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あさくささくさく

06年2月、浅草にひっこしてきた。

ゆきゆきて伊勢

2008-10-20 22:18:34 | 
玉子伊勢うどんⅠ、雨中行軍、宴(伊勢海老、姫さざえ、かつおのたたき、大喜ペパーミントグリーン)、めはりおにぎり、帰宿(タイル張りのお風呂Ⅰ、おそろいの赤いタオル、ころがるゴミ箱、誉の陣太鼓、缶チューハイ)、闇、黎明、夜露、森、玉砂利、朝のあいさつ、モダンな鳥居、榊、足音、朝もや、もりもりの木、高い空、遠足、鵜、フランス料理屋、猿田彦神社、赤福5時開店、宇治橋、朝日、長くて広い道、ゴージャス&ファンキー白鶏団、五十鈴川、御手洗のシカ、エッジの利いた鳥居、高い木、大きな木、木漏れ日、草履の鼻緒、おはようございます、白い帳、清澄、風、空、なみだ、庭師さん、神官たちの談笑、来年の暦、お守り、陶の丑、菊の御紋の御菓子、赤福とお茶、踊り奉納大行進(車椅子に乗ったおじいさん、おじさん、おねえさん、日本津々浦々の法被、着物、長い長い列、見物されているのはわたしたち、お兄さん、こども)、タクシー(神嘗祭、新米はかみさまから、550億円、いろんな宗教、やさしい伊勢弁)、商店街(はきもの屋のすてきなおねえさん、せともの屋のおじいさん、白くてちいさな器みっつ、お茶碗ふたつ、湯冷ましひとつ、店をゆさぶりそうなあやしいおじさん《撃退》、桃色の陶の風鈴ひとつ《おまけ》)、玉子伊勢うどんⅡ、バス、横丁ぶらぶら、煙管、招き猫、伊勢もめん、五十鈴川、フットライト、御塩、休憩中のお坊さん、日焼け、お伊勢参り記念しゃもじ、真珠漬、バス、タクシー、帰宿(タイルのお風呂Ⅱ、赤ツバキ白ツバキ、お好みタオル、絶妙な食事、ビール2本、お銚子2本、やわいご飯、9時就寝、朝熊山555メートル、階段のある裏通り、大岩みっつ、小学生、リュックサック、遠足、卵焼き、冬瓜のそぼろあんかけ、地酒の約束)、タクシー、おりたたみ式えもんかけ、酒ケーキ、おひがし、新幹線、モルツ。

伊勢はすばらしいところだった。きらきらぴかぴかな気持ちになった。味噌としょうゆとだし、伊勢うどんが恋いしうて恋いしうて。

ぎおん

2008-05-07 02:49:33 | 
朝5時から京都散策。午前中に2箇所まわって行き先も見ずに乗りこんだバス。祇園で降りて、古美術の店が並ぶ路地をうろうろしていたら、軒先で、ほおづえついてガラス鉢のなかの金魚を眺めている古ぎれ屋さんのおねえさんがいた。髪は白黒五分五分、あざやかなショートのそのひとにこのあたりで美容院ありませんか、と訊くと、道をちょっと戻ったところにある、とおしえてくれた。そのとおりに行って店先でふりかえれば、そこそこ!とばかりに笑顔で大きくうなづくおねえさん。

美容院に入ると、これまたいいニュアンスのボブの女の人。丹念にシャンプーをして、髪を切ってくれながら、ビジンは肌だ、ミリョクとはこれ、目の輝きだ!と心身とも困憊しているわたしを励ますように意気軒昂。女優のKさんとオシゴトしたときにね、“きのうはお酒をたくさん飲んじゃったから、きょうは色っぽい眉にしよう”って言うわけよ。わたしは髪の担当だったから、色っぽい眉ってどうするのかなァって思ってできあがった眉を見たら、いつもと変わんないの! つまり、キモチよキモチ!!! キモチがだいじなのよ~だそうである。

あたし4時20分にはココを出たいのよね(だから早くしてよね)、とプレッシャーをかけてくるホステスさんたちに生返事をしながら、美容師さんはゆきずりのわたしのアタマを扱う手をゆるめず、ハウツーブローのレクチャーさえ交えながら結婚式用のセットアップ。のみならず、化粧直しのためにタオルやおすすめのクレンジングを使わせてくれて、着替えの部屋もあけてくれた、っていうのに、ろくにお代もとりゃしない。また来ることがあれば寄ってネ、ってな口上をいただいて半ば呆然とし、祇園ラブ。

