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まんぼ~のボラボラ島旅行記(5)ソフィテルモツ

2023年10月10日 | ボラボラ

続いてやってきたのは、ソフィテルモツです。

マティラエリアの小島に佇む、プライベート感重視のホテル。
このホテルには代案がないので、ここに泊まるしかありません。

スムーズに予約が取れることが珍しく、予約が取れる日まで日程
を調整するのが当然のようになっています。

対岸のマララホテルとソフィテルモツを自由に往来できるとあって、
プライベート感だけでなく利便性にも優れています。

レセプションの前にあるビリヤード台やラグーンに浮かぶヨットは、
あのホテルボラボラから譲り受けました。

これはこれは、ノリコさん。 お久しぶりですね。







「イアオラナ~。 どうも、まんぼ~さん」

「早速ですけど、定期巡回ということで見学を始めましょう」
「ご存知でしょうけど、水上バンガローからご案内していきますよ」

「前回はみんなで一緒に夕食に行って、色々なお話をしましたよね」

そうです、そうです。
ボラボラ島で暮らす人から色々なお話を聞けて楽しかったです。

私のオンボロバイクも元気にしてますよ。

「あーっ! たしか、そんなお話もしましたね」

「まんぼ~さんのオンボロバイクが壊れていく話が面白かったです」
「古いから、修理したと思ったら別の場所が壊れるんでしたっけ」

「たしか、オンボロバイクは青色でしたよね」

(自分でオンボロと言うのはいいけど、人に言われると傷付く~)







リゾートで何か変わったことはありましたか?

「あぁ、隣の小島にカヌーで行ってしまって、オーナーからお説教
されてしまう人が多いですね」

「そのあたりのルールをご存じない人もいらっしゃるようで、小島
のオーナーからもキツく言われてるんです」

「悪い人ではないのですが、オーナーは凄く怖い人なんですよ」

なるほどな。 普通は小島に行こうなんて思わないですけどね。

どこに行っても大丈夫だと、勘違いをしてしまうのでしょう。

(危なかったな。 思いっきり午後からカヌーで行くつもりだった)







「そうそう、変わったことと言えば、マララホテルに行ったままモツ
に帰ってこれなくなったお客様がいらっしゃいました」

「ちょうど私がお休みの時だったので、そのあたりの詳しい説明を
お客様に出来ずに申し訳なかったです」

えーっ! マララに行ったまま帰ってこれないって!

そんなことって、あるんですね。
送迎ボートがあるのに、なんでそんなことになってしまうのかな。

「はい、前任者のセイコさんによれば、過去に1人だけそのような
前例があるそうですけど、私が赴任してからは初めてのことです」

(その過去の1人が目の前にいることはバレてないようだな)







施設の見学は終わりましたので、最後に高台にやってきました。

「そう言えば、昨年にジェロームが営業でまんぼ~さんのオフィスに
お邪魔したと言ってましたよ」

えぇ、たしかにジェロームさんは昨年の4月にお越しになりました。
日本にお越しになるのが初めてで、とても喜んでいたような。

「彼は本当に真面目で、気遣いの人なんです」
「売店でも店員さんにバーコードを向けて商品を渡すんですよ」

「日本に行く時も、ケースにお土産を山盛りに入れたそうです」
「あれほどに気遣いを出来る素晴らしい人はいないでしょうね」

本当ですよね。全身から優しさが滲み出てるような人でしたよ。

(そんな人が、ウチには何もお土産がなかったことは黙っておこう)







共通の知り合いの話題にも花が咲いたりして、楽しい時間が過ぎて
いますが、目の前にあるシャンパンの存在が気になります。

ノリコさんも、このシャンパンの存在には触れません。
これは何のためにあるのかな。 自分にだけ見えているのかも。

他のゲストがオーダーしたのかな、それとも自分が飲んで良いのか。

なんとかして、そのあたりの正解が知りたいところ。

この飲み物は何ですかね? : どう見てもシャンパンである
暑いから喉が渇いてきたな : 催促してるみたいで嫌らしい
僕が飲んでもいいですか? : ダメな時に気まずいだろうな
勝手に手が伸びてしまうぞ : シンプルに馬鹿だと思われる

ヨシ、色々と考えた結果、これで行くことにします。

「このシャンパンて、この後はどうなるんですか?」

こちらは、私にロマンチックソワレのセッティングの様子を見せて
下さっているそうで、シャンパンは飲んでも良いそうです。

あ~、良かった。 勢いでグビグビっと飲み干してしまいましょう。







あっという間に見学が終わりました。

今回は水上バンガローではなく、リゾートの奥地に1室だけある陸上
のお部屋に宿泊です。 これ以外のお部屋は満室になっていました。

部屋数が少ないリゾートは旅行パンフレットなどで露出されることも
少ないですから、自然と隠れ家のような存在になります。

そのようなリゾートも、世界中の人がタヒチ旅行の予約をするのです
から、満室になるのも無理はありません。

横に長いお部屋で、リビングとベッドルームが別れたスイートタイプ
のバンガローです。

キッチンがありますし、アイロンのお部屋もありますし、これまでに
宿泊したことのないようなバンガローです。







お部屋で寛いでいると、ジャグジーの調子が悪くなりました。
さっきまではブクブクと泡が出てたのに、急に出なくなったぞ。

偶然にもスタッフがお部屋にやってきたので、ジャグジーの調子が
悪くなったことを伝えてみたところ、不思議そうな顔でジャグジーを
見つめています。 なんとなく、気まずい空気。

「ムッシュ、まんぼ~。 どのボタンを押しましたか?」

いえいえ、僕は何もボタンを押してないのに、急に調子が悪くなった
みたいで、困ってしまったんですよ。

って言いましたけど、本当は全てのボタンを押しました。

正直に言ったら怒られると思ったので、ついつい咄嗟にウソをついて
しまいました。

私は弱い人間なのです。



それから、食事はとても美味しいです。

量を減らしたことを後悔したほど美味しくて、どれも素晴らしかった。

メインのレストランが1軒のみで、ゲストを飽きさせないように毎日の
メニューには工夫をしています。

昼食や夕食はスキップしがちなのですが、これも勉強と思いながら、
ちゃんとソフィテルモツで頂きました。

ちなみに、高台のシャンパンはちゃんとチェックされてました。

飲んでも良いと言われましたけど、無料とは言われてませんからね。

それなら、もっとゆっくりと味わって飲めば良かったな。









プルルル♪ プルルル♪ まさか カチャ

「兄弟、釣りに行けないなら、せめて釣り方だけでも教えてくれよ」
「それが気になって、あれから俺は夜も眠れないんだ」

「まんぼ~が必殺技を使えないのは分かったけど、俺はまだ大丈夫
だと思うから教えてほしい」

「なっ、誰にも言わないからさ。 教えてくれって」

まだ釣りのことを言ってるのか。 こっちが教えてほしいくらい・・・

とは言えない。



しょうがないな。 サムに究極奥義を伝えることにする

えーとね。 釣りに行く前日に腕立て伏せと腹筋と背筋とスクワットを
1000回ずつやってみてくれ。

後は普段とは逆の手でリールを巻けば釣れるから。

筋肉痛で体が痛くて、ルアーがぎこちない動きになることで、弱った
魚の姿を演出することが出来るんだ。

もう、サムに教えることはないぜ。 カチャ。

普通に考えて、今のアドバイスで私が釣りの達人でないことはバレて
ますけど、次に会う時には全て忘れてるはず。

筋トレで魚が釣れるくらいなら、苦労はいりません。

もう大丈夫でしょう。 やれやれ。




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