コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html
昨夜、今朝と、台風が近づいているためか、ヴィー婆ちゃんが久しぶりに騒いでいたので、また記録更新か??と、ドキドキしていましたが、幸い、1時間ほどで寝てくれました。このところ、エアコンを入れっぱなしにしているおかげか、比較的安定しています。
が、夕方、台風が接近するとともに、興奮が始まりました。婆さん、とっても敏感です。今夜はどうなるのかなぁ??(^_^.)
さて。
今日は、パーの2回目のお産の子達、04パーキッズの皆さんの、13歳のお誕生日です!!
ティアラちゃん アテネちゃん
ルナちゃんは元気にしているかな?
天国のりらちゃん ハリー君 レオ君 ゼット君 アンリ君
13歳おめでとうございます!
天国組の方が多くなっちゃったけど、そっちはそっちで、賑やかにやっているかな?
そして今日で、04パーキッズの姉であるヴィー婆が、14歳2か月となりました。同胎のグリフォン君、ランちゃんも、14歳2か月ですね。
思い返せば、ほぼ寝たきりに近い状態になって半年・・・それでもまだ、補助してあげれば、何とか歩いています。後ろ足ハーネスを装着してからは、以前よりも歩けるようになりました。とはいえ、5分が限界ですけどね(^_^.)
でも、5分と言えど、一日最低でも7回くらいは歩いているので、トータルで30分は歩いていることになります。ヨレヨレですけど(笑)
数日前の動画です。玄関の段差も、ちゃんと降りています。
ラフコリーMotherlakecolliesヴィクトリア14歳1カ月 20170625
撮影のため、途中で止まりましたが、普段はこの倍くらいは歩いています。朝一番ほど調子が良く、軽快ですが、夕方になるとヨタヨタが酷くなり、ゆっくりになります。ヴィーは左側への傾きが激しいので、こうして私が両足の間に挟んでいないと、左に倒れてしまいます。
ほら、ちゃんとこうして、あんよが右、左と、前に出ています。後ろ足がもつれがちですが、ちゃんと前進しようと足を動かしているうちは、大丈夫かなと思います。
前のベルトを持つ右腕はめいっぱい力が入っていますが、後ろベルトは軽くひっかけている程度です。腰が横に倒れこまないようにしてあげれば、後ろ足そのものにはまだ力があるようです。
ヴィーから数えて4代目のRukiaちゃんと。画像はRukiaちゃんオーナーさんにお願いして撮影してもらいました。
顔が左向きに固定されちゃっているので、どうしても正面を向くことができません。でも、目はしっかり見えているようです。支えてあげていれば、立っていることもできます。だんだん左に倒れてきますが(^_^.)
オシッコは外でしたがるので、朝一番と、1時間後くらい、食後にもう1回と、最低3回は外に出ます。あとは夕方、やはりオシッコのため、3、4回は歩きます。お昼に出たがることもありますが、これからの季節、お昼の外出は難しくなりそうです。
最近、一回で出る尿の量が増え、日によっては1回で済むこともあるようになりました。ずっと、2回以上かけて、出していたのですが。
膀胱炎は、今のところ再発していません。ずっと抗生剤を飲んでいます。抗生剤を続けていることによる、副作用みたいなことは、今のところはありません。ウンチも良好です。
ずっと変わっていないのが、食事の量と内容です。相変わらず、良く食べています。
フードは全部ふやかすのではなく、3分の1くらいをふやかして、あとはカリカリのままです。全部ふやかしてしまうと量が増え、歯や歯茎にくっついて食べにくそうです。缶フードを少量お湯で溶いて、食べる直前に混ぜ込むと、適度な水分でカリカリの状態より食べやすくなって、量も増えないので、ちょうどいい感じです。
ヴィーは自力では起き上れないので、まずは上体を起こしてあげて、私が左側に座り、私の右足にヴィーが寄りかかる感じで支えながら、食べさせています。
首が左に偏るので、左に倒れようとします。それを、私が右足で押すようにして横に座ります。こうして、ヴィーを抱え込むようにしながら、お皿を口元に持って行ってあげて、食べさせます。
スタンバイオーケー!!
邪魔な連中はケージの中、ヴィーがこぼすので、お掃除係として、数名、周囲に配置ずみ(笑)
頂きますっ!!
