天気が崩れるかも?との予想だったので、近場へ。ということで昭和記念公園に行ってみました。約3ヶ月ぶりです。西立川口から入ると、NHKのTVカメラが来ています。どうやら「サギソウまつり」の取材の模様。撮影用の鉢の貸し出しもあり、好きな場所でサギソウの写真が撮れるというイベントのようです。とりあえず私は蝶狙いなので、サギソウはスルーして右側から「水鳥の池」を周ることにします。
池を見ると、見慣れない飛行物体がひらひら飛んでいます。蝶?トンボ?んんん???止まったので望遠で寄ると、
チョウトンボ 初めて見たわ。。。まさに「蝶とんぼ」って感じでした。
なかなか近くに止まらないので、望遠ブレまくりでしたが、何枚か使えそうな写真が撮れたので、次に移動。ふれあい橋との合流地点からメイン通りをはずれ、右奥の小路に入って行きます。するとセミの声が一段と大きくなり、見上げると目の前に
ミンミンゼミ
蝶がいないかと花の周辺を見て周るが、それらしき影はありません。一度、木の間を縫うようにアオスジアゲハが高速で通り過ぎましたが、シャッターチャンスはありませんでした。しかたないので、別のセミを狙います。斜めのところにいたのは、
ニイニイゼミ
アブラゼミは沢山いるのでスルーして、残堀側沿いの川辺の小道を進みます。大量のヤマトシジミをボーっと見ていたらひらひらと舞い降りてきたのは
ムラサキシジミ 機嫌よく、何枚も写させてくれました。
気を良くして顔を上げると、目の前の木の葉にアカボシゴマダラがさかさまに止まっています。コウモリか!と突っ込みながら、カメラを構えると、なんと飛び去ってしまいました。キーパーと1対1の決定的チャンスを逃したサッカー選手のようにすごく悔しく、しばらく不機嫌な顔で独り言ぶつぶつ状態でした。そこになぐさめるように出てきたのは、
キイトトンボ♀(緑型)
家で調べてもなかなか種類が分からないので、もしかして?と形が似ているキイトトンボの未成熟型かもと思って、キイトトンボ×緑で検索したら出てきました。メスがときどき緑のようです。
バードサンクチュアリに近付いたので、小道から離れようとしたら、イチモンジチョウがひらひら舞っています。見上げるとほとんどまだつぼみ状態の樹花(カクレミノの花)で吸蜜したりしながら飛んでいるようです。
シジミかセセリがいないかなと目を凝らすと、いました。
コチャバネセセリ
バードサンクチュアリには何も居なかったので、「トンボの湿地」経由で「こもれびの丘」に向かいます。
「こどもの森」側の林縁をアカボシゴマダラが飛んでいます。ホント増えましたね。放蝶からスタートした割にはしっかり関東に居ついちゃいました。
こもれびの丘に入ると、イチモンジチョウとキタキチョウが飛んでいますが、他にはセミばかりです。そのまま丘を抜けて「こもれびの池」に向かいます。途中のお花畑に居たのは、
ベニシジミ
池に着くと、大きな茶色い蝶が柳の下に逃げ込みました。「おっ!アカタテハかなんかヒョウモン?」と思って柳の下を物色すると、そこにいたのはなぜか
キイトトンボ
なんだったんだろうと思いつつも、これで一通りポイントは周ったので「こもれびの里」沿いに水鳥の池の方に戻り始めると、動かないけど目立っていたのは、
シオカラトンボ
と、また大きな茶色い蝶が整備中の畑のあたりに飛んでいます。が、今度は垣根のような部分の下にもぐりこんでしまいました。蝶らしからぬ行動にこれはジャノメチョウ系だな?と思いながら、大きなクロヒカゲかなんかかなとあきらめかけたら、ようやく草むらに出てきました。
ジャノメチョウ
帰りがけに別のセミを見つけて激写。
ツクツクボウシ
最後にカモとサギソウを写して帰りました。
カルガモ
サギソウ
この日は暑かったです。雨降らないし。。。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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