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女たちのリズム

社会人1年目の滋賀県の女
日々の出来事を綴りますo(^-^)o

祝!56歳 マルコム・ヤング

2009年01月06日 | 音楽


今日はウチの世界一好きなギタリスト、マルコム・ヤングの誕生日です!

マルコム・ヤングはAC/DCのリズムギタリストで、バンドの顔であるリードギタリストのアンガス・ヤングの兄です。マルコムは1953年にスコットランドのグラスゴーで、8人兄弟の下から2番目に生まれました。(アンガスはマルコムのすぐ下で末っ子)ヤング一家は貧しく、より良い暮らしを求めて家族でオーストラリアに移住しました。もともとサッカー少年だったらしいのですが、2番目のマーガレット姉さんの音楽好きに影響されて、ギターを始めるようになったとか。昔、家に一本しかなかったアコギを、アンガスと奪い合うように練習していたそうです。なんだか微笑ましいですねo(^-^)o
オーストラリアでいくつかのバンドを経験し、最終的に弟のアンガスと共にAC/DCを結成!(ありがとう~!)

マルコムは、裏方に徹して堅実にリズムを刻み続けるスタイルのため、全然目立ちません。弟のアンガスはステージ上で走ったり跳ねたり…それはもうせわしないのですが、マルコムは対照的にドラムのそばから全く動きません。ただ、リズムに合わせて右足でステップを踏むのみ。そして、コーラスになるとベースのクリフとともにおよそ3メートル先のマイクスタンドまでずんずん進み、コーラスが終わると直ちに定位置に戻る。
…これがすごーくかっこいい!

マルコムのコーラスには「ハモリ」はありません。ダミ声による掛け声みたいな感じw
それがまたかっこええのです!
"T.N.T."の「T!N!T!」、"サンダーストラック"の「ああああ~ああサンダッ」、"悪事と地獄"の「(ボンorブライアン)dirty deeds!(コーラス)done dirt cheap!」(←この掛け合いが最高にかっこいい!)など…
挙げだしたらキリがないほどかっこええコーラスを沢山してます。

この人の使用ギターは、ずーっとグレッチ。
マルコムが15歳の時に、ひとつ上のお兄さんのジョージ・ヤングのバンドメンバーのハリー・ヴァンダが、マルコムに63年製のJet Firebirdを贈ったのが始まりでした。真っ赤なFirebirdは、後に装飾品を外され、塗装を剥がされ(!)、ピックアップを取り除かれ…と散々改造されます。一時期、ピックアップを外したせいで生じるノイズを防ぐために、靴下を何足も穴に詰めて演奏していた時期があったらしいですw(PV「ロック魂」で見れます。)アルバム『Back In Black』辺りからホワイト・ファルコンも使用していたのですが、後に修理に出して以前よりいい音がしなくなった…という理由で手放しています。ただでさえ小柄なマルコムがでかいホワイトファルコンを構えている姿は、アンバランスの極みでしたw(でもかっこいい。)
現在は再び、あの木の色をしてピックアップの穴からコードが見えたりしてるボロボロのFirebirdを使っています。マルコムにはやっぱりこのギターが一番似合うよ!

ウチはギター弾けないのであまり偉そうに語ることは出来ないのですが、とにかくこの人は「最高のリズムギタリスト」とだけは言えるはず!もともとツインギターが好きなのですが、このヤング兄弟のコンビは本当に最強です。そして、AC/DCのほとんどの曲を作っているのもマルコムとアンガスなんやから、これ以上強い奴らはおらんでしょう。『ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト』で「ヤング兄弟」のセットでランクインして欲しい!



本当の本当の初期は、グラム・ロック路線で変な帽子を被ったりしていたマルコムでしたが、その後はTシャツ少年になっていき、現在はランニングにジーパンという普通さ。(…というか着飾なすぎる!雑誌の表紙の撮影で20年近く前のTシャツを着てくるあたり…強すぎるw)
そんなマルコムをビジュアル的にもかっこいいと思ってしまう私(末期

AC/DCを好きになって聞き込めば聞き込むほど、アンガスの影にいるマルコムの魅力が大きくなっていくという不思議さ。
マルコム・ヤング、めっちゃ好きです!
元気に来日してくださいo(^-^)o

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1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2014-04-17 00:18:50
マルコムの回復を信じてます。
地球上で一番有名なギターリフは、あの兄弟に刻み続けて貰いたい。
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