舞日新聞

弊社が取り上げるニュースはすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とはいっさい関係ありません

●第三セクター鉄道春幌線、存続決定 廃線の危機乗り越える

2005年09月21日 | 社会
■9月12日【社会】
 北海道で唯一営業していた第三セクター鉄道春幌線の存続が、北海道と沿線市町との協議会においてこのほど決定した。
 春幌線は第三セクター鉄道中最大の赤字を毎年計上しており、バス転換を前提とした廃線の危機にあったが、今年の夏の収支が黒字になり、今後の収益にも期待できるとして存続が決定した。

▽春幌線事業部営業コンサルタント・志々見強さんの話
 化学調味料を製造する会社の営業部にいた経験を元にして、会議が行き詰まった時に電車の出入り口を大きくしてみたらどうかと提案したら通ってしまった。まさか採用されるとは思っていなかったので驚いている。

●佐々木史郎外野手(東北楽天)、死球で今期絶望

2005年09月12日 | スポーツ
■9月10日【スポーツ】
 10日、フルキャストスタジアム宮城で行われた東北楽天対ソフトバンク20回戦で、九回裏に代打で打席に立った佐々木史郎外野手(東北楽天)が狭間投手の初球を腹部に受け昏倒。救急車で病院に運ばれた。治療に当たった医師の話では、肋骨が三本折れており今期の出場は絶望的。

▽狭間重達投手(ソフトバンク)の話
 直前の乱闘で自軍の投手が退場になったので肩を作る時間がなかった。死球は故意ではない。相手が松中選手だと思っていたので、違うと分かった時には驚くとともに少しばかりホッとしている。

▽佐々木史郎外野手(東北楽天)の話
 警備が厳しかったのでファンのふりをしてスタンドに潜んでいた。乱闘騒ぎに選手や審判が気を取られているところを狙ってグランドに侵入した。打席に立って安心し心に隙が出来たのかもしれない。100打席連続三振を達成できなかったのは非常に残念だ。年齢的にもそろそろ引き際と考えている。願わくば100個目の三振はファンの皆様の夢の中で見ていただければ、代打屋としてこれに勝る幸せはない。

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●08年度から教科書で顔文字使用可能に、文部科学省決定

2005年09月12日 | 社会
 2008年度から教科書で絵文字や顔文字の使用が可能になることが本紙の調べで分かった。
 絵文字・顔文字はメールの普及にともない一般化したとの判断で、8日に行われた文部科学省の諮問機関である国語審議委員会の会合において賛成多数で決定し、即日、教科書制定委員会に通達された。
 本紙の調べでは同委員会は使用文字の選定に入っており、現時点で候補にあがっている文字は、「(^_^)」「(T_T)」「(*^_^*)」「(^^)/」「(^_^)v」「(;´Д`)」「(´・ω・`) 」「( ゜д゜)」「_| ̄|○」「ヽ(`Д´)ノ 」など108文字。08年までに30種程度に絞り込む。

●フェルマーの最終定理、再証明終了 誤りは2カ所

2005年09月11日 | 海外
■9月9日【海外】
 フェルマーの最終定理の一般的証明に重大な誤りがあるという英国オクスフォード大学文学部助教授ロナルド・ミンスターさん(55)の投書を受けて、プリンストン大学の数学者五人と文学者三人が取りかかっていた再証明の結果がこのほど出た。
 プリンストン大の発表によれば、誤りは2カ所。数式ではなく名詞の誤植だった。プリンストン大はただちに論文の刷り直しに入る。
 投書の中でミンスターさんは、接続詞や前置詞など文法的に五ヶ所の誤りがあると指摘していたが、いずれも文法上致命的なものではないとの判断で却下された。

▽ロナルド・ミンスターさんの話。
 プリンストン大学の決定は不満。到底納得できない。正しい英語を使わなければ言葉の意味は正しく伝わらない。たとえ数学論文といえど接続詞や前置詞などをないがしろにしてはいけないのではないか。
 決定にはとにかく不満。美しい英語を守るためには(中略)全くもって不満だ。

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●巡視船「ごましお」北太平洋上で消息を絶つ

2005年09月10日 | 社会
■9月8日【社会】

 8日午後10時、巡視船「ごましお」が南烏島北北西50kmの海上で消息を絶ったとの情報が海上保安庁から発表された。
 「ごましお」は同海域で消息を絶った太平洋単独横断中の冒険家・白鳥満さん(39)の捜索のために現場に派遣されていた。「ごましお」は午後8時の定時連絡で、正面に大きな船のようなものを発見し進路を変えるように警告した、との交信を最後に消息を絶っている。
 海上保安庁は他の巡視艇を救助に向かわせるかどうか、検討に入った。
 気象庁によれば現場付近の海上には霧のようなものが発生して視界が悪く、航行には十分な注意が必要とされていた。

