購入しました.
片道3,000円くらいです.(時間によって違うようです)
チケット売場を出たのが13:10.
そこで渡された最速のチケットが13:30発のフェリーです.
---memo---
From Tanger (Morocco) to Algeciras (Spain)
2,30 hrs.
---
トラックなど車両も数多く積載されるので,ここの港は巨大です.
クルーザーが停泊している海を横目にひたすら走ります.
もちろんモロッコからスペインに渡るので出国検査があります.
ここで,最近,日本人が止められるケースが良くあるそうです.
「空路で入った場合は空路で出る必要がある」とか「日本大使館に連絡する」とか・・・
だいたい30~60分程度で出国できるそうですが,私にはそんな暇はなかったので,難癖をつけてきた人にとっておきの4色ボールペンをあげたら黙ったので,スルっと抜けてきました.
Mitsubishiの4色ボールペンもなかなか威力があります.
#もちろん金品をあげる必要はないです.
桟橋まで走ると,まだ自動車が積まれてるところでした.
フェリーは出発時刻を30分遅れて出発.
ここで,この旅で初めて日本人と逢いました.
最近のひとり旅では,往復の飛行機以外は何も決めていません.
気に入った町に滞在する.
そして,満足・堪能したら,次の町へ...そんな気ままな旅をしています.
泊まるところは,男一人だったらなんとかなりますし,(オススメしませんが)空港のロビーや移動する電車の中はもちろん,街中のベンチでもいざとなったら眠れます.
ビルの隙間はいざという時(挟まれた時)に脱出しにくいのでオススメできません.
早朝のフェズ駅です.
フェズ駅発で,モロッコの海の玄関口タンジェまで効率よく行けそうな電車は,私の調査だと2:30,4:50,6:50,8:50,10:50,12:50,14:50,16:50のはず.
4:50発にギリギリ間に合うようにタクシー(10DH=140円)で来たのですが,この季節は運行していないとのことで次の6:50を待つことに.
駅前のカフェです.
駅での過ごし方は慣れてきました.
寝るか,次の目的地の調査か,お手紙です.
ここでしか出来ないことを・・・と考えて姪っ子にお手紙を書きました.
切手は15DH(=210円)とそこそこ高価です.
物価が日本の約5分の1と考えると・・・1,000円を超えています.
ここでもミントティーを飲みながらです.
ポットで欲しいと言ったら,このようなスタイルで提供してくれました.
言ってみると,案外対応してくれます.
そーっと注ぐとミントの葉っぱがコップに注がれなくて良いです.
6:50.
Topの写真のそこそこ綺麗な電車が来ました.
が,逆方向で,間違って乗ったらアルジェリアに向かいそうでした.
この馬力がありそうな古い電車が私の乗る電車です.
フェズからタンジェまでは直通ではなく,シディ・カセム(Sidi Kacem)で乗換えが必要と,車掌さんが教えてくれました.
海外で電車に乗る際は,検札があることが多く車掌さんと話す機会があります.
#改札がほとんどないため.
車掌とは積極的に話すことをオススメします.
季節柄の運行中止や臨時便を教えてくれますし,どこに行きたいかを告げることにより,周りの人も「この人はシディ・カセムで乗り換えたいんだな」ってわかってくれるので良いです.
#治安の悪い国だと行き先を教えないのも手でしょうが...
#よって,女性や子どもなどの側で「悪いことをしにくくする」環境作りは大事だと思います.
この電車の席はBOX席になっていたのと,周りの人は私の行き先を理解してくれたようなのでしばし睡眠.
車窓には遊牧民がいたり,草木の感じから,少しずつ,地中海性気候になる感じがします.
1時間30分ほどで乗り換えのシディ・カセム(Sidi Kacem)駅に到着.
周りが優しく起こしてくれました.
朝御飯を食べようと思って駅を出たのですが・・・なんにもない.
目の前に化学工場があるくらいで,お店なんてな~んにもないです.
駅にあるパン屋さん風の喫茶店は乗り換えのお客さんでごった返していたので,パン(3DH)とジュース(10DH)を買ってホームで食べることに.
