ゆんでめて畠中 恵新潮社このアイテムの詳細を見る |
「しゃばけ」シリーズ最新刊・・・と言っても昨年夏出版
図書館で予約してたら、こんな時期になってしまった
「ゆんでめて」
「弓手」(ゆんで)・・・左、「馬手」(めて)・・・右
人生にはいくつもの選択がある。左へ行くはずが右へいったことで
違った人生が待ちうけている。
最初の話から時を遡っていくという趣向が
今までのシリーズと違っていて、しかも、最初に
「屏風のぞき」が居なくなるという寂しく哀しい展開。
1年ずつ遡って、違う道を行っていれば出会う人たちとの物語がくりひろげられる。
どちらを選んでも、それぞれに得るもの、失うものがあり、
それが人生の楽しみでもあり、せつなさでもあり・・・
自分の過ごしてきた時間と重ね合わせてしまった
いくつかの大きな選択、違った出会いと人生があったのかもしれない・・・
その選択を後悔したことはない。
違う道をいったら、今どうなってかなぁ~と思いをはせることはあるけれど。
だって、(あるときは考えに考えて、またあるときは直感でだけど)
全部、自分が決めて選んだ道だもの・・・
子どもたちもそれぞれに進路を決めなくてはいけない時期がやってきている。
わたしなりに、夫なりに思うところはあるけれど、
こういった選択もあるという情報は与えるけど、
話はいっぱい聞いてあげるつもりではいるけど、
子どもたちが自分で決めて、責任を持ってほしいと思う。
悪いのは親のせい、会社のせい、友人のせい、社会のせい・・・・
他者のせいにしてスネて生きて欲しくはない。
どちらを選んでも、自分しだいで笑って生きられる。
そんな「お気楽」な人でいいと思うんだ・・・・
お話に戻るけど、若だんなが気になった娘さんも、
お花見も河童も出会わないことになっちゃうのかなぁ~~~。
それは、ちょっと惜しい気がする・・・
テレビドラマはもうやらないのかな?
妖たちがなかなかいい配役でまた見たいなぁ~
栄吉の高木くんのちょんまげが似合わないのに笑ったっけ・・・
(娘にはナイショだけどね)
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