つれづれ日記~竹河せりかの日常風景~

同人情報や旅行記など、日々の出来事を綴っていきます。

植物の話25・歴史に残った花

2006-10-30 22:40:37 | 植物
・・・今週末の職場のイベントの準備で、月曜にして
すでにへろへろ・・・。
だんだん体力がなくなってきますね。
さて、久しぶりの“植物話”であります。

職場の敷地内には、漢方の診療所があり
小さいながらも、薬草園が付属しています。
色々な薬草(及び毒草(汗))が植えられていますが
その中でも、ちょっと珍しいのがコレ。

Datyura

ダチュラ、別名・朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)。
ナス科の一年草です。
「朝鮮」という別名ですが、熱帯アジア原産。
全草にアルカロイドを含み、猛毒ですが・・・。
「毒も少量であれば薬」なので
漢方薬の材料となっている植物です。
日本へは、江戸時代に持ち込まれたようです。

写真の花は、江戸時代の医師・華岡青洲
日本初の麻酔薬として使用した、その朝鮮朝顔の末裔だそうです。

現在、花が満開状態なのですが、このまま種ができずに枯れて
しまったら、どうしよう・・・と関係者の方は心配しています(汗)
(寒さに弱いので・・・)。

華岡青洲については、コチラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E5%B2%A1%E9%9D%92%E6%B4%B2

ちなみに、園芸植物として人気がある「エンジェルトランペット」も
ダチュラの一種です。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
華岡青洲はドラマを見て、こんな苦労が…>涙 (いがらし)
2006-10-31 14:21:41
華岡青洲はドラマを見て、こんな苦労が…>涙
(どちらかと言うと奥さんが気の毒でしたが)
と、教科書でしか知らなかった物がテレビで見れることに随分感動した覚えがあります。

ダチュラ。
ぱっと目、普通のなすの花のようにも見えますが、猛毒とは…。

種が豊作になりますよう、陰ながらお祈りしております。
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