
いつも疑問に思っていたのですが。
ペットショップやネット販売などで売られている、生後50日以下の子犬たち。
「ワクチン済み」ってあるけど。。。
母親からの移行抗体が残っている頃にワクチンを接種しても、意味無いんじゃないかしら??
・・・って、いつも思っていました。
まぁ、繁殖場みたいなところでは、台牝にワクチンを接種していない事が多いので、母親からの移行抗体が期待できないから、早めにワクチンを打っておくのかな?ということで、納得していたのですけどね。
でもやっぱり・・・・・早すぎるワクチン接種は良くないみたい。
効果がないだけならまだしも、発達途中の正常な免疫システムを乱してしまうため、かえって免疫力を弱めてしまうのだとか。最近のデータから分ってきた事らしいです。
なるほど、それで納得!
ワクチン済みで売られているのに、なぜか買われてからジステンパーなどを発症する子犬が多いので、何でだろうって思っていました。
それともう一点、いつも子犬のオーナー様には説明しているのですが・・
ワクチンを打ったからといって、すぐに抗体が出来るわけではないということ。
個体によっては、3週間くらいかかるので、それまでは「未接種」と同じだという事。
つまり、本格的にお散歩デビューできるのは、ワクチン接種後、2週間以上経ってからということになります。
あと、ステロイド治療を受けている時は、生ワクチンは接種しない方が良いそうです。これは人間も同じですが。
個人的には、12歳以上とか、老齢になったらワクチンを接種しない方がいいのかな?と思います。フィラリア予防も然り。
ワクチンで予防できるのは、ごく一部の病気だけなんですけどね。一番多いケンネルコフなんかは、ワクチンでは予防できません。インフルエンザワクチンで、普通の風邪が予防できないのと同じですね。
それから、初乳を飲んでいても、いなくても、それほど免疫力に差が無い事がわかって来たという話も聞きました。そういえば、ハジハジは初乳を全く飲んでいないけど、誤嚥性肺炎になっても生き残ったし、その後も感染症とは無縁です。
人間もそうですが、あまり衛生的過ぎる環境で育つより、ある程度、雑菌やウィルスに暴露された環境で育つ方が、より多くの抗体を獲得できるので、結果的に強い子に育つのではないかと思います。
↓もうすぐです・・・
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↓いつもありがとうございます。
生き物にとって菌すら存在できない状況というのは、やっぱり不自然なんでしょうね。
気を付けなきゃいけない月齢年齢というのはもちろんありますし、予防法が確立してるものなら従うに越したことはないですが、あまり神経質に潔癖すぎるのもストレスになっちゃいますし。
貝の旨味の大半は雑菌なんていうのも本当なんでしょうか。。。^^;(シジミがスキです…)
逆に3回目のワクチンの免疫ができるまで感染を恐れて完全に外界との接触させないという飼い主さんもおられますが、この時期隔離してしまうと子犬は社会化ができずに後々問題行動が起きやすいとも言います。
日生も2回目終わってからは抱っこ散歩や、ワクチン済みのお友達ワンコに家の中で会わせていました。
そんなこともあってか
「日生ちゃんは社会性抜群ですね~」って言われます。もちろんお里で大家族プロレスして育ったおかげもでもあります。
日生が下痢になった理由ですが、病気ではなく喜びすぎて?月見(先住犬)のシッポの毛を食べすぎたせいでした。以来、超元気です。
誤解があったらいけませんので。
私が子供の頃なんて、手を洗ったことなんてなかったですからね(笑)
今でも、犬たちを触る毎に、いちいち洗ってなんかいませんよ。だって、そんなに洗ったら、手あれがひどくなっちゃう。
貝は私も大好きですが、やっぱり火を通さないと危ないみたいですよ。
月見&日生ママさん
ワクチンに関しては、獣医さんによっても方針が違うんですよね。私もいくつか病院をかけもちして行ってますが、それぞれワクチンプログラムが違うんです。メーカーの指導によるってこともあるらしいですが。
あ、お気遣い、ありがとうございます。ほんと、ネットって、いろんな人が見ていますからね。どんな誤解があるかわからないだけに、慎重にならざるを得ません。
本当に書きたいことは書けなくなっちゃいましたね。