チョコの仕事最終日

11月から始まった、バレンタイン用のチョコのセット作業の仕事は今日で終わり。
次の仕事を探す関係で、社長に最終日を聞いたら、「最長、2月5日ですね。それ以上はメーカーさんに断ろうと思っています。」とのことだったので、間が開くのが嫌だった私は、来週から新しい仕事が決まっている。
が、今週のチョコ未入荷3日間のせいで2日ほど延びるようだ。
最後までやるつもりだった私は心残りだが、次の仕事が決まっているので仕方がない。
昨日は風邪の具合がドンドン悪くなって、パパが呑み会でいないので、ピアノの送りも私がする事になる。
でも一度帰ってまた迎えに行くのは億劫なので、送ったまま、ピアノ教室でりんりんとボンボンのレッスンを聞いて、一緒に帰る。
8時から中学の役員決めがあったが、「風邪の為欠席」の旨を電話で伝えてある。
しかも、小学校で役員が当たっている為、掛け持ちはしないほうがいい。
イベントの時の役員の人数が足りなくなるからだ。
やらないとは言わないが、出来れば今年は外して欲しい、と伝えておいた。
その後、連絡がないので役員には当たらなかったんだろう。
りんりんの学年は人数が多いので、多分大丈夫だと思った。
役員会も欠席したので、どうしても今日招き猫のキーホルダー（？）をくれたKさんと食後のコーヒーを2回呼ばれたMさん（茶髪美人）にお礼がしたくてガーネットのさざれ石でリングを作りました。
いつも見ている『金パチ』も見ずに寝ました。
お陰で、今日は少し復活！
ハナミズはまだ出るものの、昨日のようにズルズルではない。
頭痛がするので、肩に湿布、背中にカイロ、一枚多く着込んで、風邪薬を飲み、出勤。
昨日の続きのBp-1だが、Mさんは土曜日お休みである。
一人少ないので編成が替わる。
①カップ中12個大4個長2個
②チョコ9個（まいご）
③カップ小8個チョコ3個
④チョコ6個
⑤チョコ8個
⑥チョコ詰め
⑦チョコ詰め
⑧グラシン紙・エアマット
⑨説明書・栞入れ、蓋閉め、箱入れ
が、昨日茶髪美人のMさんでも入れ切れなかったミニクマ8匹である。
めっちゃ遅い、失礼な内職さんが入れられるわけがない。
結局、
②9+3=チョコ12個
③カップ8個、チョコ3-3+2=2本
④6-2+2=チョコ6個
⑤8-2=チョコ6個
ということで回った。
手の大きいまいご、チョコ置きは得意である。
お昼までに溜まったチョコのかけらを今日も貰ったので、最終日である今日は帰ってケーキを作る事にする。
土曜日なので弁当ではなく、家族の昼食を作りに帰る。
最後の日なので、チョコがレーンを流れているのが見たいボンボンは11時半にやってきた。
作業場には入れないので、窓越し、ドア越しに見ながら待っている。
そんなボンボンを見て、Oさんは、残り物で悪いけど、と飴をくれた。
みんなに、「おかあさんとそっくり」と言われた。
ふふふ…かわいいでしょ！？ウチのボンボン。（笑）
ボンボンと連れ立って帰る。
パパもいるので4人分の昼食を作る。
朝はパンだったので、昼用にタイマー炊飯でご飯は炊けている。
その間に子供達にケーキを作ってもらう。
と言っても、集めたかけらをボールに明け、ホットケーキミックスと卵と牛乳を混ぜるだけ。
後は、お昼ご飯の中華丼を食べている間に、レンジで7分。
その間にお湯も沸かしておき、また紅茶を入れて持っていく。
お昼休みはあと5分だったので間に合わず、2時半の休憩に食べる事にする。
（でも、出来立てをタッパ-に入れていったので、ちょっとべっちょりしてしまった。）
丁度その時刻にBP-1が終わったので、作業室では食べられないので、一旦服装を解き、事務所に出てお茶にする。
一番先に社長へ
「これ、どのチョコですか？」
「プチモールドのコーヒーです。」
他のチョコはほとんどかけらは出ない。
休憩が終わって、BP-3に変わる。
チョコや紙管(＝チョコを詰める化粧箱）などを運び込み、作業開始。
また、配置が換わる。
①カップ中6個長1個小3個
②チョコ3個
③チョコ3枚、箱置き（まいご）
④チョコ3個
⑤チョコ詰め
⑥チョコ詰め
⑦グラシン紙・エアマット
⑧説明書・栞、蓋閉め、表示シール貼り
⑨クマシール貼り、箱入れ
？チョコ、余ってるンやけど～？しかも3個…。
②の人、平然としてるので③のまいごと④のKさんが慌てて入れるが、間に合わない！
まいごなんか、1個届かない場所にある。
見かねてカップのOさんが②の人に、「入れられたら入れてあげて。」
言われなくても、入れてくれよ！
まいごがよく入るポジションなのだが、ここ、実はレーンの移動距離が他の人より長いんである。
だから、他の人よりたくさん入れられるポジションなんである。
でも、人より1個多く入れるということは、500箱以上入れると、そんだけ大変なのは確かである。
なんとか、入れてくれるようにはなったが、やっぱり粗くなる。
飛び出したり、こけたりしてるチョコを起こしたり、抜けたチョコを入れたりしてると自分の分がおろそかになる…。
チョコ入れは『お互い様』と『助け合い』である。
協調性がない人が入ると面白くない…。
結局、
②チョコ5個
③チョコ3枚と1個
④チョコ3個
で回った。
今日も不良チョコが大量に出た。
「最後のご奉公して。」とFさんが言うので
「いいですよ。」
と、不良チョコの報告を書く。
クマの取れたの。
チョコの折れたの。
アーモンドが取れたの。
レーズンが取れたの。
コーヒービーンズの取れたの。
キズの入ったもの。
チョコの種類別にチョコの番号と不良の理由と個数を書き込んでいく。
BP-1の分とBP-3の分は別に書く。
先に帰っていくみんなに挨拶して、まいごとFさんは不良チョコの始末。（かずを書いたら、種類別、メーカー別に不良チョコの箱に入れる）
Oさんもなにか段取りをしている。
最後なので挨拶をすると、Fさんは
「色々言うたけど、仕事が言わせてるんやから分かってな。」
あはは…。自覚してたんだ？Fさん。
でも、Fさんの言うのは、「こういう風に入れてくれると箱に入れやすい。」と言う注文だから、別に気にしてない。
Mさんにこっそり、入れ方が雑とか、こないだやったことをもう忘れてる、とか言ってたらしいが、それもまた言われても仕方がないといえば仕方がない。
もちろん、こっちにも言い分はあるが…。
Oさんは、
「色々無理言うて悪かったね。私の都合であっちやって、こっちやって、って言ったので、これ、私の気持。」
と言ってプレゼントをくれた。
帰って開けてみたら『絹のタオルハンカチ』だった。
梅の刺繍が入って可愛い。
最後まで、この気遣い、どう？
本当に短い間だったけど、楽しくやれたし、色々と勉強になりました。
有難うございました。
新しい仕事も頑張るぞ！