遠い昔の約束

最近僕はとても運命を信じている・・・

何気ないちょっとした事、それはきっと私の為のアドバイスなんだと・・・
私は強くそう思っている。



そんな認識世界の中、僕はとあるブログを見ていた。
熱心に夢を頑張る美しい人のブログを見ていた、


その言葉は確実に私の事を言っている訳ではない。
そんなのは重々解っている・・・

僕は「好きだった人が腑抜け、色惚けてしまった」と言う言葉に強く反応した




自分がこのブログに出てくる訳がない、
その言葉に反応する理由もない・・・


でも、私はその言葉で何と無く「自分はどうなんだ？」と問われてしまった







その時に思い出した、後輩との約束・・・
まだまだ現実なんて解んなくて、ただやりたい事を一生懸命だった日々
私は後輩と約束をした・・・笑いながら約束をした・・・




「私は漫画家になる。あなたは役者になる。・・・もしもどちらかが有名になってテレビに出れるようになった時・・・・必ずお互いを呼んで有名になろう。」




屈託の無い尊敬に値した後輩に私は約束をした・・・
その子には解らないように私は自分自身に夢の為の施錠を増やした



あの時の約束・・・　　　　あれ？何してるんだろう私？？



あれ？　　　　昔望んだ私の将来像ってこんな形だったっけ？

あれ？　　・・・どうして私は何もしてないんだろう？？





死にたがりなのは生まれてこの方ずっとだ、
今更それが始まったという言い方にはならない
ただ延々と続いているだけ、「死」って言う逃げ道の模索




だから死にたがりな事はどうだっていい、
私は生涯多分治らない






でも、。。。でも・・今の私って何だろう・・？

コレが私の最終造詣＿＿？？？





何かとても情けなくなった・・・
とても虚しくなった・・・



人間はどうして大切な事まで忘れてしますのか？
私は理由を知っている。


・・・・でもそこまで色あせてしまうなんて


僕は今自分を振り返って、何があるんだろう？

小さい頃に掻き毟るほど欲しかった暖かな家庭・・・
でもそれは私の生きる場所であって、私自身の造詣ではない・・・


家族にとても申し訳ないと思う・・・でもそれだけじゃ私は人形と一緒

私自身の原動力じゃない・・・生きる為の場所。



理解なんてされないだろう、生きる場所と生きる力の違い・・・




今の私はタダの人形
意思を持たない人形・・・



夢こそ私の生きる力・・・原動力。



だって小さい頃に自分に誓ってたじゃないか・・・
誓っちゃったんだもん、



「絵が描けなくなったら私は死ぬしかない」



そう、自分に言い聞かせてきたんだもん・・・
その使命の対価として、私はやっと生きる事を選ぶ事ができた・・・






私にとって絵は生きる力・・・



他人には理解されない私の意思。

安息の無かった幼少の私のたった一つの生きる為の言い訳
その重みは他人には理解できない・・・
私はそうやって、やっと生きる事を選べた人間だから・・・・







大切な約束・・・大切な想い・・・

まったく関係の無い他人の言葉・・・


きっとこの言葉は自分の為に存在した神様の言葉・・・・




そうだ、私はまだ死ぬわけにはいかなかったんだ・・・


絵を描かなきゃ・・・