舞日新聞

弊社が取り上げるニュースはすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とはいっさい関係ありません

●フェルマーの最終定理、再証明終了 誤りは2カ所

2005年09月11日 | 海外
■9月9日【海外】
 フェルマーの最終定理の一般的証明に重大な誤りがあるという英国オクスフォード大学文学部助教授ロナルド・ミンスターさん(55)の投書を受けて、プリンストン大学の数学者五人と文学者三人が取りかかっていた再証明の結果がこのほど出た。
 プリンストン大の発表によれば、誤りは2カ所。数式ではなく名詞の誤植だった。プリンストン大はただちに論文の刷り直しに入る。
 投書の中でミンスターさんは、接続詞や前置詞など文法的に五ヶ所の誤りがあると指摘していたが、いずれも文法上致命的なものではないとの判断で却下された。

▽ロナルド・ミンスターさんの話。
 プリンストン大学の決定は不満。到底納得できない。正しい英語を使わなければ言葉の意味は正しく伝わらない。たとえ数学論文といえど接続詞や前置詞などをないがしろにしてはいけないのではないか。
 決定にはとにかく不満。美しい英語を守るためには(中略)全くもって不満だ。

関連記事
フェルマーの最終定理、証明に重大な誤り オクスフォード大学助教授が指摘

●世界保健機関(WHO)世界難病会議閉会

2005年09月10日 | 海外
■9月7日【海外】
 7日午後5時時、ニューヨークで行われていた世界保健機関(WHO)臨時総会(通称、世界難病会議)が閉会した。
 世界三大難病のうちすでに決定している、「馬鹿」を除く二つを決定する討議では結論が出ず、そのまま空白にしておくという異常事態になった。
 会議は午前10時より、先日投票で討議対象となった、「音痴」「ど忘れ」「寝坊」の検討に入ったが、各国の代表が主張を譲らず紛糾。予定時間までに結論が出なかった。

▽福竹隆弥・厚生労働省審議官の話
 今回、日本が提出した「肩こり」が見送られたのはとても遺憾。「肩こり」はなった者でなければ分からない苦しみがある。これからもねばり強く推しながら、各国の理解を求めてゆくつもりだ。

関連記事
世界保健機関(WHO)世界難病会議、初日から紛糾

●キリハス共和国、同国初の登山協会設立を発表

2005年09月09日 | 海外
■9月7日【海外】
 6日、南太平洋の低地諸島キリハス共和国が同国初になる登山協会の設立を発表した。
 空前の登山ブームに沸いている同国では今年7月までに大小の登山団体が乱立したが、そのレベルは様々で、登山中の滑落や道迷いなどの遭難が後を絶たず、国民から非難の声が上がっていた。
 これを受けて、同国スポーツ省が各登山団体に統一団体設立を呼びかけたところ賛成の声が多数上がり、6日の設立総会において満場一致で登山協会の設立が決定した。

▽用語解説──キリハス共和国
 南太平洋に位置する大小二千の諸島で成り立っている共和国。首都はタワワ。公用語は英語。
 総人口9万人。主な産業は観光と漁業。海洋性気候で年間気温変化無し。
 日付変更線に最も近く、世界で一番最初に日の出を迎える国としても有名。
 国土の平均標高は2メートル。最高地点は25メートル。

▽同国に登山を広めたナット・コールさん(35)の話。
 英国からキリハスに移住したのは03年。長年の地道な努力が実って嬉しい。
 この国は自分のような高所恐怖症にとっては天国のような所だ。これからもこの国で登山を普及していきたい。残念なのは、最も高い山であるフェニックス山が地元の人に聖なる山とあがめられているので登山禁止になっていることだ。これについては、有力者に対して地道に説得を続けてゆくつもりだ。

●世界保健機関(WHO)世界難病会議、初日から紛糾

2005年09月07日 | 海外
■9月6日【海外】
 6日午前10時、世界保健機関(WHO)はニューヨークで臨時総会を開催した。この会議は通称、世界難病会議と呼ばれ、世界中の難病患者の注目を浴びている。
 この会議では5日の方向音痴の特定遺伝子発見を受けて、三大難病のうちすでに決定している「馬鹿」を除く二病種の検討に入った。
 会議開始から世界中の代表より幾つもの難病が提出され、そのあまりの多さに会議は混乱。休憩を挟み、午後から投票による検討病種の絞り込みが行われた。
 投票の結果「音痴」「ど忘れ」「寝坊」が残り、翌日からの最終討議にはかられることになった。
 日本からは「肩こり」が提出されたが、欧米の理解を得られず討議対象からは外された。

▽福竹隆弥・厚生労働省審議官の話
 今回、「肩こり」が見送られたのはとても遺憾。「肩こり」はなった者でなければ分からない苦しみがある。
これからもねばり強く推しながら、理解を求めてゆくつもりだ。

関連記事
方向音痴の特定遺伝子発見 遺伝子治療に道

●カムチャツカ半島で巨大釈迦立像発見 全高50メートル

2005年09月05日 | 海外
■9月4日【海外】
 4日午後6時、カムチャツカ半島で仏教伝道経路を調査中の合同調査団が、半島南東部カリャーキ山麓で巨大な釈迦の立像を発見したとの発表が、ぺトロパブロフスク・カムチャツキー市内のホテルであった。この立像は石造りで全高約50メートル。ガンダーラ美術の影響を色濃く受けているという。