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●日本麦酒連合、ギネスブックに代わる世界記録集の発行決定

2005年09月10日 | 社会
■9月8日【社会】
 8日午後3時、国内ビール会社大手四社で構成される日本麦酒連合は臨時総会で、ギネスブックに代わる世界記録集を発行することを決定した。名称は今後の総会で検討する。
 新しい記録集の発行は外務省と成田空港警備部、日本将棋連盟が強く推していた。

▽伊達邦太郎・成田空港警備部長の話。
 これまで世界記録集はギネスブックの独占状態にあったので、この決定には大いに賛同する。個性的な記録を集めてよい本を作ってもらいたい。

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●世界保健機関(WHO)世界難病会議閉会

2005年09月10日 | 海外
■9月7日【海外】
 7日午後5時時、ニューヨークで行われていた世界保健機関(WHO)臨時総会(通称、世界難病会議)が閉会した。
 世界三大難病のうちすでに決定している、「馬鹿」を除く二つを決定する討議では結論が出ず、そのまま空白にしておくという異常事態になった。
 会議は午前10時より、先日投票で討議対象となった、「音痴」「ど忘れ」「寝坊」の検討に入ったが、各国の代表が主張を譲らず紛糾。予定時間までに結論が出なかった。

▽福竹隆弥・厚生労働省審議官の話
 今回、日本が提出した「肩こり」が見送られたのはとても遺憾。「肩こり」はなった者でなければ分からない苦しみがある。これからもねばり強く推しながら、各国の理解を求めてゆくつもりだ。

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●キリハス共和国、同国初の登山協会設立を発表

2005年09月09日 | 海外
■9月7日【海外】
 6日、南太平洋の低地諸島キリハス共和国が同国初になる登山協会の設立を発表した。
 空前の登山ブームに沸いている同国では今年7月までに大小の登山団体が乱立したが、そのレベルは様々で、登山中の滑落や道迷いなどの遭難が後を絶たず、国民から非難の声が上がっていた。
 これを受けて、同国スポーツ省が各登山団体に統一団体設立を呼びかけたところ賛成の声が多数上がり、6日の設立総会において満場一致で登山協会の設立が決定した。

▽用語解説──キリハス共和国
 南太平洋に位置する大小二千の諸島で成り立っている共和国。首都はタワワ。公用語は英語。
 総人口9万人。主な産業は観光と漁業。海洋性気候で年間気温変化無し。
 日付変更線に最も近く、世界で一番最初に日の出を迎える国としても有名。
 国土の平均標高は2メートル。最高地点は25メートル。

▽同国に登山を広めたナット・コールさん(35)の話。
 英国からキリハスに移住したのは03年。長年の地道な努力が実って嬉しい。
 この国は自分のような高所恐怖症にとっては天国のような所だ。これからもこの国で登山を普及していきたい。残念なのは、最も高い山であるフェニックス山が地元の人に聖なる山とあがめられているので登山禁止になっていることだ。これについては、有力者に対して地道に説得を続けてゆくつもりだ。

●来年度学習指導要領、小学生社会科「全国の都道府県の数は約50」

2005年09月08日 | 科学
■9月6日【科学】
 文部科学省が来年度発表予定の学習指導要領の小学生社会科で「全国の都道府県の数は約50」とすることが本紙の調べで分かった。これまでは全国の都道府県の数は47として教えられている。
 これは今年春、文部科学省が児童に対して行ったアンケートの、「社会科は覚えることが多くて大変」「都道府県の数がよく分からないが、数を間違えても日本の現状に変わりはない」などの答えを受けて、改正に踏み切ったもの。
 この変更は円周率を「3」とした算数に続く改悪ではないかとの声が一部有識者の間から上がっているが、多くの社会科嫌いからは好評を持って迎えられそうだ。

▽女優・霧館 瞳さん(25)の話
 改正は歓迎。正直、都道府県の数を間違えたくらいで知性を疑われてしまうのは、大いに不満だった。今度はキリの良い数字なので大変に覚えやすくとても嬉しい。

●ボクシング元世界ライト級チャンピオン、判定で再起

2005年09月08日 | スポーツ
■9月6日【スポーツ】
 この日、後薬園ホールで行われたボクシング東洋ウェルター級タイトルマッチの前座で、元世界ライト級チャンピオンで現タレントのゲッツ岩松さん(55)が試合を行い、現役ファイターに3対0の判定勝ちをした。
 日本ボクシング連盟では30歳を越える選手の試合は一部を除いて認めていないが、岩松さんはその実績を考慮され特例でライセンスが発行された。
 岩松さんは試合後、本紙記者の「相手のパンチはききましたか?」の質問に対し、「試合に夢中で全然聞こえませんでした」と笑顔で答えた。
 インタビュー終了後、岩松さんは救急車で脳神経外科に運ばれ治療を受けている。

