あなたには、はっきり自覚できる老化現象がありますか?
もし、あなたの身体に1ヶ所でも老化現象が
(それが肌か、頭髪か、生活習慣病かを問わずに)あるならば、
それがいずれ他の部分に広がっていくのも時間の問題かもしれません。
また既にいろいろな現象が一緒に身体の
あちらこちらに現われている人もあるでしょう。
身体に現われるいくつもの老化現象はひとつに
つながっているのかも知れません。
その根本の部分の活性を保っておけば、
老化現象は現われてこないのかも知れないのです。
その根本を支配しているものの一つが核酸なのです。
1953年に20世紀最大の発見と言ってもいいほどの
重大な発見がされました。
それはワトソンとクリックという二人の学者が、
細胞の中の核酸(DNA)の分子構造を明らかにしたのです。
二人はこの功績で論文発表後わずか9年という驚くべき早さで
1963年にノーベル賞を受賞しています。
最近の遺伝子工学や遺伝子治療の素晴らしい
発展は全てこの素晴らしい発見が基になっているのです。
核酸は、あらゆる生物の細胞の中にあって、
遺伝子の本体として、細胞の分裂、成長、
エネルギー生産のいっさいをコントロールし、
生命の誕生から老化、死滅までを支配しているのです。
核酸は私たちの生命の根源物質と言えるかもしれません。
核酸は一般に食品に含まれるため、
食事から摂取することができる栄養成分です。
酵母や鮭の白子、煮干しなどの魚類、
豆類やレバー・鶏肉、干し椎茸や
ホウレンソウなども核酸を多く含みます。
中でも鮭の白子・煮干し・ちりめんじゃこ・きな粉などは、
とても多く含まれています。
ただ毎日摂取するのは意外に難しいものです。
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