残念な事ですが、こういう事も起こってしまうのです。。。

今日 スタッフより聞いた話なんですが、
わが社が 入居している工業団地（日系企業の集合体）の中の1つの企業

その一つの企業の日本人駐在者の方が お亡くなりになったみたいです。
事情は、まだ詳しくわかっていません。
いつも来る筈の時間に 来ていないので、会社のスタッフが、不審に思って、部屋を訪ねたら
お亡くなりになっていた　という事のようです。

少ない情報から　ですが・・・
〇 毎朝7時頃に出社 毎日5時に タクシー呼んで 帰宅
〇 殆どが 日本本社に向けての販売で、円安の関係も有るのか 仕事が 殆ど無い状態だった。
〇 あまり会社内でも話をする人ではなく、他の会社の駐在者とも付き合いが 有る人じゃなかった。
〇 足を怪我されていた模様で、行動範囲は、かなり狭かった。
〇 コロナの関係で、容易に帰国も出来ず、という状態だった。

もしかしたら 様々なストレスや不安、孤独感

　　　　　　　　　　　　　　　　

そういうのを 溜め込んでいたのかもしれません。
駐在者が 陥りやすい 心の病を 抱えていたかもしれません。

また、何かの病気に罹っていたけど
病院にも行けない　病院に行っても対応が出来ない
そういう事から 帰国してから しっかり治そう　とか　薬を持って帰って来よう
とか 思っていたのが、コロナのせいで、帰国が出来ず・・・
という事も有ったのかもしれません。


私が、こちらに赴任してから　こうしてお亡くなりになった方
自死も含めて、5人くらいかな？？　結構そういう事 有ってしまうんです。

日本に家族がいて 仲間がいて 仕事もバリバリ 家族とも仲良くやっていた
そういう人が 中国に 単身赴任して、言葉も通じない 色々な勝手が違う　気の合う仲間もいない　家族もいない
そういう状況で、忙しければ、案外 そういうのも感じないまま 時間が過ぎて行く というのは、有りますが
これが、業績が落ち、暇になって、普段考えないような事まで 考えてしまって、悩んだり、不安になったり
そういう時に 支えてくれる人も ストレス発散させてくれる何かもない
となると 病気になっちゃいます。。。

ましては、このコロナ　閉塞感が 普通より酷いでしょうから
簡単に食事も行けないとか 毎日PCR検査に出掛けなきゃいけないとか
ドンドン落ち込む事が 増えてしまいます。


私の様な チャランポランな能天気人間は、問題ないんでしょうが
やはり突き詰めて行かなきゃ我慢出来ない人とかは、特に このいい加減な状態で進んで行く中国という国には 合わないんでしょう。


やっぱり・・・

　　　　　

友人と羽目を外したり 愚痴言い合ったり、そんなストレス発散が、必要

そして・・・
家族の支え　家庭のぬくもり　そういうのが、一番大切なんでしょうね。



それと・・・
お亡くなりになった後の亡骸
ご遺体を 日本に 家族の元に 返すのが、これまた大変みたいです。

こちらで 骨にするのか？？　葬式はどうするのか？？
家族が来るのも 今は、大変です。隔離期間 短くなったと言っても 5日＋3日必要です。
そして、何もわからないご家族が来ても 何も出来ませんし・・・
この会社 わが社と同じで、日本人駐在者は、たった一人だったみたいですし・・・