goo blog サービス終了のお知らせ 

SO905iCSとD40

撮影した写真を掲載。各モデル本人や各所属事務所に著作権・肖像権が発生します。ご本人以外のコピー、二次利用は禁止です。

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED のレビュー

2011年04月03日 | 機材とポートレートレビュー
第1回目

レンズ名:AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED
発売元  :ニコン
レンズ種別:超広角ズームレンズ
一文紹介:屋外や広い室内でのポートレートでは、背景の描写で力強くレンズの能力を発揮します。
ワイド側(10mm付近)
ゆがみは、広角ならではの周辺のゆがみがでで、形は綺麗です。構図に制約があるものの
解像感は、開放から絞り込んでも標準以上の解像力を保持している。
周辺減光は、DXレンズながら目に見えて酷い感じは受けない。
レンズの性質上絞り込んでの撮影が主体になる。
写真紹介:


写真説明:超広角の空間の広がりを感じることができる。
「カメラ:D300S、焦点距離:10mm、絞り:f3.5、ISO:200」



写真説明:モデルさんの流れる髪、写真下端から中央に伸びる階段(一番上の段)、両サイドの緑の葉を細かく描写しています。
「カメラ:D300S、焦点距離:10mm、絞り:f10、ISO:400」



テレ側(24mm付近)
ゆがみは、望遠特有のゆがみが少しあるが画面全体どこでも撮影でき構図に制約を感じさせない。
解像感は、開放から絞り込んでも、標準以上の解像力を保持している。
周辺減光は、DXレンズながら目に見えて酷い感じは受けない。
厳しいはずの望遠開放でもワイド側と同じく問題を感じさせない。
写真紹介:


写真説明:モデルさんの髪、手すりの石の質感、右隅の草を細かく描写しています。
上部距離のある森のディテールを残した描写。厳しい太陽の位置でのフレアの押さえ込み
「カメラ:D300S、焦点距離:24mm、絞り:f10、ISO:400」


感想:
収めたい風景、背景を簡単に撮影できる。
長かろうが、高かろうが、大きかろうがあっさり収めることができるレンズです。
気を緩めると何でも撮影できてしまうため、
余計な背景を拾ってきてしまい撮影者のセンスがものを言う印象があります。

超広角レンズでは幅広いズーム域をカバーしているのと、(35ミリ換算:15mm~36mm)
フルサイズレンズとの焦点の繋がりが同じなので良い。
風景や広角好きならこれ1本で満足してしまいそうです。
ニコンFマウントでは、FX、DX共に超広角、広角レンズが大変充実しているため非常に悩みます。

このレンズを選択した理由は、超広角ではDX(APS-C)でのトップレベルの描写力
とズーム域(10mm~24mm)。
後付けの(購入してからの)理由ですが、フルサイズと比較してのDXならではの携帯性とコストパフォーマンスが魅力です。