■2014.8.13 群馬県
子供の頃家族旅行で行った際にいろいろなチョウを採集した思い出のある榛名湖周辺へ。前回行ったのは40年近く前の7月下旬だったのですが、ヒョウモン各種が多かったという記憶とともに、スジボソヤマキチョウやアサマイチモンジ、ホシミスジといった自宅近所では見られないチョウを採集した記録が残っています。で、今回は、アカセセリ&スジグロチャバネセセリ狙いです。
お盆の帰省ラッシュのピークということもあり、高速は大渋滞。更に事故もあったようで、現地に着いたらほとんど11時と予定を1時間以上超過していました。まずは、草原地帯をぶらり。パッと見ただけで、キアゲハとジャノメチョウが飛んでいるのが見えます。キアゲハは翅の裏側が妙に赤くて、別の種のようです。あとでユリの花粉が原因であることが分かりました。
セセリを探しながら道を進んでいくと、いきなりレア度の高いこの子が飛び出しました。
ホシチャバネセセリ
続いてこの子。スジグロチャバネセセリかと思ったら、
ヘリグロチャバネセセリ
前回の富士山麓同様、ジャノメチョウが沢山飛んでいます。マツムシソウやアザミ、黄色い花(コウゾリナ?)をチェックしつつ進みますが、止まっているのはジャノメチョウばかりです。と、赤いせせりが飛びました。ついに出ました。
アカセセリ 人生初見
マツムシソウが多いエリアに来ると、大量のジャノメチョウに混ざって、ヒョウモンチョウが時々吸蜜に来ているのが見えます。
オオウラギンスジヒョウモンとジャノメチョウ
と、ヒヨドリバナにホシミスジが来ています。さすがに時期が遅いので擦れていますが、実はまだ撮影できていなかったのでここで会えてラッキーでした。
ホシミスジ 人生初撮影
これでアサマイチモンジに会えれば完璧だったのですが、さすがに今日はいないようです。
更に歩くと、アカセセリやイチモンジセセリ、ヒョウモンチョウが飛んでいます。撮影をしながら進むと、シャッターチャンスの構図が目に飛び込んできました。
キアゲハ 花粉で後翅がオレンジです。
擦れたウラギンヒョウモンを見つけて撮影していると、ヒョウモンチョウが近くに来てくれました。
ヒョウモンチョウ
草原の終点は林縁になっていて、綺麗な蛾が休憩中でした。
キンモンガ
シロシタホタルガ
最初のポイントに戻ってくると、新鮮なヒョウモン系が飛んでいます。
ウラギンスジヒョウモン
ここまでで草原は終了。ロープウェイで山頂に行くと、占有行動をしていたのは、3匹のキアゲハ。そこに丸い翅で黒っぽいタテハ系が絡んでいましたが、スミナガシかゴマダラチョウかなー???と思ってい見ているうちに、超遠くに行ってしました。他には、ダイミョウセセリやキマダラセセリっぽい子がいました。ふもとに降り、(次回に備え)ゼフがいそうな雑木林の方に行くと、サカハチチョウ、カラスアゲハ(ミヤマカラスアゲハかも)などが見られましたが、チョウはあまりいません。ここで出会ったのは、
カマキリモドキ 初めて見ました。想像より小さかったです。目にピントが合わなくて残念。。。
というわけで、スジグロチャバネセセリには会えませんでしたが、楽しい一日でした。来年は、ゼフの季節に来たいかな。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
前回の蝶日記:【蝶日記】涼しい富士山麓へ
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