線路に下りて遊んでいる人もいましたが,お構いなしです.
開放的で自由な駅でした.
電車が来ました.
これまた,強そうな電車です.
モロッコの鉄道はONCF(Office National des Chemins de Fer)が運行しています.
国鉄みたいなもんだと思います.
=鉄道運賃(すべてニ等車)=
・カサブランカ~ラバト:32DH(=約450円)
・ラバト~フェズ:76DH(=約1,050円)
・フェズ~タンジェ:97DH(=約1,350円)
#盗難とかが恐い方は,一等車(運賃は約1.5倍)のほうがオススメです.
フェズ~シディ・カセム:1時間20分
~~~待ち時間:1時間20分~~~
シディ・カセム~タンジェ:2時間55分
左手に大西洋を臨みながら,無事にタンジェ駅に到着です.
途中は,モロッコ人に囲まれて,フランス語のレッスンです.
モロッコの女子大生は多少英語を話せるようなので,通訳してもらいながら・・・
J'ai aimé.(ジェ エメ):楽しかったです.
でも,私の日本語から英語への変換がイマイチで,その英語をフランス語かアラビア語に訳してもらって・・・本来,日本語で伝えようと思っていたことが伝わったのか怪しいです.
タンジェ駅(Gara Tanger Ville)は,既にヨーロッパの香りがします.
20世紀前半にヨーロッパ資本が流れ込み,国際都市として繁栄した港町です.
ここから町中まで3kmほど.
タクシーで向かいました.
ここも乗り合いタクシーが基本で,入ってると若い子たちが平気で手を挙げて行き先を告げては乗り込んできます.
目的地間近,急な坂でタクシーがオーバーヒートして停まってしまいました.
船の出港時間が近かったので,急ぐように言った私の責任かな?って思いつつも・・・
見ててもすぐに直りそうになかったので,そこから歩くことにしました.
目的地まで下りだけで残り200mくらい.10分くらい乗りましたがタダ乗りでした.
浮いたお金で日差しの強い地中海対策としてサングラスを購入.
タンジェ周辺はスペインの植民地であったためか,白い家の町並みがが続き既にヨーロッパのようです.
スペイン語の看板が出てきたりします.
それもそのはずで,海の向こう14km先はスペインです.
スペインに渡るフェリーのチケットを購入しました.
デフォルトの表示はユーロ(Euro)です.
モロッコの通貨,ディルハムが残っていたので,残ったディルハム全部と不足分をユーロ建てでチケットを購入しました.
片道3,000円くらいです.(時間によって違うようです)
チケット売場を出たのが13:10.
そこで渡された最速のチケットが13:30発のフェリーです.
---memo---
From Tanger (Morocco) to Algeciras (Spain)
2,30 hrs.
---
トラックなど車両も数多く積載されるので,ここの港は巨大です.
クルーザーが停泊している海を横目にひたすら走ります.
もちろんモロッコからスペインに渡るので出国検査があります.
ここで,最近,日本人が止められるケースが良くあるそうです.
「空路で入った場合は空路で出る必要がある」とか「日本大使館に連絡する」とか・・・
だいたい30~60分程度で出国できるそうですが,私にはそんな暇はなかったので,難癖をつけてきた人にとっておきの4色ボールペンをあげたら黙ったので,スルっと抜けてきました.
Mitsubishiの4色ボールペンもなかなか威力があります.
#もちろん金品をあげる必要はないです.
桟橋まで走ると,まだ自動車が積まれてるところでした.
フェリーは出発時刻を30分遅れて出発.
ここで,この旅で初めて日本人と逢いました.
学生時代の卒業旅行を思い出します
それにしても無謀?というか、ワイルドですね
学生時代は知的な感じをうりにしていたような・・・気のせいかな?(あたしがそう感じていただけかな?)
ところで、最近、ブログばっかりで、論文は書いてないのかな?
また知的な一面も見せてくださいね
知的なのをウリにしていたつもりはありませんが,醸し出ていたのであれば本望です
論文についてですが,サッパリです
1年くらい前に共著で研究会に投稿したくらいで・・・なかなか実務で論文を書く機会はなさそうです