●世界保健機関(WHO)世界難病会議、初日から紛糾

2005年09月07日 | 海外
■9月6日【海外】
 6日午前10時、世界保健機関(WHO)はニューヨークで臨時総会を開催した。この会議は通称、世界難病会議と呼ばれ、世界中の難病患者の注目を浴びている。
 この会議では5日の方向音痴の特定遺伝子発見を受けて、三大難病のうちすでに決定している「馬鹿」を除く二病種の検討に入った。
 会議開始から世界中の代表より幾つもの難病が提出され、そのあまりの多さに会議は混乱。休憩を挟み、午後から投票による検討病種の絞り込みが行われた。
 投票の結果「音痴」「ど忘れ」「寝坊」が残り、翌日からの最終討議にはかられることになった。
 日本からは「肩こり」が提出されたが、欧米の理解を得られず討議対象からは外された。

▽福竹隆弥・厚生労働省審議官の話
 今回、「肩こり」が見送られたのはとても遺憾。「肩こり」はなった者でなければ分からない苦しみがある。
これからもねばり強く推しながら、理解を求めてゆくつもりだ。

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方向音痴の特定遺伝子発見 遺伝子治療に道

●単独太平洋横断のヨット、消息不明

2005年09月06日 | 社会
■9月5日【社会】

 4日午後10時ごろ、ヨットのようなもので太平洋単独横断中の冒険家・白鳥満さん(39)が南烏島北北西50kmの海上で連絡を絶ったとサポートチームから海洋保安庁に通報があった。
 白鳥さんは午後8時の定時連絡で、ゴジラのようなものを追跡していたら大きな船のようなものが近づいて来た、との交信を最後に消息を絶っている。
 通報を受けて、海上保安庁は大島沖合を航行中だった巡視船「ごましお」を現場に向かわせている。
 気象庁によれば現場付近の海上には霧のようなものが発生して視界が悪く、航行には十分な注意が必要。

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●方向音痴の特定遺伝子発見 遺伝子治療に道

2005年09月06日 | 科学
■9月5日【科学】

 岡本理化学研究所(岡本俊一理事長)がこのほど方向音痴の特定遺伝子を発見したと同社のホーム・ページで発表した。この発見により世界三大難病のひとつ「方向音痴」に遺伝子治療の道が開かれることになった。

 同ホーム・ページによれば、今回発見された遺伝子(非GPSDNA)がある特定条件下で脳の空間認識を司る部位に干渉し、本来の機能を抑制する働きがあることが分かった。この遺伝子は徘徊性があり、気ままに放浪するためこれまで発見が非常に困難だった。

 今回唯一発見されたこの遺伝子を使ったマウス実験では、塩基配列に非GPSDNAを付加してマウスのゲノムに挿入した。この操作により帰巣訓練を行ったマウスは方向音痴となり、屋外に放したところまたたく間に姿を消し、二度と巣に戻ってこなくなったという。
 岡本理化学研究所はただちに警察に捜索願を出すとともに、ホーム・ページ上で「うちのマウス知りませんか?」の広告を掲載し、このマウスの行方を追っている。

▽科学解説──世界三大難病
 世界三大難病には今回特定遺伝子が発見された「方向音痴」の他には「馬鹿」がある。
 「馬鹿」は治療方法が確立されておらず、付ける薬もない。また患者が健康体であればなおのこと始末に悪いという、あらゆる病気の中で最大の難病である。
 そして三つ目の難病であるが、これはまだ発見されていない。発見されればノーベル医学賞受賞は確実と言われ、現在、世界中の医療機関が全力をあげて発見を急いでいる。

●巡視船「しらくも」漂流物に接触、航行不能となり漂流

2005年09月06日 | 社会
■9月5日【社会】

 4日午後8時ごろ、南烏島北北西50kmの海上で付近を航海中の巡視船「しらくも」が漂流物に接触しスクリューを大破、航行不能となり漂流中との連絡が海上保安庁にあった。
 「しらくも」はゴジラのようなものが付近を北上中との通報を受けて、現場に派遣されていた。連絡によれば船尾監視員が接触寸前にヨットのようなものを見たとの情報があるが、詳細は不明。
 気象庁によれば現場付近の海上には霧のようなものが発生して視界が悪く、航行には十分な注意が必要とされていた。

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●ハヤワカSFシリーズ来年より「青背」から「黄背」に

2005年09月05日 | 社会
■9月4日【社会】
 長年SFファンに愛されてきたハヤワカSFシリーズ、通称「青背」が、来年よりデザインが変わり「黄背」になることがこのほど分かった。
 早若書房社長・早若次郎氏の話によれば、SFは他ジャンルに押され売り上げが激減しているため、今までの「青」から読者に注意を促す「黄」に変更を決定した。来年より売り上げの推移を見たうえで、最悪の場合は「赤」に変更する。