本日急きょ、カウンセリングして 2泊3日の予定でお預かりした
柴犬の ケンタくん。
昨年9月に動物管理センターから譲り受けたそうです。
動物管理センターから聞いた感じでは 「9歳くらい」と飼主さん。
本日のカウンセリングでは 10歳・・・くらい。
呼んでも知らんふりしています。
飼主さんも 「呼んでも何も・・・」と呼び戻しどころか、無視される・・・ といったニュアンスで話されます。
ケンタくんの顔を見て
所長:「目やにが出てますね。」
飼主:「まあ、ちょっと・・・」
所長:「目やにが出ているってことは耳が悪いんですよ、耳だれもでてますね。。。」
飼主さん、あわててケンタくんを見に行く。耳だれまでは気がついていませんでした。
所長:「右目に目やにが出ているってことは、悪いのは左耳ですね。
これは無視しているんじゃあなくて、耳が聞こえていないんですよ。
鼻は使っているようだから鼻は大丈夫ですね。目も・・・あと、歯の感じは10歳はそうですね。。。」
飼主:「ああ・・・。どうぶつ病院に連れて行ってあげよう。。。」
柴犬としては大変構成が良く、本来の色調である、きれいな赤毛。性格も穏やかで、ポーズのとりかたも知っているようです。
現在は少し太っているが、ショータイプの 大変良質な柴犬です。
大変いい繁殖で、良質な柴犬であることを説明した上で、
今度の高齢生活を送る上で、ダイエットが必要なことを説明しました。
これ以上太ると、歩けなくなると大変だからです。
飼主さんは、そんなに良い犬なのに、なぜ動物管理センターに行くことになったんだろう??
と言われていました。
宏美所長は何か飼えなくなった事情があったんでしょうね、、、と説明していました。
何やら急用だったことと、
先日、お兄さんのワンちゃんをお預かりした経緯もあり、今回急きょ お預かりすることになりました。
ケンタくん、やさしい飼主さんに里親さんになってもらって良かったね。