金ヶ崎が恋しい

2006-11-20 03:48:42 | 
金ヶ崎の、うるうるした紅葉が見たい。
たった5日しか経っていないのに、もうあの赤が恋しい。あの柔らかな空気が恋しい。

2度目の岩手、2泊3日の旅はすばらしかった。
車を走らせれば右も左もリンゴリンゴリンゴ、
吊るし柿に干し大根に、屋敷林(エグネ)に田んぼ。
観光の王道を張って、中尊寺金色堂や毛越寺、崖に仏様が彫ってある達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう、延暦廿年坂上田村麿公創建
にも参って
夜は温泉、朝からリンゴもぎ、銀杏ひろい、
朝から晩までごちそう三昧の遊蕩三昧
どこで食べてもお米がやたらめったらおいしかったなぁ。

なによりも、あの水気たっぷりの紅葉が忘れられない。
「あと1ヶ月早かったら…」「1週間前だったらもっとよかったのに」
みんな口々にそう言ったけど、そんなこと信じられないくらいに
みずみずしい赤、透明な黄、少し残った緑は若い青。
声高じゃないのにものすごくつややかな色。嘘のようなグラデーション。
木の高さ。遠くの山にふりつもった雪。わすれられない。

出会うヒトビトの肌のうつくしさったらこの上ないもんだ、
女の人たちはことごとく顔立ちも綺麗で、誰であれ、似た女優さんをすぐに思い浮かべた。
皆穏やかで朗らかで、芯はしっかりとつよそうで
その口から聞こえてくるやわらかな東北の方言が、なんとも言えずよかった。
ものすごく惹きつけられた。いろっぽいんだよ。

初雪が降ったあとの朝、つめたいのにあたたかい、水気をふくんだあの空気、
わたしが見たものはすべて、あの空気のなかから生まれてきたもの。
わたしがあそこに行ったら、どうなるだろう。
ものすごく、金ヶ崎を気に入ってしまった。
こんなに惚れこむなんてはずじゃなかったのに!!!

本屋と棚とパリと耳

2006-10-02 04:09:25 | 
雨宿りに書店に入って棚を一巡する。銀座の旭屋書店はワンフロアなのに硬軟バランスが良い気がして好きだ。前に、ここで『無限の本』を見つけた。翻訳文ってことも忘れて、すごくおもしろく読んだ。門外漢だった世界の知識を入れると、日常の感覚が伸びていく感じがする。受験英語が意外に世界で役立つような感じ。理系の頭を持っている人は、女性性を多分に持っている男のひとがもてるのと一緒で、けっきょく鍛え方で文系のものにも手を広げられるからなぁ。生活に、理路整然を持ち込んで咀嚼できるのが素敵だ。好きな本屋にいると財布の中身を忘れて真剣に物色してしまうのが困る。みすず書房は高くて泣ける。

日曜の昼間でお客は少なめなのに、抜き取られたあとの本があちこちで崩れていた。気がつくたびに揃えていって気がついた。元凶は、平積みの隙間に、背が天を向くように立てられた本(棚に立てる通常の向きから、90度本が前のめりになる感じ)。1冊でも売れると、すぐに均衡がくずれる。この崩れっぷりは浅草の本屋でも見たことがある。本が傷まないかとすごく気になる。実際、背表紙がたわんでいるのを見ると悲しくなる。自宅ではハードカバーと文庫ないまぜの平積み22段にCDをさらに2枚上手に挟んでミルフィーユ本棚をつくっている私が。今数えてびっくりした。

『木村伊兵衛のパリ』は、無色透明セロファンできっちりキャラメル包みになっていた。装丁家は函を大事にされてよろこぶかもしれないけれど、中身を見たい。というか欲しい。1年前ならひょいっと買ってたか、いや、2年前なら…目が向いてないか。いつだったか、小さな本屋で、海外の、石の街を写した、文字がうるさくない、でっかい写真集はないかと探したけど、ひっかかるのが何もなくてがっかりした。葉祥明という絵本作家が「誰もが、広い所が好きなんだ、だから自分の絵に入りこめるんだろう」って書いていたけど、そゆことなのかもしれん。フジロックとか、野外で食べるご飯がいちばんすき。それを果たせず、自室で眺めたくなるでかい写真集。ひょっとして木村伊兵衛とか買うのわたし?え?まじ?いつ?まじ?そういえば、どうしてわたしは写真をめったに撮らないのか。

