4月27日は老人施設 四季の森さんへ 朗読ボランティアの日でした！ 四季の森さんへは、サークル「マカナ」として
大先輩たちとご一緒にさせていただいています。
一人のときとは違う体験がいっぱいあります。
３人でするので、時間も１時間使います。交代で、自分たちが選んだ本を読んだり、
童謡を歌ったり。（私は本当に歌が苦手なので、すうみんを動かしてごまかしてますが・・）
コーラス経験のあるおばあちゃまたちが多く、みなさん歌詞や音符を見なくてもきれいな歌声を聞かせてくださいます。
歌のギャップがあって、私だけ知らない童謡もありますが、いずれにしても歌が苦手なので、あまり影響していないようです・・・。
でも、歌や音楽の効果ってやっぱりすごいな～と改めて思います。声を出す、ということが まず、良いのでしょう。
歌い終わると、涙ぐまれる方もたくさん。嬉し泣きがほとんどで、なんだか じいんとします。
四季の森さんでは、絵本以外の詩や朗読も好まれるので、毎回何を持っていこう？と考えます。
ハワイ神話を話すときもあるし、新聞記事を話すときもあるし。。。
今回は、この本、「いい名」から２つのコラムを読みました。これは、龍馬伝の題字を書かれた 紫舟さんと
朝日新聞大阪本社「いい名取材チーム」が 夕刊で連載していたコラム１１２回分を納めた本です。
昨年、東京で紫舟展に行ったときにゲットした本ですが、そのときは、こんな作品が作りたいな～
と思って買いましたが
もうすぐ自分も子どもの名前を考えるんだと思うと、違う目でこの本を読むようになりました。
１１２名の名前の由来や、名前にまつわるお話がコラムになっているのです。
名前って初めてもらうプレゼント。そして、最後まで、自分と一緒にそばにいてくれるもの。
このコラムを読むと、１０代で名前を意識して人生を歩んでいる人や、７０代でやっと自分の名前と向き合った人などいて、
読んでいて、心が熱くなったり、ドキドキしたりします。
「理由を知らない」とか「あんまり意味がないみたい」とかいう人もいるけど、それでも 生きていくうちに 自分の名前が
導いてくれるものや、示してくれるものを考えるようです。
私は数秘術のカルテを作るし、自分の名前も大好きで、書道の雅号も気に入っているので、名前のことを特によく考えます。
「名前は、つけてもらうもの」であることも、とても興味深いと思います。
ハワイのカフナが「ギフト」という言葉で、人生論を語ってくださったときから、私は「ギフト」がお気に入りです。
朗読サークル名「マカナ」は私がつけさせていただいた名前ですが、ハワイ語で「贈り物
」です。逆から読むと、日本語で「仲間」。
なんて センスある名前！ と感動してつけました。
なので、カルテを作成するとき 「旧姓のほうが良かった気がする
」とか「名前が運が悪いのかしら
」とか聞くと、
「この数秘術の考え方は、この名前のほうが運がいい、悪い、とかではなく、その名前の持っている力や性質を表すものです。
その名前で与えられた力や役割を知ろうというものです。だから、苗字が変わるときは 役割が変わるということだと思います」
と、お話します。
縁あって頂いたお名前。改名するタイミングがきたなら、それも縁だと思いますが、
もし、気に入らない、運が悪い気がするという理由だけで 自分で変えようとするなら、私はちょっと寂しく思います。
私は、出生届を出した１週間後に、名前の漢字（ミカのミ）が変わったそうです。それこそ、運が悪いと言われたとかで。
母が悩んで「漢字を変えることにした」と育児日記にも書かれています。
私にとっては、「望加」がずっと自分の名前だけど、戸籍を変えるのは難しくて、実績が必要ということで、
私は１７年、戸籍と通称が違う時代がありました。両親が離婚したため、今の苗字も３回目のもの。
高校入学の名簿と、卒業のときは、苗字も下の名前の漢字も違うので、別人です(笑)
だからこそ、名前を「ギフト」だと、より思うのかもしれません。
歌舞伎でも名前を襲名したり、昔の人は成長すると名前が変わったり、名前の歴史は調べると面白そうです。
話がかなり脱線しましたが、四季の森さんでは、ただコラムを読んだだけで、そんな話はしませんでしたが、一人色々考えたぶん、
ちょっと ここで聞いてほしかったみたいです
マカナの先輩たちの本のチョイスや、お話の仕方、読み方、とてもお勉強になります。
いつも単独プレーの私ですが、コラボすると 刺激やネタを拝借できるので、嬉しい時間です。
来月は５月３０日 １３：３０～の予定です。
スタッフのみなさまも、いつもご準備、片付けなど、本当にありがとうございます。
