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2010 2/9

2010-08-02 16:41:43 | 日記
何もしたくなくて仕方ないのに何もしない自分が嫌いで仕方ない。
何かはじめればはじめる程に維持する苦労が増えて行く。
楽になるために義務感を背負うことになる。
しかしそこで思い改める。俺はやりたくてやってるんじゃねえか。偉そうに大義背負ったフリすんじゃねえと自ら心の喫煙所を潰す。
追い詰めて追い詰めて!最後に笑えればそれでいいんだと思って吐き場所を作らないで!
たしかにこういった口に出来ない思いの蓄積によって生み出せたものや環境はあるのだけど、まだマイナスだ。
いつになったらプラスになる?溜めて溜めて溜めてバーンって吐き出して、全然プラスになってねえ。体は低燃費なくせに心がすげえ高燃費。
日常が全然面白くねえんだ。顔が綺麗じゃねぇ女と接すると心が腐敗していくんだ。すれ違って目が合うだけでブルーになるんだ。お前らの苦悩や進化や持論なんて、俺はとっくに経由してきてんのに、お前らが俺と同じライン上にいるのがムカつくんだ。まして年上だったりしてさ。死にたくなる。自分より年下だから安心するんじゃなくて自分より年下だからこそ焦れ。

とりあえず古着屋に行こう。まなさんと付き合う気持ちは大いにあるけど、またタイミングを誤って後悔するのはごめんだ。
期末テストなんて楽勝だ。地獄の一月に比べれば何もしてないのと同じだ。学校はいつもどおり過ごして、外で少し活動。家で曲を作る。ほんの二週間ちょっとで会いに行ける。

同じバンドメンバーだ。会おうと思えば理由なんていくらでもある。
カオシレーター見せたり、スタ練の話もしなくちゃならん。

2010 2/9

2010-08-02 16:40:36 | 日記
石チョコ

クレーンに乗せられて鉄柱が運ばれている。
固定もなにもなしの、ただ上に乗せてるだけみたいな杜撰な状態だった。
俺は横になってなんとなくくつろいで足を伸ばすと、うっかり足がクレーンにぶつかってしまい、それだけの衝撃で鉄柱はゆらめき、ぐらあ、って倒れて車道スレスレに落ちた。
俺はやべーと思った。幸いどこにもぶつかってなかったから、何も知らないフリで去ろう。とした瞬間に男に再び会う。
「何してんの?」
「いや別に」
俺の視線の先の出来事を見て全てを判断したのか、男はなるほどねというとクレーンを操る工場の方へ向かっていった。
入れ違いになって工場主がクレーンと落ちた鉄柱を確認しにきた。俺が落としたことには気付いてない様子だ。まああんな固定も何もなされてないんじゃ俺が何かするまでもなく落ちてたよな。
でもまあ念には念をいれてと、俺自転車に乗って逃走を試みて振り返る。
空は黄色と灰色の混ざったような色だった。そして下半分の雲の表明がゴツゴツしすぎてまるで岩のようだった。はじめて見る光景を前に呆気に取られていると、どれほど時間がたったのだろうか、男がアイスを手にして戻ってきた。
「見てこれ、貰ったんだ。石アイス」
「石アイス?」
「食べてみる?」
硬いクッキーのような食感だった。
冷たいとかじゃなかった。

これを貰った経緯を聞くと。
「おい、てめえ」
「おおっ、なんですか」
「なんですかじゃねぇだろ、お前のあの適当な固定によって落ちてきたクレーンの鉄柱のせいで今一人の若者が傷付いてんだよ」
「えっ、は、すみません」
「すみませんってなんだよ、どう責任取ってくれんだよ」
「本人の方はいらっしゃるのでしょうか」
「お前ぶっころされたいのか」
「はあ(なんだこいつ、基地外か)」
「さっさと出すもんよこせ」
「わかりました」
で、貰ったのがこれだそうだ。相変わらずすごい男だ。
ゆっくり歩いて帰宅。ふと後ろの空を見ると、すごい勢いで流れていく雲の向こうで三日月が横に三列並んでいた。
俺は感動しつつこれは写真におさめたいと思いケータイのカメラ装置を起動。しかしピンボケしたり、撮ろうとした瞬間に大量の渡り鳥が横切ったりでうまく撮れない。
いつの間にか三つの三日月は散り散りになってしまい。



あさこさんが男の家に行く度に男の体に少しずつ機械のパーツが埋め込まれて行く。
呻き声は徐々に大きくなり、機械と肉体の比率も徐々に離れて行く。

雨の日、あさこさんと二人で家を出た。
あさこさんはドアホンも押さずなんのためらいもなく男の家のドアを開きすぐに出てきた。手にはスゴロクのセットがあった。
「ちょ、ちょっと何してんの」
「鉛筆と消しゴムだけでやるのは大変なんだよ!」