BGMにクラシックが流れていた。そこに時々「ピヨーン」とか「プーン」とか、細く丸くて白い直線ぽい音がまじる。どっかの子供が笛でも吹いてんのか、ピヨピヨサンダルでも履いてるのかとおもったけど、子供の気配がない、この場から出てる音じゃない。最初は雑音に感じてたのが、だんだんおもしろくなってくる。気になりながら棚を攻めていたら、モダンジャズの特設コーナーに灰色の野暮ったいCDラジカセがあった。マイルス・デイビスのCDをかけてた。

私は好きなんだ。マイルス・デイビスも好きだけど、違う音楽をいっぺんに流したのが耳に入るのが好き。違う音楽がいっぺんに流れると、耳がただのトンネルになって、音が手みたいに入り込んでいって、脳味噌に右手と左手で音を塗りつけてウォッシュ、ってゆ感じだ。メロディから、音otoに還元されて脳味噌に塗られるというか。美容師さんにシャンプーしてもらうみたいな気持ちよさ。しばらく、そのコーナーに立って気持ちよくてボーゼンとした。

何年か前、いちばん最初にその感覚を味わって鳥肌が立ったのは、音楽をかけながら電話をかけて、先方が保留音に切りかわって右耳と左耳から違う音楽が滂沱と流れ込んできたとき。大きさの違う右内耳歯車と左内耳歯車が、ギッチリガシギッチリガシって脳内でかみ合っていく感じだった。
今まででいちばん感動したのは、忌野清志郎と、超美男ピアニストのユンディ・リが弾くショパンをあわせたとき。音って何だろう。聴こえるって何だろう。来月ベルリンフィルとユンディ・リが共演するけど1曲はモーツァルトが入るってゆので渋っている。たぶん行かないだろ。

都築響一キング、歩くセンス。都築響一が参加してた、あの、ファッションブック、75ユーロを払えんくてあきらめたところに、目の前の日本人がカードで買っていくのを見た、1年前のあれは、あー。都築響一はまだwikiに入っていない。

みんなこども

2005-10-04 01:43:35 | 
海老名のインターチェンジで、桜海老のかき揚げそばをいただく
かっこつけてないのに、じんわりおいしい
富士宮をでたあとに、富士宮はやきそばが名物だったと知る
食べてないのできゅんとしますですよ

産婦人科のお医者さんふたりのドキュメンタリーをみて、そのへんの命の話とあたしの今とは、けっしてまったく脈略のない話ではないのだとおもう。あたしもそうやって生まれてきたんだ、とおもう。

2週間の旅行のあいだにずいぶん手紙を出した、その返事が東京のあたしの部屋にひょろひょろ飛んでくる。誰かに言葉を投げる、それを受けたひとから声をもらう、あたしの思い以上想像以上におおきなものをもらう。

エイミーマン、かっこいい女!
笑顔をむやみにつくらないから、彼女が笑うと、
ステージの下にいるじぶん(たち)が、何かとってもいいことを
した気分になる
はじめ、アラぬるいかしら?とおもったけど、
きいてくうちに勝手になみだがでた
ストーリーということについてかんがえた
すてきな人と音楽を知った!
それにしても彼女はきれいなカラダだったなぁ
あんなにかっこよく痩せた女は初めてみた
DGってドルチェアンドガッバーナのことかね?

朝霧の収穫、チーズとエイミーマンとMO'SOME TONEBENDERと琉球ディスコ。(チーズは言うに及ばず。あの人たちは野外フェスの似合うバンド1位です。モーサムは明太ロックなのか?ひじょうによろしかったァ。博多弁にもしびれたし。ビリビリ

朝霧!

2005-10-01 06:16:25 | 
湯の原温泉というところで
温泉に入って、塩のお湯でからだぷかぷかさせてかなりあそんだりして、
そんでビールを飲んで、ねむるところ。

…せかいじゅうの幸せが、あつまっているようです!

(と書いたところで、背後でマッサージ機にミを任せた学生が
その仲間をさして
「こいつってばカネ、カネ、セックス、カネ、セックスだよ」
という。
別にいいけどさ。

アートアーツアーティスト

2005-09-25 06:43:35 | 
いつだって、自分のいる場所がいちばんすき

ドーパミンと怒りとは同じステージにあるのかもしれないとおもう
むかしすごくすてきなことのあとに男にあんたやばいねと言ったら
それっていい意味?
と尋ねられたことがあるけれど
それとおんなじよ、あまりにおもしろかったり気持ちよかったりカンドウしたりすると怒りにも似たきぶんで胸がふくれる
怒りとはいっても、もちろん自分を否定することとは違うわよ

