ニュージーランド田舎暮らし

ニュージーランドに家族で移住。馬、羊、ニワトリ、犬と愛する子供達に囲まれて、田舎で手作り生活を楽しんでいます。

冬のお楽しみ

2008年09月02日 | 日常生活

基本的に私は冬が苦手。
気分的にというより、肉体的に寒いのが苦手。
不思議に体自体は鈍感で、あまり寒さは感じない。
それなのに、体が冷えてきて、気がついたときには、もう体が動かない。
そんな時は必ず、自分は恐竜達と同じ変温動物なんじゃないかって、思ってしまう。
今年もしもやけがひどかった。手にも足にも。。。

ニュージーランドの朝晩は非常に冷える。空気が乾燥しているというより、湿っているので
気持ちはいいけど、なぜかしもやけになる。
ニワトリに餌をあげたり、馬に干草をあげたり、寒い中ちょっと頑張っちゃうと、見事にしもやけ。日中暖かくなるので、その温度差がさらにしもやけを誘発するらしい。


そんな訳で、冬は活動が停滞気味。気分も停滞気味。
まあ、冬眠してるって感じかな。

でも、そんな寂しい冬に私が一番好きなもの。
それは暖炉。
やっぱりこれこそが、田舎に住んでいる醍醐味です。



それに暖炉を使いたいから、田舎に住んでいるともいえる。
最近では公害問題から、町中でも暖炉の使用が禁止されたり、制限されたりしている。
そうなると、田舎に住むしかない。

最近はエアコンなるものが結構売れていて、皆さんこぞってお買い上げになって喜んでいる。
ニュージーランド人の若い人たちにとっては、暖炉は不便で古くさい、でもエアコンは便利で快適だというイメージがあるらしい。
私はあの暖かい空気が部屋中に渦巻く感じが嫌いだから、私は断然暖炉派。
エアコンなんて、日本人の私にとっては新しいものでも何でもないから、暖炉の方がよっぽど
憧れの暖房なのである。

それに火を見てると、心が落ち着くあの感覚。
宗教的にも火を灯す機会が多いのにうなづける。

炎の揺らめきに心がなごむ。体にじんわりと染み渡る暖かさ。
何といっても遠赤外線の暖かさだ。体のためにも良いことは保障付きだ。

冬の夜に暖炉の火をジーと見る。。。
ソファーにもたれて、ひとりブランディーでも飲むか。。。
でも、パジャマの上に綿入れはんてんだから、思いっきり日本的でちょっと気分でないな~