元損害調査員の事故解決談

損害保険会社の人身事故の損害調査員として経験した数々の案件を参考に、ブログに頂いたご質問への回答。

怪我の治療期間が空いてしまった場合の対応は

2020-07-01 07:06:17 | 保険
 【ご質問】
 2ヶ月前に追突事故に遭いしました、怪我は頸椎捻挫で全治1週間の診断でした。医師からは暫く通院する様に指示されましたが、2日間だけ通院しました。手に多少に痺れが有ったのですが自覚症状も軽かったので病院から出された湿布を張って様子を見る事にしました。。その後仕事に追われて通院しないでおりましたが最近に成って首が痛み出したので病院へ行ったのですが、自分の健康保険で治療を受ける様に云われました。そこで相手の車の保険会社に電話をして事情を伝えてた所、初診から2ヶ月も経過しているのでた交通事故との因果関係を認めるのは難しいと云われてしまいました。この様なケースでは交通事故での治療は無理なのでしょうか。
 【お答えします】
 交通事故でのお怪我に御見舞い申し上げます。確かに2日通院しただけで2ヶ月間も治療を受けていないのは問題ですね。治療期間が15日以上開いた場合は事故との因果関係に問題が無いかを調査する様に自賠責保険の管理をしている調査事務所から云われた経験があります。方法としては医師に対する商会と回答書等を添付して調査事務所に事前相談する事になっております。従って交通事故の損害賠償は自賠責保険が基礎に成って居りますので担当者に事情を話して審査をお願いしてみる価値はあるのでは無いでしょうか。
       (自宅の近くの池の畔から眺めた赤城山)
          
相手の車の保険会社のt担当者に事情を説明して