画像も動画も、自撮りしているので、右手でカメラを持っています。普段は右手にスプーンを持ち、ヴィーが食べやすいように口元にフードをかき集めながら、食べさせています。
ラフコリーMotherlakecolliesヴィクトリアごはんタイム20170703
ほぼ、3~5分で完食します。10粒くらい、下に落ちますが、お掃除係が目を光らせているので大丈夫。
食後は薄めた牛乳を、お皿から飲みます。口の中に残ったフードを洗い流す目的もあります。舌がうまく動かないので、少しだけしか飲みませんが、大切な食後のルーティーンです。
食事は朝と夕方の2回、フード120gと缶フード大匙2~3杯、エビオス、ビオフェルミンが定番です。さらに、朝はナボリン(ビタミンB12)、夕方は総合ビタミンサプリを入れ、抗生剤は夕方のみです。
鎮静剤投薬のため、カステラ団子を食事の20分前に食べさせます。
カステラの中に割った鎮静剤を丸めこみ、ギュッと固めてあります。
鎮静剤は現在のところ、朝10gm、夕方12.5mgです。日中、私に用事がある時は、朝の量を夕方と同じにします。朝は7時、夕方は6時くらいの投薬です。
カステラ団子の後、大好きなプリンをサービス。小さいプリンを1日1個くらい食べてます。プリンは寝たまま、スプーンで口の横から入れてあげると、ツルッと飲み込んでしまいます。
舌がうまく動かせないので、水はシリンジで飲ませています。シリンジ給水の長所は、量がはっきりわかること、一定のスピードで、安定して給水できることです。漏れこぼす量も少ないです。
ラフコリーMotherlakecolliesヴィクトリア 給水タイム20170703
一回に50~60mlですが、暴れている時などは、100~120mlにしています。一日1000ml以上は飲ませていると思います。
液体の場合、誤嚥が怖いので、こうして飲ませるのは、ただの水のみです。ただの水なら、多少誤嚥しても、肺炎になりにくいそうですから。牛乳などを飲ませられたらいいのですが、万が一、誤嚥したら危険なので、水のみです。
相変わらず、娘のイネちゃん11歳が傍らに寄り添っています。
ヴィーはこれまで歯石取りとか、歯磨きなど、したことがないのですが、ほとんど歯石はありません。上の前歯が1本、転倒した際に折れて抜けてしまった以外、すべて綺麗にそろっています。母のパーも歯石がなくて、きれいな歯をしていました。やはり、歯がしっかりしていると長寿なのかな?
ベストは着せたままですが、後ろ足の補助ベルトは鎮静剤が効き始めたら外しています。オシッコで汚れやすいので、軽くお洗濯して干すのですが、目を覚ます頃には乾いています。
マットはホームナースに通気性のよいシーツをかぶせています。尿漏れとヨダレで汚れがちなので、ほぼ毎日お洗濯です。使い捨てシーツをお尻と頭の下に敷いていますが、バタバタしてずれてしまうんですよね。
このシーツ、表面がツルツルした素材なので、毛が付きにくいです。さらに、ヴィーが暴れた場合、摩擦が少なくて済むためか、毛が擦り切れることも少なくなりました。結果、皮膚が擦り切れる心配もなくなりました。
うとうとしだしたところ(*^_^*)
呼吸が静かになったら、そろそろお休みタイムです。鎮静剤が効きだすと、3~4時間はピクリとも動かずに寝てしまいます。
日課です。
朝4~5時 トイレタイム 外に出てチッコ、寝たままウンチ
朝6時半ごろ お薬タイム その後、2回目のトイレタイム
朝7時ごろ 朝食 その後、5分ほどウォーキング
朝8時~ 鎮静剤が効いて、寝てます 途中、2時間おきくらいに寝返り&給水
お昼 日によってウォーキング、ウンチタイムあり
午後3時ごろ 目が覚めてバタバタ始まる
午後4時ごろ 外に出て1回目のチッコ
午後5時半すぎ お薬タイム 外に出て2回目のチッコ
午後6時ごろ 夕食
午後7時~ 鎮静剤が効けば、寝ます。2~3時間おきに寝返りと給水の要求アリ
午前2時すぎ バタバタはじまる 30分~1時間おきくらいに暴れたり寝たりしながら、朝まで。
歩行中に疲れちゃったので、休憩です。最近は虫が多くなってきたので、あまり草の上には寝かせられなくなってきましたが、冷たくて気持ち良いみたいです。
高齢の老犬なので、ずっと現状維持というのはなかなか難しいのですが、ヴィーはかなりゆっくり、下り坂を下っているように思います。本当に少しずつ・・・。
興奮が強くて鎮静剤が効かず、暴れている時は途方に暮れてしまいますが、比較的穏やかに安定して過ごしていてくれる時は、ずっとこのままのペースでいてくれるのなら、どれだけでもいてほしいって、願ってしまいます。
認知症だけど、何もわからなくなっているわけではなく、興奮MAXな時でなければ、私が近くにいるとわかると静かになります。ちゃんと、分かっているんですよね。
自分ではどうにもならないから、不安で仕方ないのでしょう。だから、私が傍にいれば安心しているのだと思います。だから、本当はずっとそばにいてあげたいのですが・・・。
ヴィーのような寝たきり老犬のオーナーさんたちは、みんな同じですよね。きっと、悩んでいることも同じだと思います。良いことも悪いことも、みんな同じなんだなぁって・・私とヴィーだけじゃないんだって、いろいろ考えさせられます。
このまま、どこまでいけるのかな??って、先が見えないだけに、不安もあります。もうこんなに長生きしたんだから、いつどうなっても仕方ない、覚悟はできていると言いながら、いざ、いなくなったら??と考えると、猛烈に寂しくなります。
タロちゃん(ヴィーの愛称)はとても貴重な経験と、大切な時間を与えてくれています。どうか、14歳3ヵ月も無事に迎えられますように。次の世代の誕生も、見届けてくれますように。
最近、ヴィーも急に歩くのが大変になってきて、完全寝たきりは時間の問題かと思えるようになってきました。
おっしゃるとり、老犬ですから、衰えていくのは仕方のないことですが・・・。
私も出かけるのは半日が限界ですが、子犬がいる時も同じですので、それほどストレスは感じないです。
ヴィーがいなくなったら・・・なんて、考えられないほど、日常の一部になってしまってます。
ジャッキー君につづけ~と、がんばってます!