雨が上がり、あさこさんがいきなり車道の端へしゃがみ込むと、地面に取り付けられた水道の蓋をあけて蛇口を上に向けるとパルプをひねった。一連の作業がどれもスムーズ過ぎて止める暇もない。上空へ噴出された水は噴水のようになり俺に降り注ぐ。やがて雨になる。
あさこさんは立ち上がり「私もう帰るから」と言った。
俺はあさこさんの手からスゴロクを奪うと、雨の車道へそれを投げ捨てた。
「あっ!なにすんの!」
言って騒ぐあさこさんの口の下にホクロがあることに傷付く。思いっ切り抱き締めた。自転車に乗った坊主の男子高校生三人組が通り過ぎたが離れない。あさこさんが黙ったからこれでいい。地下を抜けるバイパスは水で沈没して川になっていた。
何故かすごく愛しく思えた。抱きながらほっぺたにキスをして、肩に顎を乗せて、肩越しの風景とうなじを眺めたり目をつむったりした。

男の肉体は殆どパソコンに肉の皮をくっつけただけのようになっていた。体は血まみれで、四肢は切断されているのか確認出来なかった。左足だけ動いたかと思ったら根元が逆向きになっていた。呻き声はいっそう上がっていた。人間の姿ではなかった。
胸には太く黒い何かが突き刺さっていた。男が痛みの限界を感じたのか、うーうー唸りがピークを迎えた瞬間、胸から顔の下部分にかけて爆発。肉片が飛び散り、これは死んだだろうと思ったが、ビクビク動いてまだ生存が確認出来る。

2009 11/22

2010-08-02 16:40:03 | 日記
光の都の裏通りはいつも暗い
君が朝も夜も輝くから
僕は朝も夜も陰ってしまう

囁いている
今日も言い訳じみて
暗闇の温もりから離れられずにいる
いつか火傷する

2009 12/3

2010-08-02 16:39:16 | 日記
親から仕送り貰ってる大学生バンドが「この世界は病んでる」とか歌ってる。

両腕の効かなくなった彼女はバイオリンを股に挟みつつ彼氏の股間の弓の前後運動を受け入れることによって音色を自在に操った。

2009 11/9

2010-08-02 16:37:45 | 日記
YES

サンキューありがとう

懐かしいアイスを食べた
木の香りが漂って
「ああその香りいいね、懐かしい、食べたくなる」
って男友達が言って来る
続いてあんみが
「木の味って、なに?気になる」
っと言って来る
「味っていうか、別に舌べろで読み取るものじゃないんだ。香りから味まで届くような、なんかうまくいえないけど」
説明してもわからなさそうなので、とりあえず与えてみた

2009 11/8

2010-08-02 16:37:11 | 日記
灰色の空の下でいつもより僕ら街に溶け込んでいく
微笑みも怒りもみんな影に包まれた
孤独を忘れさせた

文字、車輪、鉄、そして音楽

2009 11/17

2010-08-02 16:36:07 | 日記
引力のある地上での曲線は有限の運動を
引力のない宇宙での曲線は無限の運動を
象徴している。

2009 11/15

2010-08-02 16:35:47 | 日記
双子の姫君が話をしている
黒いドレスに金髪の姫は窓際で
白いドレスに黒髪の姫はベッドに横たわって

「ごめんなさいね、こんな部屋で、こんな、ラーメン屋みたいな部屋で、ああっ」
金髪が窓から外を眺めたり中を眺めたりして黒髪に謝る
「別にいいのよ、私は結構ですわ」
「なぜ?こんなラーメン屋みたいな部屋がなぜ?なぜ平気なの?」

城は宇宙船の中だってよ

2009 11/8

2010-08-02 16:34:59 | 日記
この世界は不条理だが
君の愛もとても不条理だ
俺はその不条理が愛しい
故に世界はこのままでいい
玄関先からクソ踏んでも構わない

町がまだ目覚めないうちに出掛けよう
月だけが同行人
集会帰りの猫も知らん振り
朝焼けの雲が山の向こうで燻ってる
月だけが側にいる

言葉にならない思いを鼻歌にしてた
自分にすら伝わらない思いだけど
少しの慰めにはなったようだ

2009 10/11

2010-08-02 16:33:26 | 日記
人間は外の世界と内の世界を持っている。
外の世界とはここ、大地と空に繋がる世界。
内の世界とは頭の中の世界。夢の舞台になる。ここが壊れると人間は自我崩壊して死ぬ。
俺の内の世界に核爆弾が落ち、大地に存在するものが荒野と悪魔だけの退廃した状態になってから早一年がたつ。

2009 10/27

2010-08-02 16:33:03 | 日記
夢を見すぎたおかげで俺は、夢を見てるうちからこれが夢だと気付けるようになっちゃった
目覚めるまで気付けない方が幸せなのに

2009 9/10

2010-08-02 16:32:46 | 日記
なんで疑う事と信じる事を同時にこなそうとしてるのか謎。

一緒なら牢屋の中でも幸せだよなんて悪いけど賛成出来ないよ。
お前を置いてでも俺は一人で脱走するぜするぜするぜ。
そして半年くらい苦悩してそのあとは何事もなかったかのように生活するんだハンバーガーを食べるんだ。

常温で放置中のチルドセックスが腐りかけだ。