映画、観てきました。いつもは一人で観に行くのですが、今日はお連れさんがいました。りんりんの同級生のママです。彼女はまだ幼稚園に通うお子さんがいて、子供のいない間に映画を見るなんて初めてで、興奮していました。映画も(沢尻エリカのとんでもない関西弁以外は)凄くよかったです。重いテーマの映画ですが、私は色々と考えたりディスカッションするのは好きなので、軽いラブストーリーよりはずっといいです。罪を『許す』ことは難しいですが、加害者の十分な反省と謝罪、贖罪によって、被害者の遺族は「おわり」にしょうといいます。多分、そうしないと被害者の家族も救われないし、慟哭から抜け出せないのです。「おわり」にする事は一種の逃避であり、それでも納得ずくである、人の心の中は複雑です。それでも、どこかで区切りをつけないと前へ進めません。でも、どんな理由があろうとも、罪を犯すと、被害者だけでなく、その家族も、自分も、自分の家族もどん底に落ちる、ということ。世間の目は思った以上に冷たいこと。そして、差別は人の社会にどうしても存在せざるをえないものであること。色々と考えさせられる内容でした。また、原作を読んでみようと思います。主人公は刑に服す兄と手紙のやり取りをしています。私は、手紙を書くのが大好きです。今は、メールが便利ですが、メールではやっぱり表現しきれないものがあります。私は便箋や封筒にも凝ります。季節に合ったもの、その人の趣味に合ったもの内容に合ったものをチョイスします。切手にも凝ります。記念切手を買っておいて、その手紙にあったものを貼ります。手紙と言うとちょっと硬いかな。昔は手紙の事を「文(ふみ)」といいました。そっちの響きの方が好きかな…。
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