幸福実現党 米高官「最も厄介なのは中国ではなく日本」

2009年10月25日 14時13分05秒 | 宗教

 幸福実現党 政調会長
黒川白雲さんのブログからです。

10月24日 米高官「最も厄介なのは中国ではなく日本」
asahi.comに次のような記事が出ています。

米高官「最も厄介なのは中国ではなく日本」 米紙報道

米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、米軍普天間飛行場の
移設問題をはじめとする鳩山政権の日米同盟への対応について、
米国務省高官が「いま最も厄介なのは中国ではなく日本」と述べたと伝えた。
日米関係について米主要紙が1面で報じること自体が少ないだけに、米の
懸念の強さが浮き彫りになった。

ポスト紙は、訪日したゲーツ国防長官が日本側に強い警告を発したのは、
日本が米国との同盟を見直し、アジアに軸足を置こうとしていることへの
米政府内の懸念のあらわれと指摘。米政権がパキスタンやアフガニスタン、
イラン、北朝鮮などへの対処に苦しんでいる時、普天間飛行場移設問題
などで「アジアで最も親密な同盟国との間に、新たに厄介な問題を抱え込んだ」
とした。国務省高官は、鳩山政権や民主党が政権運営の経験に乏しいうえ、
官僚組織への依存から脱却しようとしていることが背景にあると語ったという。

また、ウォールストリート・ジャーナル紙も、「広がる日米同盟の亀裂」と
題して、普天間基地移転問題、東アジア共同体構想、米国の核の
先制不使用問題など、鳩山政権の対応が「日米同盟をむしばむ恐れがある」
「(日本は)中国の軍事力の増大や北朝鮮の核・ミサイルの脅威にどう
対抗するのか」と批判し、日米同盟の亀裂の広がりを懸念しています。

こうした日米同盟の亀裂に鈍感な鳩山首相は、ゲーツ米国防長官が
「(普天間基地移転問題の解決は)米大統領訪日が期限」と伝えに
来たのに対して、鳩山首相は「オバマ大統領が来る時までに必ず(解決する)
という話とはとらえていない」と述べ、米政府の意向を無視する姿勢です。

鳩山総理は「対等な日米関係」を掲げ、「Noと言える日本」を目指されて
いるようですが、「対等な同盟関係」を目指したいなら、インド洋上での
給油支援や米軍基地移転等、パートナーとしての「対等な努力」を
なしてから言うべきでしょう。そうした努力義務を放棄して、「No」だけ
言うなら、米側が懸念しているような「日米同盟の危機」が間違いなく
訪れるでしょう。

歴史を振り返ると、二十世紀初頭に結ばれた「日英同盟」が終焉した
背景として、第一次世界大戦の時、イギリスを含む連合軍からの
援軍要請に対し、日本が陸軍の派遣を断ったのに対し、アメリカが400万人
もの陸軍を派遣し、急速に英米関係が強まっていったことがあげられます。
インド洋での給油停止をはじめとする日本の現政権の態度や、米中関係の
深まりが「日英同盟」終焉の時代背景と二重写しに見えます。

アングロサクソン民族はドライな側面があり、信頼関係に亀裂が入れば、
固く結ばれていると思いこんでいた同盟関係も破綻の危機に瀕します。
今一度、当時の最強国との同盟の破綻が、日本の没落へとつながっていった
歴史から学ぶ必要があるのではないでしょうか。

日本が核兵器を持たずに、国を防衛するためには、日米同盟は必要不可欠です。
日米同盟が破綻すれば、日本の安全も独立も守れなくなります。憲法9条に
よって、「軍隊を持ってはいけない」「戦ってはならない」日本は容易に
危険水域に入ります。

丸腰になった日本は、憲法9条を改正して核武装をするか、中国の属国として
中国に安全を守ってもらうかの二者択一の大騒動になると思います。

私達、幸福実現党は、好きで民主党を批判しているのではありません。

日本の未来を守りたいから、愛する人を守りたいから、
「民主党の描く未来ビジョンに平和と繁栄はない」ことを率直に警告して
いるのです。

10月25日(日)の参議院補欠選挙では、

神奈川・静岡県民の皆さまが賢明なる

ご選択をされ、民主党政権に軌道修正を

突きつける結果となりますことを期待致

しております

幸福実現党 政調会長
黒川白雲

文 )強調化 咲久也


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