MIHO GRANDAMA - Arte della Luce-

ART&PEACEです。

今日はこの前の信楽へのツアーの感想を簡単にお話ししたいと思います。

この五月のツアーは毎年の事なんですが、今年は特別違っており、新しいスタートという感じがします。
というのも、私どもの所属している国連NGO団体・・・名前はSHUMEIといいまして、今は信楽がメイン
センターです。で、元は日本では病気治療時代からのもので、戦後、宗教団体のグループとして再ス
タートしたものですが、単立法人・・・独立してから今年で40年という事なんです。

そうして、もう40ですから、いよいよ働きに働くという感じなんです。これは勿論表立った事で、日本でも
私共の団体はあまり目立つ事もなく活動してきましたが、ここに来て国連NGOとしての働きに今後多く
の人が目を見張るかも知れません。内容は神様を中心に自然や農業を重視し、太鼓や美術館と言った
文化活動がその主なものです。

つまり、サンクチャリーやカルチャーを新しく作ったり、古くからのものを守ったりするんですね。

また、グランダーマワインという事で、その詳細をイタリアからのゲストから聞く事が出来ましたが、これ
は敬虔なカトリックのクリスチャンの方々がワイナリーというのでしょうか、イタリアでやってるそうですが、
私どもの団体とパートナーシップを組んで出来たものなんです。今回は百本だけの貴重なものなんです。
これはスピリチュアル・ワインというそうで、私なんかは勿論飲む機会も頂いてませんが、いずれは飲ん
でみたいと思います。というのも、結晶が他のワインと違い、植物的なんですね。ですから、芸術作品とも
言えそうなものです。

で、今回のこのスペシャルな行事のために、コンサート・・・・毎年アトラクションで色んな方に来てもらって
いるようですが、今年は関西フィルが来てくれました。ベートーベンの第九・合唱付きなんかも私どもの合
唱団の方々と演奏してくれまして、最後は私どもの賛歌・・・賛美歌とは違うのですが、ポップな感じの歌を
今回オーケストラに合うようにアレンジしたものを披露してくれて、最後はみんなで合唱したんです。

ホント感動ものでした。

それから今回の行事の締めとしてMIHOMUSEUMに行って、グランダーマ展を拝観しましたが、仏画で
特別に閻魔天を久々に拝ませて頂いたのです。これは原三渓旧蔵のものらしく、ある美術商の方が宝物
のように持ってらしたものですが、元々は奈良の室生寺伝来らしく、神秘な作品です。

それから悲母観音像がまた素晴らしく、これは京都の川島織物製です。原画は狩野芳崖で東京芸術大
学美術館蔵のものみたいですが、MIHOの悲母観音像は、織物として新しい次元・・光の世界の代物
です。

観音様の力というのはやはり無限なんです。

そうして、実は今回は創立者(故人)生誕100年の祝賀となりまして、感極まる内容でした。
私共は各地それぞれ出来る所から努力して、信楽を中心に人材育成にも力を入れて行きます。学校の
モデルも出来まして、シュミレーションも見せてもらいましたし、いよいよ建設も進んで行く事でしょう。

今回はこれ位です。それではまた。