一晩中続いた攻防戦。

昨夜のまめじろうさんは、ほんっとにひどかった

とにかく、
ヒトを押しのけ、ふとんを占領しに来るである

あまりに厚かましい寝方にキレたわたしは
何度もすっ転がすのだが、それでも意地になっているのか
速攻で戻って来るまめじろう。

両手両足伸ばしたまま、ゴロンと転がされても
まったくめげない。

それどころか、仕返しとばかりに、腹の上に飛び乗って来る始末

さすがにマジで怒ったわたしは、
とっつかまえてじろうさんの、自分のベットに押し込んだのだが・・・・

あれ？　今度はドコ行った？

オヤジ：「ココ・・・・」

慌てて起き上がって見てみると、
　　　
じろうさん、今度はオヤジの足元に寝床を移したらしく・・・・

　　　
コレ、自分から入って来たの

オヤジ：「うん。　自分からもぐってきた」

あたしのふとんには、絶対に入りたがらないクセにぃ～っ

っつうか、なんでそんなトコロで寝てるのよ
　　　
当たり前だろ

あんな厚かましい寝方されて、一緒に眠れると思ってるのか
　　　
聞けよ　ヒトの話を

　　　
・・・・・・・・・・


オヤジ：「寒い。　それ、どっか持って行って」

・・・・・・・・・


まめちん、出ておいで
　　　
引っこ抜いて、投げ飛ばしておいた



で、その後、どうなったかと申しますと・・・・
　　　
朝まで、大股開きを強要されたのである


しかも、見てくださいよ、コレ。
　　　
股の間で、せめてタテに寝てくれりゃマシなものを・・・・


まめさんや
　　　
おかげで腰が痛くなっちまっただろ

だいたい、おまえが乗ってちゃ
ふとんが動かなくなって、寒かったじゃないかっ
　　　
だから、聞けよ　ヒトの話を

　　　
・・・・・・・・・・

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