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今日は15日です。

2011年03月15日 | 世界平和への祈り
今日は15日という事で、久し振りに世界平和の祈りを再開してみることにしました。

そこで、今回の大変な局面に関しては、単に日本国内に留まるものでは無いことで、この影響が世界に
及ぼす波紋は小さくないと考えられるのです。それはこれまでのあらゆる主義・思想というものが崩壊し
て行くプロセスであって、どうしても避けられないものですが、多様であり、かつ1つの世界に到達する為
に今の困難を乗り越えられるように力を尽くすべきなのでしょう。

顧みれば、先の世界大戦でアジアの独立を目指していたかつての我が国はアメリカを中心とする連合国
に敗北した結果、その後の米ソによる二大国による冷戦下の勢力争い・・・核兵器の開発・製造争いにあ
って、アメリカの同盟国として、共産主義から自由主義を守る事を正義として来た訳です。そうして、ソビエ
ト連邦の崩壊後のその勢力はアメリカに偏り、最後の超大国としての正義と資本主義政策に我が国も同
盟国として力を尽くした訳です。ところが、かの同時多発テロによって、アメリカ本土は守りの体勢となり、
アメリカの自由と正義を疑う諸外国への対応は友好的なものから一転し、アメリカはイラクやアフガニス
タンに攻撃を開始した訳です。

その間に我が国の隣国の中国が共産主義の政策を資本主義に移行する試みをはじめ、アジアにおける
勢力を拡大させました。また、これらの世界情勢に警戒した北朝鮮が核開発をすすめましたが、その勢力
は貧しく衰退しつつあります。その反対に韓国の成長には目を見張るものがあり、その冨をどのように使用
するかが今後の中国の関心になるでしょう。

南北朝鮮はそのような意味でも、資本主義と共産主義、冨と貧、明暗2極の別を分ける存在なのであり
ましょう。

そうして我が国はこれらのアジアの国を経済でリードして来た世界二位の経済大国でありましたが、今後
は自由経済よりも北朝鮮をテロリズムによる脅威の的として利用し、現憲法を改正し、戦前のような軍事
国家に戻ることが、正義であり、自国の独立と安全確保であるとも考えた事が、今回の地震による多くの
被災者を生み出すという悲劇を招いたとも結果から考えられます。

それは、原子力制御についての問題であり、これをコントーロールする側の問題でもあります。しかし、
放射能漏れをロシアに監視される現状では我が国が自立してコントロールするのは現実はなかなかむつ
かしい訳ですから、こんな事故が繰り返される事は国際的にも許されません。

やはり、我が国は最先端の原子力開発を捨てるかアメリカに渡譲して本当に安全な新エネルギー開発を
期待し、我々は日本独特の文化的国際交流を持ってアメリカと仲良くし、中国の自由化を助けるべく復興
に取り組まなければなりません。

それが本当に正しいものであり、世界平和への最初の一歩になるとしたら、犠牲になられた方々もまた浮
かばれる訳です。

日本から多くの外国人が逃げ出すのではなく、憧れて訪問するように取り組むのです。

今回はこれ位に致します。

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