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頑張れ音群さん 第一話「今日からボクは駅員さん!」

2016-03-04 14:25:49 | 日記
ワンナイより 頑張れ音群さん 第一話「今日からボクは駅員さん!」

~配役~
音群(オトムラ)カナデ…♂
母・客…♀
先輩…♂

音群役の方、思い切りぶっ飛んでください。
劇中、演者自身が素で吹き出す箇所が多々あります、ワンナイ独特の雰囲気をお楽しみください。

~台本~

音群「フンッ・・・フンッ・・・(グイグイ)」

母「カナデちゃーん!早くしないと遅刻するわよー!
(扉ガチャ)
もーカナデちゃんたらー。
またズボン上げ過ぎてー、ほらこっち向きなさいママが直してあげっwwるからwww
上げ過ぎでしょこれいつもよりー!
・・・はい!コレでズボン落ちないからねー?
ママね、駅長さんに頼んでおいたから。
今日からカナデちゃんは駅員さんとして働くの、社会人になるのよ」

音群「フスーフスーフスーフスー」

母「また緊張して、ホラ大丈夫大丈夫。ママが駅長さんにしっかり頼んでおいたから」

音群「フスーフスーフスー(ベルトを丸めている)」

母「丸めないのココは!
カナデちゃん?じゃ、ママと、おはようございますの挨拶の練習しよっか。ね?これすると落ち着くもんね」

音群「モンっ」

母「じゃ元気よくいきましょ。鏡に向かって?じゃあ、・・・お!」

音群「ぉオ!」

母「は!」

音群「はァ!」

母「よう!」

音群「っよ、ゥウー」

母「ござ」

音群「gざあー↑」

母「います」

音群「ぃますゥー↓」

母「はぁい、よくできましたー!」

音群「ママ、ありがとgざいぃーーーっ↑↑、まs」

母「はい、よくできました。じゃいってらっしゃい、頑張って」

音群「いってきまs」

母「あっ、カナデちゃん!?」

音群「はいっ!?シュー」

母「ちゃんと『タチツテト』持ったの!?」

音群「・・・もちまsた!」

母「ホントかなー」

音群「はいっ」

母「じゃママに見して」

音群「はいっ」

母「ここ座って?」

音群「ンンンー・・・(座る)」

母「じゃあ、まずは『タ』」

音群「はぃっ。・・・・・・・・たぃりィィィーーーー↑↑」

母「そうねー、汗っかきだから。汗かいたらちゃんとコレで拭くのよ?」

音群「・・・モン」

母「じゃあ、『チ』」

音群「ち、・・・チリッ・・・ミーーーーーーーー↑↑」

母「ねー、鼻くそ食べちゃダメよ。ちゃんとチリ紙で拭くのよ」

音群「・・・フスー・・・モン」

母「じゃあ、『ツ』」

音群「つ、つ・・・つめっきり・・・ぃぃぃいーーー↑↑」

母「爪は噛んじゃダメよ」

音群「・・・フスーフスー・・・モン」

母「じゃあ次は『テ』」

音群「・・・て、テチョ、うっうっウーーーーー↑↑↑」

母「そうねー、駅長さんにいわれた大事なことは、ちゃんと手帳にメモしとくのよ?
はい、わかった?」

音群「モモモっ」

母「じゃあ次は『ト』!」

音群「と、・・・・・・・・・・・・・と!?」

母「どうしたの?『ト』がないの!?」

音群「と!?・・・・・・フスーフスーフスー(ベルト丸める)」

母「丸めないのだから!『ト』はどうしたの!」

音群「と・・・『ト』がないーーーーーっ!?↑↑」

母「また忘れるー!『ト』は『時計』の『ト』でしょ?あっ、ほらココにある」

音群「おふっ・・・」

母「(腕時計を付けてあげる)この時計は、ママがしてたものをカナデちゃんにあげたんでしょ?」

音群「(小声)ぁ、そっかそっか」

母「ちゃんと忘れ・・・ぁそっかじゃないわよホントにwwww
ちゃんとしとかないと、お仕事出来ないわよ?・・・はい、よくできましたー」

音群「ママ・・・ありがとgざいーーー↑↑、まs」

母「この時計をしてると、ママが常に傍にいるってことだから。頑張れるわね?」

音群「モン」

母「じゃあしっかり、いってらっしゃい」

音群「いってきますっ」

母「しっかりね!あっカナデちゃん、カバン忘れてるわよ!」

(駅のホームにて)

音群「ア、あのっ、今日から、宜しくお世話になりますっフスー
あのーいろんな、職場の、あのー最終研修の指導員をやっておりました。スー、ッエー音が群がると書いて音群ですフシュー、よろしくおねがいしますっ」

先輩「音群くんね」

音群「はいっ」

先輩「俺、宮迫」

音群「はいっ」

先輩「3年目」

音群「はいっ」

先輩「先輩になるね」

音群「はいっ」

先輩「よろしく」

音群「宜しくお願いs、ますっ」

先輩「指導員ってのは?どういうことやってたの?」

音群「はい、ッエーあのーデパートのアナウンスとかっ、ッエー遊園地の、ッエーあの、アナウンスとか、ッエー、基本的にそのっ基本的に、あの、アナウンスのッエー指導員をやっておりました」

