良い子でいたかった。
でも気付いてしまった。
それは「都合のいい子」だってことに。
望まれて存在するのではなく、
存在に望まれているのだと。
気付いたところでどうにもできない。
あたしにはそれを超えるものがなかったから。
でもだからってそれ以下にはなれなかった。
「どうでもいい子」になったあたしをあたしは許せない。
それは、
心の中で殺してきた幾人ものあたしに、殺される気がしていたからかもしれない。
15年たった今でも、あたしの中のあたしは、時々あたしを殺そうとしてくるよ。
でも気付いてしまった。
それは「都合のいい子」だってことに。
望まれて存在するのではなく、
存在に望まれているのだと。
気付いたところでどうにもできない。
あたしにはそれを超えるものがなかったから。
でもだからってそれ以下にはなれなかった。
「どうでもいい子」になったあたしをあたしは許せない。
それは、
心の中で殺してきた幾人ものあたしに、殺される気がしていたからかもしれない。
15年たった今でも、あたしの中のあたしは、時々あたしを殺そうとしてくるよ。