ベジアートなくらし

2006年6月~2008年12月までのMarie Lee(現marieJ)のブログ

なちゅらる6月号

2008-06-03 21:55:24 | Weblog
なちゅらる6月号がやってきました。
マリィさんのコラム記事が載っております。

手に取れない方も多く居られると思うので、
今回は 記事の原稿をここに載せてみますね。
今回の内容文は結構すきです。

あくまでも わたしが提出した原稿案です。
ですので、実際なちゅらるに載ってる文章は編集者の方が
もう少しsophisticated にしていただいてるのですが
ここでは 提出した わたしレベルの文章を載せてみますね。
わたしの文章レベルはこんな感じです笑。

ちなみに 明日ブログで いいことが書けるかも。
おたのしみに~!

では チェキラ!

* * *

「さをり織りから見るデザインとオリジナリティー」

さをり織りという織物をご存知ですか? 約40年ほど前に、大阪・堺で城みさを氏が始められた織物です。「さをり」というのは個人個人の差異を織るからさをり織りと命名されたもので、織り方に全くルールはありません。初めに縦糸の張り方など基本的なことは覚えないといけませんが、その後は自分の好きな色を選び、すきにすきに織っていきます。私は、このさをり織りをはじめてもうすぐ一年になりますが、織っているとすぅーっと心が浄化されていくというか、瞑想・祈り・そして時には私の精神安定剤的な役目もあるように思います。心がヒッピーな時はヒッピーな作品、落ち着いている時は穏やかな作品ができあがり、わたしの心の中そのものが織物に出てきます。自分の潜在的意識の中を見ているようでとても面白いです。
さをりの面白いところは、失敗がないということ。むしろ失敗という概念は新しい発見として喜ばれます。人のまねをしない、機械にできない人間味あふれる作品。これがさをりの心髄です。そこにオリジナリティーがあり、私は「さをり織り」は新しい日本の文化の一つだと思っております。
1点1点、そのようなに織られた布はそれぞれがとても美しいのですが、私はその布を使って作る服の「さをり的仕立て」にこそ、これからの持続可能な未来につながる要素がたくさん含まれているような氣がします。基本的に「さをり的仕立て」は布にあわせた仕立て方法で、布を生かすことを第一に考えます。日本古来の「貫頭衣」的なものがベースとなり新しく生まれ変わったデザインとも言えるかもしれません。シンプルな考えとパズル的な要素が含まれとても知恵のある仕立てだと思います。
無から有へ…何もないところから自分で作り上げる。織り、仕立て、おしゃれに着こなすところまでを自分でトータルにできます。または糸を紡ぎ、色を染めるところから携わる方もいます。最近、農業をしたいという方が増えてきていますが、自分で畑を耕し農作物を育てその収穫物を食べる。その一貫性がわたしたちに「生きている」という実感を与えてくれるし、さをりもそれに似ています。ものごとを一貫してできるということは持続可能な生活につながり、全て自分が作り出したという点では不変的なものです。
私は縁があって、このさをりの会社にて今年初めから働き始めました。Marie Leeの活動と、さをり織りが持続可能にうまく融合していくように、両方の可能性が引き出されるように、更に進化したいと思っております。

 * * * 

以上!
thank you for reading :)

うれしかったこと

2008-06-03 00:07:57 | Weblog
今日のうれしかったこと。

朝、天気予報見ないで家を出て ちょっと雨が降ってきた。
交差点で待っていると、横からすぅーっとかさが・・

ダンディーなおじさまが 自分の傘の中に 私を入れてくれた。
しばらくの間 相合傘で歩いた。 
何を話すもなく でもあったかいなぁって。

 * * * 

6月に入りましたねー。
なにかと転換時期です。 マリィさんは。
6月が終わることには きっと変化があることでしょう。

(写真) マリィ家のキャンドルナイト。