家長に急かされる。

夜遅く・・・・・

オヤジは先におふとんへ行ってしまったので
まめやんも寝室へお連れし、お夜食も準備してさしあげた。

で、ひとりリビングに残って呑みつづけていると・・・・・
　　
あれ？戻ってきたの？

　　
いや、ほら、コレ、呑みほしてからと思ってさ

　　
そんな
一気飲みを強要するようなコト・・・・・・


いいよ、まめちん　先に寝ててよ
　　
ナゼ？


じゃ、ちょっと待って 歯磨きもしなくちゃ
　　
そういうワケにはいかんだろう

　　
いいからおまえも先に寝とけって

　　
ま、さすがにこんだけ言ったらご理解いただけたのか・・・・・

　　
寝室へ戻って行ってくれましてね



ふぅ。コレでやっとゆっくりできると、続きの酒をすすっていると・・・・・
　　
な゛っ

　　
いや そのっ コレにはワケがあって

　　
すでにまめやんのベットはココに無く・・・・

　　
上がってきちゃったんだ

　　
あぁ、そうなんだ　静かでいいじゃねぇか

　　
おまえも先に寝てくれよ



ちなみにそんなまめやん、
別にわたしに愛情があって迎えに来ているワケではない。

だって、ほら・・・・・・・
　　
カオ、向けてくれよぅ カオ

　　
いいって 先に寝てて

　　
強情なヤツでしてねぇ～


ま、なぜかコレだけは こいつにとって譲れないコトらしく
言い出したら聞かないので、仕方なく今夜は“おひらき”にする


歯をみがき・トイレを済ませ、ガスやら消灯を確かめて・・・・・
　　
まめちん、そろそろ行こうか

　　
えぇ～っ　おまえが寝室へ行けと言ったんじゃないか

　　
結局、こうなるのである

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　　  ブルゴーニュ3本セット。家呑みには、ちょっといいワインです