津久井町商工会女性部のブログ「まるがって」です。
長野県軽井沢で開催された関東ブロック商工会女性部交流研修会へ
今年は津久井・城山・相模湖・藤野四町で交流会を兼ねて
バス一台に乗り合わせて行ってきました。
バスの中では 各町の参加者みなさんのにぎやかな自己紹介から始まり
なごやかな交流会になりました。
研修会の前に
旧軽井沢を視察。
会場入口では
水引で作られたコサージュを胸元に飾った長野県連女性部のみなさんが
お出迎えしてくださいました。
会場には1500余人の女性部員が▼
オープニングアトラクション木曽踊り▲
各都県女性連代表11名による主張発表大会が開催され
最優秀賞に茨城県桜川商工会 大関 美智子さんが選出されました。
地域の古い土蔵と中に眠っていたお雛様を活用し
「真壁のひなまつり」を開催した結果、経済効果2億円をたたき出したそうです。
通年の活性化を図ろうとフラワーアート(花パネル)を制作するなどして
集客を図る一方、おもてなし部屋や花倶楽部を結成
ウェルカム花運動を推進し 商店街を活性化しているそうです。
どの代表も女性らしい発想から 地域や商店街の活性化に精力的に取り組んでいました。
基調講演会
テーマ「いい店、いい街を・・・!」
伊那食品工業株式会社
代表取締役会長 塚越 寛氏
「かんてんぱぱ」でおなじみの伊那食品工業 代表取締役会長の塚越 寛氏の
基調講演では
世界的な経済不況の中にあって 48期増収増益を続けている会社経営の理念を
熱く語っていただきました。
「いい店、いい会社とは」
・健康な体(会社)には 健康なウンチ(利益)が出る。
バランスのとれた会社、むやみに急成長しない身の丈にあった経営をする。
・いいものをつくる。
永続するしくみをつくる。
・街作りを意識する。外観の美しさ(清潔)
清潔なところに人が集まる。←価値がある。
・社員を大切にする。
働く人のために利益を。
福利厚生を最優先→「またがんばろう」社員のやる気がMaxならば
10人が20人の 働きをする。
・文化活動に熱心。
消費は文化、遊びから。
・社員教育を定着するようにきちんとする努力。
これらは 店(会社)のファンつくりのため。
たくさんのファンがいるほど立派である。
最後に
「座右の銘」として 二宮尊徳の言葉を。
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前(たんがんぜん)の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す。
目先のことばかりに囚われてはだめ!
損して得取れ!
ということ、思わずうなずいてしまいました。
長時間にわたりましたが、とても有意義な研修会でした。
でもちょっと座り疲れました。
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■商工会女性部 連絡先 (津久井町商工会館内)
TEL042(784)1744
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