 調査団長の西東京大学文学部・西村大五教授(58)はコメントの中で、「巨大な釈迦像についてはタイに寝姿、奈良に座像があることから、北海道以北に立像があるのではないかとの予測が以前からなされており、今回の発見はこれを証明することになった。この発見によって仏教伝道史に新たな1ページが書き加えられることになるだろう。この調子ならインドにはうつ伏せで寝ている釈迦像があるかもしれない」と新たなる発見に意欲を燃やしている。

●ギネスブック、将棋倒し記録を掲載拒否

2005年09月04日 | 海外
■9月3日【海外】
 8月30日に成田空港で起こった1500人将棋倒し事件について、ギネスブック編集部はこの記録を記載しないことを正式に決定し、そのむねを成田空港警備部に伝えた。
 ギネスブック副編集長ライオネル・サンダースさんは報道陣に対して、「ギネスブックはドミノ倒しについては記録を掲載しているが、将棋倒しは載せていない。将棋は日本特有のもので国際的にはローカルなゲーム。今後も将棋倒しを載せるつもりはない」とコメントした。
 この決定を受けて成田空港警備部は外務省を通じてギネスブック編集部に異議を申し立てている。

▽日本将棋連盟国際普及部・大原正三八段の話。
 将棋が国際的にローカルなゲームだという言い分には到底納得できない。将棋連盟は毎年多大な予算を計上して積極的に普及に努めている。決定はぜひ撤回して欲しい。

関連記事
成田空港で1500人が将棋倒し 有名人見たさに殺到

●フェルマーの最終定理、証明に重大な誤り オクスフォード大学助教授が指摘

2005年09月01日 | 海外
■8月31日【海外】
 1995年に米プリンストン大学のアンドリュー・ワイルズ教授がフェルマーの最終定理の一般的証明に成功していたが、この証明には重大な誤りがあるとの投書がロンドンタイムズに送られてきた。
 この投書をしたのは英国オクスフォード大学の文学部助教授ロナルド・ミンスターさん(55)。
 ミンスターさんはこの投書で「論文は一ヶ月をかけて熟読した。数学のことはよく分からないが、接続詞や前置詞など文法的に五ヶ所の誤りがある。正してほしい」と訴えている。
 これを受けてプリンストン大学では、五人の数学者が三人の文学者の協力を得て再証明に取りかかっており、結果が出るまでにはしばらく時間がかかりそうだ。

●アントニ・ガウディによるサグラダ・ファミリアの設計図発見

2005年09月01日 | 海外
■8月31日【海外】
 スペイン、バルセロナで建設中のサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)の設計図が発見され、内外に波紋が広がっている。
 この設計図はアントニ・ガウディによるもので、研究家によってバルセロナ市立図書館の倉庫で発見された。
 これまでガウディはサグラダ・ファミリアの綿密な設計図を残していないと言われていたが、この発見によりこれまでの定説が覆されることになった。
 設計図に書かれた建物は現在建設中の建物の十倍を超える規模になっており、関係者をあわてさせている。

 サグラダ・ファミリアは1882年に着工以来、現在も建設作業が続けられている。専門家による最近の予測では、完成は2027年前後と言われていたが、さらに先になりそうだ。

●ギネス本社に日本人乱入 警備員とトラブル

2005年08月31日 | 海外
■8月27日【海外】
 現地時間26日午後4時ごろ、アイルランドの首都ダブリンにあるビール会社、ギネス本社ビルに、複数の日本人が乱入しようとして警備員と揉みあいになり、五人が拘束されるという事件があった。幸いなことにけが人は出ていない。
 ダブリン市警の発表によれば現時点ではテロの可能性は低いという。
 主犯格の男はダブリン市警の取り調べに対して「隣町の青年団がギネスに挑戦という企画で夏祭りを成功させたと聞いたので、自分たちもやってみようと決意した。ギネスの警備員があんなに強いとは思っていなかった。次は負けない」などと話しているという。
 この事件でギネス本社ビル警備担当のトーマス・ケネディー氏は本紙記者のインタビューに答えて「警備にはいつも万全を期している。今年の春にもメキシコ人のグループを撃退した。はっきり言って迷惑なのだが、挑戦は受けて立つつもりだ。相手に後ろを見せるつもりはない」と意気盛んに語った。

●ガザ地区でキリストの遺体発見か 現場は連日大混雑

2005年08月31日 | 海外
■8月26日【海外】
 イスラエル軍が入植地撤去を進めるガザ地区で、住宅の解体作業跡地から謎の遺体が発見され、関係者が困惑している。
 問題の遺体は地下数メートルの土中から炭化した状態で発見された。ガザ警察の発表によると遺体の性別は男性で、死因・年齢は不明。両手両足に穴が開いているという。死後かなり時間がたっており、死亡推定日時の特定はできていない。
 現地では十字架に磔にされ復活したキリストの遺体ではないかという声があがり、遺体発見現場には連日に渡って大勢の人が押し寄せている。当地は猛暑が続いており、これまでに6名が熱中症で病院に運ばれ、現地の病院に収容された。
 イスラエル政府は広報を通じて「微妙な時期に混乱は避けたい。このままでは入植地撤去が遅れ、パレスチナ自治政府との関係に支障を来すかもしれない」と、遺憾の意を表明した。
 ガザ在住の児童文学者は「確かなことが分からないのに大騒ぎしすぎる。もし遺体がキリストならば手足の穴だけではなく胴体に槍の傷跡があるはず。なければ遺体はピノキオの可能性が高い」と懸念を表明している。