本題ブログ(上)で私は明治22年4月改正埼玉県管内全図の尾間木村を見た。
尾間木村の輪郭(範囲)を赤で示す。
現在の地図(ヤフー)にかつて尾間木村だったと思われるところを赤で囲んだらこのようになった。
埼玉県管内全図には大牧という文字の下に黒丸が描かれている。
埼玉県管内全図左上の符号例を見ると町村役場だと思う。
ウィキペディア尾間木村には役場所在地は北足立郡尾間木村大字中尾となっている。
本題ブログ(上)で見た改正埼玉県町村便覧の役場位置は「大字大牧」となっており、埼玉県管内全図と合致する。
日文研データーベース所蔵地図の大宮で尾間木村を見る。左の符号で町村役場を見ると〇印である。
大宮地図の尾間木村役場は駒前の右で駒形の左に見える。駒前、駒形は大字中尾になると思う。
昭和4年頃の地図で尾間木村を見ると内谷の下に〇印が見える。マピオン地図に「大間木内谷公園」がある。内谷は「大字大間木」だと思う。
平成4年浦和市発行『わがまち浦和 地域別案内(改訂版)』で〔大間木・下山口新田・蓮見新田〕の位置図を見る。
①尾間木支所については、“ 尾間木村は昭和15年4月、三室村と時期を同じくして浦和市へ合併した。それにより旧尾間木村役場は浦和市役所尾間木出張所となった。(中略)昭和41年5月支所に昇格した ” と記述されている。
平成3年(1991)の地図に尾間木支所を赤枠で示す。
さいたま市立尾間木小学校ホームページ(地域の情報)の尾間木公民館を見る。
2010年10月ストリートビューで尾間木公民館を見る。
2018年9月ストリートビュー。
昭和4年頃の尾間木村役場の場所は平成3年(1991)地図の尾間木支所のところだと思う。
埼玉県管内全図の中尾の近くにプラス記号のようなもの(青丸)が描かれている。
符号例を見ると仏刹とある。中尾の仏刹というのは吉祥寺のことかも知れない。2020年12月28日ブログの写真。

2013年3月撮影の吉祥寺山門と本堂。
符号例で仏刹のとなりは神社であるが、三室村でこの符号(緑丸)を見ることができる。
三室村の神社というのは氷川女体神社のことかも知れない。
2011年5月撮影の氷川女体神社の写真。
ウィキペディア日本の地図記号の一覧から国土地理院の地図記号神社と寺院を見る。
この迅速測図は明治22年の埼玉県管内全図より前(明治13年)であるが、神社と寺院は現在とほぼ同じ地図記号である。
江戸時代の武蔵国全図はこのようで、東都近郊圖ではこのようである。
埼玉県管内全図のような地図記号は珍しいと思う。プラス記号のような仏刹は大宮地図の符号の燈籠と似ていると思う。燈籠は寺院で見ることが多い。
また神社の符号は神社のお祓いの祭具=大麻(おおぬさ)をイメージしたものなのかも知れない。
尾間木村の輪郭(範囲)を赤で示す。
現在の地図(ヤフー)にかつて尾間木村だったと思われるところを赤で囲んだらこのようになった。
埼玉県管内全図には大牧という文字の下に黒丸が描かれている。
埼玉県管内全図左上の符号例を見ると町村役場だと思う。
ウィキペディア尾間木村には役場所在地は北足立郡尾間木村大字中尾となっている。
本題ブログ(上)で見た改正埼玉県町村便覧の役場位置は「大字大牧」となっており、埼玉県管内全図と合致する。
日文研データーベース所蔵地図の大宮で尾間木村を見る。左の符号で町村役場を見ると〇印である。
大宮地図の尾間木村役場は駒前の右で駒形の左に見える。駒前、駒形は大字中尾になると思う。
昭和4年頃の地図で尾間木村を見ると内谷の下に〇印が見える。マピオン地図に「大間木内谷公園」がある。内谷は「大字大間木」だと思う。
平成4年浦和市発行『わがまち浦和 地域別案内(改訂版)』で〔大間木・下山口新田・蓮見新田〕の位置図を見る。
①尾間木支所については、“ 尾間木村は昭和15年4月、三室村と時期を同じくして浦和市へ合併した。それにより旧尾間木村役場は浦和市役所尾間木出張所となった。(中略)昭和41年5月支所に昇格した ” と記述されている。
平成3年(1991)の地図に尾間木支所を赤枠で示す。
さいたま市立尾間木小学校ホームページ(地域の情報)の尾間木公民館を見る。
2010年10月ストリートビューで尾間木公民館を見る。
2018年9月ストリートビュー。
昭和4年頃の尾間木村役場の場所は平成3年(1991)地図の尾間木支所のところだと思う。
埼玉県管内全図の中尾の近くにプラス記号のようなもの(青丸)が描かれている。
符号例を見ると仏刹とある。中尾の仏刹というのは吉祥寺のことかも知れない。2020年12月28日ブログの写真。

2013年3月撮影の吉祥寺山門と本堂。
符号例で仏刹のとなりは神社であるが、三室村でこの符号(緑丸)を見ることができる。
三室村の神社というのは氷川女体神社のことかも知れない。
2011年5月撮影の氷川女体神社の写真。
ウィキペディア日本の地図記号の一覧から国土地理院の地図記号神社と寺院を見る。
この迅速測図は明治22年の埼玉県管内全図より前(明治13年)であるが、神社と寺院は現在とほぼ同じ地図記号である。
江戸時代の武蔵国全図はこのようで、東都近郊圖ではこのようである。
埼玉県管内全図のような地図記号は珍しいと思う。プラス記号のような仏刹は大宮地図の符号の燈籠と似ていると思う。燈籠は寺院で見ることが多い。
また神社の符号は神社のお祓いの祭具=大麻(おおぬさ)をイメージしたものなのかも知れない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます