舞日新聞

弊社が取り上げるニュースはすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とはいっさい関係ありません

●来年度学習指導要領、小学生社会科「全国の都道府県の数は約50」

2005年09月08日 | 科学
■9月6日【科学】
 文部科学省が来年度発表予定の学習指導要領の小学生社会科で「全国の都道府県の数は約50」とすることが本紙の調べで分かった。これまでは全国の都道府県の数は47として教えられている。
 これは今年春、文部科学省が児童に対して行ったアンケートの、「社会科は覚えることが多くて大変」「都道府県の数がよく分からないが、数を間違えても日本の現状に変わりはない」などの答えを受けて、改正に踏み切ったもの。
 この変更は円周率を「3」とした算数に続く改悪ではないかとの声が一部有識者の間から上がっているが、多くの社会科嫌いからは好評を持って迎えられそうだ。

▽女優・霧館 瞳さん(25)の話
 改正は歓迎。正直、都道府県の数を間違えたくらいで知性を疑われてしまうのは、大いに不満だった。今度はキリの良い数字なので大変に覚えやすくとても嬉しい。

●方向音痴の特定遺伝子発見 遺伝子治療に道

2005年09月06日 | 科学
■9月5日【科学】

 岡本理化学研究所(岡本俊一理事長)がこのほど方向音痴の特定遺伝子を発見したと同社のホーム・ページで発表した。この発見により世界三大難病のひとつ「方向音痴」に遺伝子治療の道が開かれることになった。

 同ホーム・ページによれば、今回発見された遺伝子(非GPSDNA)がある特定条件下で脳の空間認識を司る部位に干渉し、本来の機能を抑制する働きがあることが分かった。この遺伝子は徘徊性があり、気ままに放浪するためこれまで発見が非常に困難だった。

 今回唯一発見されたこの遺伝子を使ったマウス実験では、塩基配列に非GPSDNAを付加してマウスのゲノムに挿入した。この操作により帰巣訓練を行ったマウスは方向音痴となり、屋外に放したところまたたく間に姿を消し、二度と巣に戻ってこなくなったという。
 岡本理化学研究所はただちに警察に捜索願を出すとともに、ホーム・ページ上で「うちのマウス知りませんか?」の広告を掲載し、このマウスの行方を追っている。

▽科学解説──世界三大難病
 世界三大難病には今回特定遺伝子が発見された「方向音痴」の他には「馬鹿」がある。
 「馬鹿」は治療方法が確立されておらず、付ける薬もない。また患者が健康体であればなおのこと始末に悪いという、あらゆる病気の中で最大の難病である。
 そして三つ目の難病であるが、これはまだ発見されていない。発見されればノーベル医学賞受賞は確実と言われ、現在、世界中の医療機関が全力をあげて発見を急いでいる。