こころのロウソク

36歳&40歳&42歳で授かった3人の子と、母としてのけいこの成長記録

16日朝に息子が誕生しました/その2

2013-11-22 07:57:53 | 長男の育児日記
つづきです。

娘には、出産に限らず日頃から、泣きたい時には泣けばよい、痛い時には痛いと言えばよい、悲しい時には悲しいと言えばよい等と伝えているので、そうしたこれまでの積み重ね、私たちの家庭の文化背景があります。

そのため、助産師さんや先生が『お母さんがこんなに痛いと苦しんで出産している姿を見せたらトラウマになって、女の子だから自分が産むのが怖くなってしまうのではないか…』という心配も、もちろん理解出来ましたが、そこまで不安に感じずに立ち会わせることが出来ました。

もちろん、もっと深刻な難産でしたら話はかわってくると思います。それこそ母親自身が出産トラウマで妊娠出産が怖くなってしまう人もいますし、私は自分の母から繰り返し、どれほど出産が痛くて苦しいかを幼い頃から語り聞かされていたので、出産に対してイヤな気持ちしか持てないで育ちました。

実際に母は、産後のケアも手助けもほとんどなく、本当に苦しく大変だったのだと思います。

女たちが黙々と痛みや苦しみに耐えてきたこと、耐えざるを得なかったことは、女として悲しくやるせない歴史だと感じます。

ともあれ出産後、赤ちゃんに対面した娘が『ももなも大人になったら赤ちゃん産みたい~♪』と言ってくれたので、本当によかったなと思いました。

16日朝に息子が誕生しました

2013-11-22 05:49:02 | 長男の育児日記
16日朝7時38分に息子が3020gで誕生しました。

お陰様で、母子共に健康で20日午前中に退院してきました。

もともとは計画無痛分娩の予定でしたが、19日の入院を待たずに15日夕方から陣発して、LDR室で夫と娘の立ち会いのもと自然分娩となりました。

鎮痛剤の注射を2回打ったので、正確には和痛分娩ですね。

陣痛が10分間隔になったのは15日23時過ぎでしたが、16日5時過ぎまでは鎮痛剤注射のおかげか陣痛の痛みも、痛いけれど静かにやり過ごせる範囲でした。うとうと眠ることも出来ました。

でも産むときは痛くて『いたいいたいいたい~(涙)』と言わずにはいられませんでした。

本来は無痛出産に4歳娘を立ち会わせる予定だったため、先生や助産師さんが娘を気遣ってか『痛いって言わない!』と何度も言われたけど、無理です。

あんまり痛いと言わないと指示されたもので何か合理的な理由があるのかと思い、『何で痛いって言ったらダメなんですかーっ?』と痛みながら尋ねたら、『無駄だから』と言われたのは、たぶん一生忘れません…(∋_∈)私は根に持つタイプなんです。

ま、無駄かどうかなんて私が決めるし、そんな理由なら別にいいやと思って最後までイタイイタイと言いましたヨ。

どうも息子の頭に子宮口が引っかかったまま降りてきていて、助産師さんはそれを介助しようと触れるんだけど、とにかくメンタルの信頼感も先ほどの発言のため私的にはなくなっていて、触られるのが嫌で抵抗してしまいました。

最後は担当医の先生が介助してくれて、それは今までの検診の積み重ねがあるので信頼して受け入れることが出来たのですけどね。

息子の頭が出そうな時に『力入れないで!』って言われたけど、それもどうやったら力入れないですむのか全然わからないですよー!とちょっとキレ気味になりました。

助産院だと、この辺りがもう少し具体的なアドバイスや指示があるのかなぁ。なにしろ無痛のつもりだったから、なーんにも予備知識なく自然分娩を体験してしまったから、そこがちょっと残念だったかな。どうせ自然分娩になるなら、陣痛の痛みを積極的に体験したりサポートして貰える体制の方が安心感があるような気がします。

とはいえ、結果的には出血も少なく、比較的スムーズなお産でしたね、とコメントを貰いましたし、私も無事で息子も無事に産まれたので、それ以外の全てのことは些細な笑い話です。

ちなみに子宮口に引っかかってる時間があったので息子君はお顔がちょっとうっ血気味の色になってしまい、これは息子に申し訳ない点でした。

臍の緒は娘に切って貰おうと思っていましたが、『コワい』とのことで夫が娘を抱いた状態でカット。

娘には、夕方に陣痛が来て自然分娩になると分かった時点で、『母さんこれから赤ちゃん産むときに、痛い痛いって言うけど、大丈夫だからね。(出産を描いた)絵本でも、そうなってたよね。普通のことだし、痛くても産んだらなおるよ』と繰り返し伝えていました。

娘が起きたのでつづきはまた