コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

マイクロチップ

2022-06-28 | 今日の出来事

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 コリーの子犬情報

コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

昨日の夕方、今日で生後50日になるPAMキッズに、マイクロチップを挿入してきました。
この6月から、動物取扱業者が販売するすべての犬猫に、販売前にマイクロチップを挿入することが義務付けられたのです。
すでに飼われている犬猫については、努力義務となっています。

こんなに暑くなると思っていなかったので、もっと早く行けばよかったかなぁと後悔したけど、なんとか無事に行ってくることができました。
病院まで片道30分くらいなんだけど、PAMキッズは誰も車に酔わなくて、ヨダレすらでず、途中でウンチしちゃう子もいなくて、とっても順調でした。

日没直前に行ったのは正解で、待ち時間が長かったけど、涼しい風が吹いてきたので、車のドアを全開にして待機できました。5頭の子犬を連れて、待合室で待つなんでできませんからね😅 

PAMキッズはすでに4~5キロ前後あるので、マイクロチップ挿入時も痛がることなく、あっという間に終わりました。どこにいれたのかわからないくらいです。
針は結構太いので、小型犬の子犬や子猫にはちょっとかわいそうかなぁ。実際、小型犬や子猫では、マイクロチップ挿入時の事故が起きているらしいです。半身まひになってしまった子もいるとか。

なぜ販売前でないとダメなのかなって思います。狂犬病ワクチンや畜犬登録は義務なのだから、飼い主さんのところに行ってから、それらと同時にやるようにすればいいと思うのですけど。

マイクロチップ義務化(販売される犬猫のみ)の目的として「迷子動物をなくす」と掲げられているけど。

犬飼いはマイクロチップの事を知っている人が大半かもしれないけど、そうでない一般の人たちは、マイクロチップのことなんて、知らないと思う。そんなに大々的に報道されているわけじゃないから。

マイクロチップの事を知らない人が、犬猫を保護して、その子が可愛いくて、そのまま自分の飼い犬猫にしてしまったら?
実際、小型犬なんかはあるのでは?昔は首輪がついていなければ「野良犬」ということで、わざわざ飼い主を探すなんてことせずに、そのまま飼ってしまうことだって多かったような・・・。

マイクロチップが入っていても、読み取るためのリーダーがなくては意味がないわけで、そのリーダーはどこの獣医にもあるわけではなく、むしろ持っていないところの方が多いのだとか。警察署にも置いてないところの方が多いと思うし、結局、保健所や愛護センターに保護されなければ、読み取りはできないってこと。

それでも、入れていないよりマシってことかな。リスクがゼロというわけじゃないので、マイクロチップ挿入を飼い主さん任せにしたら、入れない選択をする人もいるだろうし、だから販売前ってことになるのかもしれませんね。

ところで、マイクロチップ挿入の目的が、保健所で殺処分される犬猫を減らすというところにあると考える人が大半かと思うのですが。マスコミもそんな感じで報道していましたし。

でも実際は、ほとんど効果がないか、ほんのわずかしか減らないはずです。
なぜなら。


2019年度の犬猫殺処分数 32743頭

約3万2千頭が殺処分されています。この数だけ見ると、マイクロチップがあれば、もっと減るんじゃないかと思ってもおかしくないですね。

ですが。

うち、猫の数 27108頭

じつは、殺処分される数の大半は、犬じゃなくて、猫なんです。

さらに。

27108頭のうち、子猫の数 18176頭

猫は大半が子猫なんです。つまり、野良猫や外飼いの猫が産んだ子猫です。


殺処分の大半は猫であり、その猫の大半は子猫であるということです。つまり、業者が販売する純血種だけにマイクロチップをいれても、殺処分される犬猫の数はほとんど減らないということになります。(犬の場合、殺処分される大半は雑種です。)

諸外国のように、飼い犬猫すべてにマイクロチップを義務化すれば、少しは減るのかな?

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