先輩「あれかい?駅員の指導員もやったことあんの?」

音群「ハッ勿論やっておりました」

先輩「じゃあ、あれ?あの構内アナウンスとかできんじゃないの?」

音群「はいっ得意でスゥ」

先輩「よし、ちょうど時間だからやってみて」

音群「はいっかしこまりましたっ。
(ガチャ)本日はぁー皆様ー当駅ご利用、誠にィありがとうございーます」

先輩「おー上手上手」

音群「間もなくゥ4番線に電車が入りますので、ッエー皆さん危険ですから、黄色い線の内側までお下がりくださいまっせ」

先輩「かっこいいじゃん、やるじゃん」

音群「ッエーなお、車内大変込み合いますので皆様、左右の扉に、順にお入りくださいまっせー
・・・
プrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
ピユーーーーーーーーーーッ↑↑
プシューーー」

先輩「音群?」

音群「ドゥーーーーーーーンドゥーーーーーーーン
ドゥドゥンッドゥドゥンッドゥドゥンッドゥドゥンッ」

先輩「なにしてんの、音群」

音群「カーンカーンカーンカーンカーン・・・ドゥドゥンッドゥドゥンッ」

先輩「音群、音群!」

音群「(ガチャ)・・・」

先輩「何してんだよお前。カーンカーンカーンじゃねーよお前。何してんのお前」

音群「ドップラー・・・」

先輩「ドップw
ドップラー効果は良いんだよお前」

音群「はいっ」

先輩「カーンカーンはいらないから。頼むね、しっかりやって」

音群「はいっ、かしこまりました」

客「あのーすいません、横浜行きは何時になりますかね?」

音群「横浜行きですか?ッエー横浜行きはー・・・」

客「はい」

音群「ッエー次は・・・ッエー9時45フッごろー・・・横浜ーの―のー、っでんっしゃーーーーー↑↑、ですっ」

先輩「何言ってんの、おまwwお前ふざけてっ・・・w」

音群「ぇ、ちゃんと真面目にやってますっ↑」

先輩「まっwまじめ・・・ww」

客「え、すいません。時間が聞き取れなかったんですが」

先輩「ちゃんとお前・・・答えて」

音群「ッエー続いてーのっ横浜行きーはァー・・・9時45フンごぉっ・・・フスー・・・ごー・・・フスーフスーフスー」

先輩「お前何やってんだwwww」

音群「いやっ、さっきから、らっ、らっ、先輩が、笑われてますのでっ?」

先輩「ちがうだろw お前が変な説明するから笑ってんだろ!」

音群「アッこれはっ失礼しまs、たァー」

先輩「もーいいよっ、・・・はい、なんでしょう」

客「あっ、横浜行き・・・」

先輩「あ、横浜は9時45分頃になります」

客「あ、わかりました。ありがとうございます」

先輩「ったく・・・(無線がかかる)はい。え?・・・はい了解しました。・・・音群」

音群「はいっ」

先輩「次の電車、車両故障でそのまま車庫入るから」

音群「はいっ」

先輩「アナウンスで状況を伝えて」

音群「あっかしこまりゃますたっ」

先輩「頼むぞ」

音群「(ガチャ)お客さまにご案内申し上げエーます。ッエー本日はお忙しいところっオー、誠にご迷惑をおかけします。ぇ次の品川行きの電車は車両故障のためェ、一旦車庫に戻ることになりィ、おきゅーけィイー↑↑となりましたっ。皆さんその場でしばらく、おまっち・・・っしゃーせぇぇー、おまちくさっ・・・あwsでfrgtyふじkぉp;・・・ぃらっしゃいやせー(ガチャ)」

先輩「ま、後半は訳わからないけどさ。前半は伝わってんじゃね?」

音群「あッカー、すいませんっ」

先輩「後半は無しの感じでな?」

音群「はいっ」

先輩「あの感じで上手く情報を伝えるように・・・」

客「ちょ、すいません、すいません!いつまで待たせるんですか?」

音群「エート、あっ今、車両故障のためェー」

客「え?」

音群「エート、もうしばらくお待ちくださいまっせー」

客「もうしばらくってずっと待ってるじゃないですか、こっちみんなー」

音群「はい、アッあのー、今もうすっ・・・しばらくゥー電車がきますかr」

客「ええ?なんなのお前?」

音群「えっそのー」

先輩「対応して対応して」

音群「はいっ!エート、いま車両故障のためェー」

客「代わり何とかしろよ!お前よ!」

音群「僕はッ!あのー僕はッ!」

客「あ!?」

先輩「違う、お前が対応しろって」

音群「はいっそうですねッ・・・」

客「ええ!?」

音群「はいっそうですー・・・」

客「そうですーじゃなくて何でだよ!なあ!」

先輩「クレーム処理しろって」

音群「ク、クレームしょっ・・・」

客「なんなんだよお前!わかんねーんだよ!なんとか言えよ!もっとはっきり言えよお前はよ!おいお前」

音群「ッセーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!」

先輩「ウワーびっくりしたー・・・!」

音群「っそーーーーーーーーーーーい!!(客を線路に投げとばす)」

客「わああああ!!!」

先輩「オイ!お前お客様になにして音むっ」

音群「ッセーーーーーーーーーーーイ!!(先輩を投げ飛ばす)」

先輩「うおおおおおおお!!」

音群「・・・・・・・・モーーーーンっ!」