国境なんていう狭義じゃなくて、「世界」はボーダレスだと感じるにつけ、
あぁまだまだ生きていける、とおもう
整理整頓、カテゴリー分け、のいずれもとにかく不得手ですけど
じぶんの歩く道に名前をつけるならeditとなる
(あーシンディ・シャーマンだいすき
あたしには絵心の欠片もないのに
気がつけば絶えず美術のそばにいて、
まったく前世でどんな功徳をつんだか、
いつだって自分が身をおいている幸福というものは到底信じがたい

きょうベリーショートの女4人組を見た
刈り込んでやれとおもった
すごくうつくしかった
顔かたちじゃなかったはず
レズだったはず

いつかは世界を包装してしまおうとおもってきた
だから、世界中の点と点をむすんで糸をかけていくように、
手紙を書き送る
でもね、そろそろ言葉じゃ足りなくなってきたんだよ
だから包装を開始する

美術学校に隣接された店に
目もくらむようなまぶしい本の数々と、そりゃァうつくしいアクセサリー、カトラリーなどなどが並んでいてうっとりした
長逗留こそすれ、いかんせん金はないのだ
あたしの気に入りのイアリングをしてこなかったことを猛烈に後悔しつつ、
なんとか買える本を1冊もってレジにならぶ
日本人とおぼしきコテコテオシャレな先客は、
あたしが指をくわえてずずずずっと読んでいた75ユーロのスクラップ風ファッション図鑑(都築響一も編集で参加
をスマートにカードで買いやがった
かちーん
でもいいもんね、あたしだって吟味に吟味をかさねたとっときの本を買ったもんね
おぼえてろ!

時に、ひとりの酒は愉快ダ

キリンジ

2005-09-21 05:35:56 | 
キリンジ好きだー

わざと迷子になったつもりで
その規模が予想をこえるとこれは事故だと感じるぜ
抱える荷物を自分でわざわざふやしてひぃふぅ言って
そしてきまって最後はちゃんと目的地にたどりつくのだから
これからもずっときっとこんなふうに進むときめたんだぜ

あのくにもかのくにもかわらない
空はここからここにまでつづいていて
あたしなんて音と色のヴァリエーションを呼吸するだけなんだぜ
きっと
(へたな感傷で生活の窓をくもらす
ゆるせ、ゆるせよ
月が赤いのだよ

二泊三日の沖縄の空には黙し沈んだあたしが
音楽と人のおかげできょうも元気にあるいている
あたたかなものの前でしおれている
輪郭のないものの前に膝を折って
こうべをたれておりますです

キリンジぃ
ときに泣かすなぁ

でっかいフネ

2005-08-28 03:17:38 | 
はようございます。
朝8時から夜8時まで、スニーカー履きのごりごり観光客をやって
むちゃくちゃ焼けました
首からバケツをぶらさげているような日焼けのあとができました

横須賀駅直前のトンネルを抜けると
ひらけた視界にグレーの戦艦がドーンドーンドーンドーンドーンドーンドーンドーン(8隻)
びっくりしたらばたまたまヨコスカサマーフェスタをやってるとかで
予定を変更して海上自衛隊のフネの中を見物してきました

南極アイスブレーカー(砕氷艦)しらせ
で南極の氷をさわり(2万年前の空気がぷちぷちいっていた
白い詰襟に帽子をかぶって写真まで撮ってしまった
護衛艦はたかぜ、きりしま、おおなみ
実際の魚雷発射管とか5インチ単装速射砲とか、張りだされた戦艦の配置表にある「戦闘」という単語とか
この先に照準としているヒトがいるなんて
と考えてしまいあたまのなかが混乱した
あたしの伯父は、海軍の飛行士で、沖縄の海で死にましたから
じぶんが軍備施設に近づくことなんてないと思ってた
白い制服に身をつつんだ自衛官のひと何人かとしゃべりましたらおもしろかった
お坊さんと目の色が似ているなぁとおもいました
ラッパを吹くひともいました
潜水艦はぶきみでした
未来の自衛官である中高生のみ、内部閲覧OKなのだそうでした
どの程度もぐれる潜水艦なのか外から見てもわからないように、
水面に頭をだす高さが決まっているそうです
ヘリがかっこよかった 御巣鷹山での日航ジャンボ機墜落事故で女の子を救助したヘリの映像をおもいだしました

芝生の上で遠くのフネや空母を眺めながら
連れのつくってきた塩おにぎりをむしゃむしゃ食す
戦艦のグレーは、息のつまるような白を混ぜこんだグレーで
とっても象徴的な色だとおもいました
そのあとに巡った鎌倉の緑をいっそう美しく感じました
由比ガ浜では潮のにおいを久々にかぎましたの

