
写真は、ちゃんと、今日のモノ。
毎年、この近辺で(わたしの知るかぎり)いちばん早く咲く桜。
でも、1月に咲いてたっけ…?
いやはや堂々とした姿なり。
さて、ようやくやってきた、タントスローパー、空色のくるま!
ああ、かわいい。
…けれど、またまた眉間にはしわをよせ、
「う~ん』
なのである。
手放しでよろこべない、複雑な心境。
くるまさんwelcome!!
って、その瞬間をもっともっとたのしみたかったなあ、
というのが本音。
母のリクライニング車椅子で乗り込むには、
一般の車椅子よりも全長があるため、
普通よりも奥まで乗り入れなければならない。
それには、足元の突起物(車椅子を固定する為のベルトの収納庫?みたいなの)
が妨げとなるため、けっこう苦労してそれを車椅子の前輪で乗り越えて、
奥まで入らなければならない。
購入前に相談をしてきた詳しい方に、
「その突起をはずして、ジャマにならない場所に別の簡易式の固定用ベルトをつけなおすのはカンタン」
という話しを聞いていたため、
んじゃ、車が出来てきたら、すぐに加工に出せばいいね、そしたらカンペキね!と思っていた。
しかーし、そうは問屋がおろさなかった。
加工自体は、カンタンらしい。
問題は、”改造”による、登録だか、保険の関係だか、
そういう手続き面のこと。
こちらはカンタンではないらしく、
今日相談に行った改造業者も、大掛かりになってしまうので、勧めないという。
「乗り降りの時だけ板を置くなどして、
段差を緩やかにする工夫をするくらいしかできないのでは?」とのこと。
…はぁ。
ここに書いていないことも含め、情報が錯綜につぐ錯綜でここまで来て、
車さえ来ればすべてすっきり終わる!と思っていたけど、
いったいなんなんだ、なんなんなんだ、なんなんなんなんだ…と、ぼうぜん。
そのまんま、気持ちのやり場をもとめてレンタルCDやさんにふらっと入り、
とりあえずふらふらしながらCDをあさる。
まあ、何はともあれ手元に車はやってきた。
狭い個室で、青空の下はしりながら、だいすきな音楽をたのしむのは、わるくない。
まあいっか、なんとかなるさ、と、大声で歌いながら、帰路をたどったのでした。
すっきりしたいよ。
補足。
納車が予定よりもさらに遅れたのは、タントの”マイナーチェンジ”のため、とのこと。
このチェンジによって、福祉車両(スローパー)でないタントはCVT車となり、
エコカー減税の対象となったそうだけど、スローパーは馬力が必要なのでCVTにならず、
減税対象とはならないそう。(廃車する場合補助金の対象にはなるけど。)
以前は福祉車両全般がエコカー減税対象にならないとされており、
昨年末にそれが緩和されたところだったが、結局我が家はその恩恵には預かれず。