高校時代の美しき日々（スポーツ編）

体育の授業の前、急にトイレに行きたくなり、友達には先に体育館行ってもらい
一人でトイレに駆け込むグロブ。　鍵のかかりが悪いので、白魚のような指でガンガンかけたら
ガキッと鍵が食い込んだ。　嫌な予感....　押しても引いても開かないドア。

便座に登って壁に飛びついたり、助走をつけてジャンプしたり必死のブルマーグロブ

誰か来た足音だ！　「すみませ～ん、出られませ～ん」（蚊の鳴くような声）
「何やってんの出てきなさい！」お掃除のおばちゃんだった。
いや、出たいんだってば・・・

結局びくともしない鍵に、用務員さん、教頭先生他いろいろ大人が束になって開けてくれた。
無事救出された瞬間、みんなで大拍手 実録レスキュー隊か！

体育館にダッシュ！そこは高飛びの授業中・・・入っていくと、すでにその恥ずかしい連絡が入っていたようで、
先生やクラスメイトから脱出おめでとう～！の拍手喝采

先生の「さあ！その勢いで飛んでみろ！」に赤面しながら、その場で高飛び125cmをクリアし、
また大喝采！

人生で一番喝采を浴びた一日だった。