ニュージーランド田舎暮らし

ニュージーランドに家族で移住。馬、羊、ニワトリ、犬と愛する子供達に囲まれて、田舎で手作り生活を楽しんでいます。

やっぱり花より団子でしょ

2008年09月24日 | 日常生活

例年より雨の多い春。曇って肌寒い日も多いので、家の中にいることが
多くなってしまう今日この頃。春の真ん中にいた事をついつい忘れがちに
なっていました。
でも花たちはちゃんと春の訪れを知っているのですね~。
私がうっかりしている間に花々は競うかのように咲き始めていました。




最近は桜の木を植える人たちも増えてきているので、桜が楽しめるようになってきました。
日本だったら、こんな日は花見日和でしょうね。
花見といえば団子だな~。和菓子たべたくなっちゃたな~。
どうしても食い気に走りがちな私です。


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大漁で父の株は急上昇?

2008年09月13日 | 日常生活


先週末、旦那が久しぶりに釣りに行きました。
そして、結果はなんと記録的な大漁。
たった一時間程の間に、カウアイという魚が41匹も釣れてしまったのです。
それも港の桟橋で、完全に入れ食い状態だったのだそうです。


もう久しぶりの釣りで(旦那は釣りキチ)調子よく釣れたもんだから
上機嫌。
お陰さまで、美味しい料理にありつけました。
帰ってきてから、一人で(誰も手伝ってあげない)せっせと魚をさばき、
刺身に煮付けに、さらに干物まで作って、残りは冷凍しておくという
ハリキリようでした。



この魚、魚屋さんで買って食べた時はあまり美味しくないというイメージでしたが、
さばなどのように、すぐに鮮度が落ちやすい魚なんでしょうね。
でもそんな魚は、新鮮だと美味しいものですね~。
お刺身の身の引き締まった感触と甘みには、もうクラクラと眩暈がする位、感動的な美味しさでした。



カマの部分も煮付けも美味しかった。ふ~。



そして、何といってもさらに感動的だったのは、干物のうまさ!
日本にいたら、干物は手に入る普通のものだけど、こちらでは干物なんか
売っていないから、本当に久しぶりに食べたよ~。
ちょっと干すだけで、うまみがこんなに変わるのかと改めて実感。
それにしても、このカウワイは鯵のような味で、まさに鯵の開きって感じでした。



そんな訳で、我家の食卓はこの所、毎日カウワイ。
「パパのお陰で美味しい魚が食べられて幸せだね~。」とみんなで大喜びのごはんです。

でも。。。
干物は毎日でもOK!とはしゃいでいた娘達も、さすがに連続5日目となると、喜びの声はなし。

「さあ、また週末釣りに行くぞ!待ってろよ!」とますますハリキルお父さん。
その姿を見て、「また魚か~。」と娘達が小さく呟いていました。


次女の新しい趣味

2008年09月04日 | 日常生活

あまり熱中する趣味もなく、毎日のほほんと過ごしていた次女が突然、私は趣味を持つ!と宣言。
何かと聞いたら、なぜか盆栽!

まえまえから、少しオヤジくさいところがあった彼女でしたが、とうとうここまできたか!と喜んでいいものかどうか複雑な気分。


早速、本人 インターネットで調べたりして、お勉強。
盆栽の本もアマゾンで購入しました。
なんでも、最近では若い女性の盆栽が流行っているらしいので、ちょっとほっとした私。


こちらでは、盆栽に使う植木鉢がないので、自らの手で作る事にしました。

知り合いの陶芸家から、直々に粘土を分けてもらって、陶芸に挑戦。
たくさん作って、後で本格的に窯で焼いてもらいます。
どんなものが出来るのか、楽しみです。



盆栽が何十年もの歳月をかけて作られたものに、非常に価値があることを知った現在15歳の彼女。
「私の育てた木が価値のある盆栽になるのは、私が65歳くらいだね~。ママは生きてるかな?」と平然と語ってくれました。


あっぱれ!
さすがニュージーランド育ち。
日本育ちの私はせっかちですが、おかげさんで娘は辛抱強く?育っているようです。


冬のお楽しみ

2008年09月02日 | 日常生活

基本的に私は冬が苦手。
気分的にというより、肉体的に寒いのが苦手。
不思議に体自体は鈍感で、あまり寒さは感じない。
それなのに、体が冷えてきて、気がついたときには、もう体が動かない。
そんな時は必ず、自分は恐竜達と同じ変温動物なんじゃないかって、思ってしまう。
今年もしもやけがひどかった。手にも足にも。。。

ニュージーランドの朝晩は非常に冷える。空気が乾燥しているというより、湿っているので
気持ちはいいけど、なぜかしもやけになる。
ニワトリに餌をあげたり、馬に干草をあげたり、寒い中ちょっと頑張っちゃうと、見事にしもやけ。日中暖かくなるので、その温度差がさらにしもやけを誘発するらしい。


そんな訳で、冬は活動が停滞気味。気分も停滞気味。
まあ、冬眠してるって感じかな。

でも、そんな寂しい冬に私が一番好きなもの。
それは暖炉。
やっぱりこれこそが、田舎に住んでいる醍醐味です。



それに暖炉を使いたいから、田舎に住んでいるともいえる。
最近では公害問題から、町中でも暖炉の使用が禁止されたり、制限されたりしている。
そうなると、田舎に住むしかない。

最近はエアコンなるものが結構売れていて、皆さんこぞってお買い上げになって喜んでいる。
ニュージーランド人の若い人たちにとっては、暖炉は不便で古くさい、でもエアコンは便利で快適だというイメージがあるらしい。
私はあの暖かい空気が部屋中に渦巻く感じが嫌いだから、私は断然暖炉派。
エアコンなんて、日本人の私にとっては新しいものでも何でもないから、暖炉の方がよっぽど
憧れの暖房なのである。

それに火を見てると、心が落ち着くあの感覚。
宗教的にも火を灯す機会が多いのにうなづける。

炎の揺らめきに心がなごむ。体にじんわりと染み渡る暖かさ。
何といっても遠赤外線の暖かさだ。体のためにも良いことは保障付きだ。

冬の夜に暖炉の火をジーと見る。。。
ソファーにもたれて、ひとりブランディーでも飲むか。。。
でも、パジャマの上に綿入れはんてんだから、思いっきり日本的でちょっと気分でないな~