帰って、態なくねむりこけて、あわてておふろに入ったら目目がさえる
あしたからの旅行をキャンセルしたので
あしたはたまった仕事をこなす日曜日です

生二丁

2005-08-11 00:06:37 | 
大阪に着いてわたしが電車からおりた数分後
落雷でその電車がストップしてしもたのです
大阪の地から歓迎されているのだと理解した

仕事で会った人にお好み焼きを食べたいと交渉して、
しっかり食べ呆ける。ンまーーーイ
しかしまったく、
わたしの胃腸は昨今ふがいなくて
ひとつをきれいに食べきることができなんだ。
実にふがいない。ふがいない
(最近はアイスコーヒーが飲めない。アイスクリームなんて腰ひける

んで、雪辱を晴らすのと仕事ぬかり防止とをにらんで、
店を替えてきちんと飲みほうける。
飲み足りない!
電車なくなりそうだったのでやむなく解散。

その人とさいならして、今度はなかよしのおうちへゴー。
おつきあいで少々お酒をたしなむ。
また相手がエキゾチック美人なので、すすみます。
 「眺めれば眺めるほどうつくしいナあンタ…」
と言ったら
 「でも、ときどき飽きるよ」
とぬかしおった。美しいからゆるす。
朝方にやっとふとんに入って即寝爆睡。グゥ

大阪滞在はおよそ16時間でしたが、
2人のひととおなかいっぱいしゃべれて満足。
手紙よりメールより、生がええのう。

京都大学

2005-06-20 00:22:51 | 
FLYを追って、京都の野外フェスに行ってきた
ひとさまの運転する車で京都入り
かの地を踏むのは1~2年ぶり

野外フェスですから、砂まみれ汗まみれの時間は想定内
想定外におもしろかったのは、その界隈のひとり散歩
近くの銭湯(いちばん美しかったころの沢田研二のポスター、それもまったく同じものが3枚連続で張ってあった)
に行って1時間半くらい過ごし、
お店を出るころには閉店まぎわ
牛乳飲みたいなぁとおもいながら歩きだしたけど、
夜風が気持ちよくてそのまま散歩

ライブ会場とキャンプ場を兼ねた京都大学、
の有志諸君(の書いたポスター)によりますと
いま一番熱い話題はキャンパスのまわりにある石垣の撤去計画
百万遍というおおきな交差点に面した石垣の上で
「石垣カフェ」なるちいさな1杯コーヒー飲ませ屋をやっており
はしごをふたつ乗り換えて上っていく客の姿がみえました
本なんかも置いてあって小洒落た闘争運動であります

そんなものをみながらふらふら歩いていると、やはりまた
別の立て看板でも石垣撤去反対がうなっていた
「石垣撤去運動で夜間の教室使用はどうなる?」
夜間の教室使用!!!
小学校中学校高校大学会社、と一貫して
放課後フリークであったわたしはうなりました
いいなぁ わたしの行った学校はどれもそんなことできなかった
ゼミもないし夜間部があったし9時になると帰れって守衛にいわれたし
そこでムクムクと「京大の午前2時を見てみたい!」
とおもった
いくつか裏門をまわって、教室の灯はこうこうとともっているのに
通用口はガンとして動かぬ
これはしたり、と横断歩道のあなたを見ると
信号の向こうは門全開、よしきた

濡れ髪なびかせ肩にはタオル、手にはビニル袋をぶらさげて
潜入成功
ぶらぶらぐるぐるまわりにまわってベンチに落ち着く
かれこれ1時間もポカーンとしていたら
見回りの守衛さんが来てじぃっと見られたけど、何の御とがめもなかった
「京大生の彼氏を待つ、お風呂屋さん帰りの女」とおもったんじゃないかしらんと妄想してよろこぶ
んで、そこから
京大生っていいなぁ
と思い、
どうせ来月から無職ならどこで過ごしたっていいじゃん、
なら京都でも!
と思い、
その足で不動産屋さんの張り出しを見てまわる
8万円で5LDKの貸家を発見
「友人同士可」の数行下に、「学生のみ」とあって少々気がなえる

京都をだいすきな人って多いけど、まぁ東京と京都なんて赤と青くらいの差じゃん~とおもっていたけれど、
いったん好きになってしまうと、その土地って特別な感じ
京都移住架空計画でもたててしばらくあそべそう

肝心のFLYのはなしはまた今度記録する
少々疲れていたんでしょう、
京都から東京までの帰路はジーンズのチャック全開だった へへへ