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韓国ドラマ 魔法千字文の世界!

韓国ドラマ、魔法千字文紹介ブログです。

第十話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
ホンセは乗り込んできた親たちの記憶を消した上で、アジトを映す。
一方、互いをより深く知ったオゴンとトンジャは、元の体に戻り、友情の証として木を植える。そんな二人の友情に再び感化された【友】は自らホンセ魔王の手を離れ、魔法戦士たちの漢字ボードに収まる。
さらに、オゴンの宝箱から【義】と刻まれた黄色いキューブが出てくる。撫でると様々な漢字を空中に投影するそれを見たホンセは当惑する。
「なぜ…なぜあいつがわたしと同じ物を持っている…!」
ホンセの手元には、【犠】と刻まれた緑色のキューブが…!

第九話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
イルトゥの叔父に扮して学校を訪れたホンセは、ソンミの手に触れることで激しい頭痛を訴える。テンテンカフェの店長として子どもたちからエネルギーを吸い取りつつも、ソンミが何故か気にかかるホンセ。さらに、テンテンカフェに入り浸る子どもたちの問題行動は増えるばかりで、図書館に返却される本の損傷も酷いものだ。
危惧を感じた魔法戦士たちは力づくで【友】を奪い返そうとするが、3人がばらばらに動いてしまい、戦いは劣性。そこに、親たちがテンテンカフェ営業停止を求めて乗り込んで来て…。

第八話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
【友】がホンセ魔王の手にあるために、人間界から友情が薄れてゆく。その影響を受け、オゴンとトンジャも互いに険悪な雰囲気に。見かねた菩提道士はオゴンとトンジャの精神を入れ替えてしまう!互いの家族や境遇を見て、その差異に驚く二人。
一方、テンテンカフェが子どもに与える影響が親と先生たちの間で問題になるが…。

第七話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
【友】が奪われ、気を落とす魔法戦士たち。三人の力を合わせることが何よりも重要だと菩提道士に諭され、サムジャンは防御、トンジャは魔法漢字の記憶、そしてオゴンは攻撃担当となる。
一方、毎日のようにテンテンカフェに通い、テンテンカクテルの中毒となった子どもたちの破壊的、暴力的な異常行動が学校の先生たちの間でも問題となり…。

第六話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
テスト用紙を盗んだ疑いをかけられてしまったオゴン。サムジャンの力を借り、読心魔法でトンジャの心を覗いたオゴンは、トンジャがアメリカに行ってしまうよりは、と、自分が罪を被る決心をする。
しかし、ママに盗んだテスト用紙を見つけられてしまったトンジャは、正直に自分が犯人であることを告白する。
身を呈してトンジャを守ろうとしたオゴンの友情に感化され、漢字魔法【友】が、魔法戦士たちの前に姿を現すが、一足遅く到着したホンセ魔王に【友】が奪われてしまった…!

第五話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
真夜中の元、博物館。今は図書館としてファグァ小学校の一部とされたそこでは、光り輝く「何か」が舞う中で司書、イランが本の整理をしていた。
「博物館か…。漢字魔法が隠れるにはうってつけだ」
菩提道士と魔法戦士たちは、漢字魔法を見つけ出そうと覚悟を新たにする。
ところが、魔法修行に明け暮れたがために学業がおろそかになって しまったトンジャは、
「何としても1位をとるのよ。さもなければ、アメリカに留学させるわ」
ママの言葉が脳裏を離れない。追いつめられたトンジャは、魔法を使ってテスト用紙を盗み出してしまう!
それだけでは飽き足らず、おせっかいなオゴンの自転車に狂魔法をかけたり、いじめっ子のミホとギョヌに踊魔法をかけたトンジャに、オゴンは…。

第三話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
自分が三人目の魔法戦士だと知ったトンジャは、大喜びで魔法戦士としての運命を受け入れる。彼は分身を塾に向かわせ、オゴンと二人でサムジャンの指導により魔法の修業を始める。
一方、テンテンカフェではテンテンカクテルなるものの無料提供が開始された。子どもたちのやましい心を増長させ、エネルギーとして吸収しようというホンセ魔王の策略だが、子どもたちは激しい中毒性に虜になり…。

第二話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
女体化させられたがために観念して魔法戦士としての運命を受け入れることにしたオゴン。一瞬で自分の装いが変わったのを見て、自分が魔法使いだということを自覚した彼だったが、もう一人の魔法戦士を探さねばならないと知り、愕然とする。
一方、オゴンの両親が経営するコロッケ店の真向かいに、表向きは子どもたちの楽園、実際はホンセ魔王のアジトであるハイティーンカフェ テンテンがオープンする。反発してはいても、興味があったオゴンとサムジャンはテンテンに入店するが、オゴンは親友、トンジャが勉強をサボっているのを発見する。しかし、そこでもトンジャに安穏は無く、ミホとギョヌにいじめられていた。何とかトンジャを元気づけたいオゴンだが…。

第一話あらすじ

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
ソン・オゴンはファグァ小学校の5年生。ある日、ひょんなことから二人の魔界の使者、菩提道士とサムジャンが、魔王たちと戦う現場を目撃してしまう!さらに、使者のうちの一人、サムジャンが転校してきて言うことには、
「あんたは天界で最高の魔法使い、孫悟空の生まれ変わりだよ」
漢字魔法を覚えて魔王と戦い、10個の感じを探す。それが信じられないオゴンは、
「子犬になろうが女になろうがかまわないが、魔法戦士にだけはならない!」
と口走ってしまう。
「後悔しないな?」
菩提道士はオゴンに変化魔法をかけて女にしてしまった…!

魔法千字文 第二話 和訳

2014年10月02日 | 魔法千字文 あらすじ
○菩提漢字教室
オゴン:「違う、違います。子犬になろうが、女になろうが構いません。だけど、魔法戦士だけはやりません。ハングルでなく漢字を学んで、ホンセ魔王だか何だかと闘うなんて、もっといやです。僕はやりません、絶対にやりません!」
菩提道士:「君、今言った言葉を後悔することは無いな?」」
オゴン:「え?何、なんですか、まさかまた服を脱がそうと?」
菩提道士、変わる【変】魔法使用
菩提道士:「変わる【変】!
オゴン:「何ですか?」
菩提道士:「いつ女になるかな~?」
オゴン:「え?」
菩提道士:「言っただろう、女になってもいいって」

○オゴン宅
オゴン:「なんだ?僕が女になるだって?」
オゴン、鏡を覗く
オゴン:「なんだよ、何も変わってないじゃないか。勝ったつもりになって。母ちゃんに言いつけて、今すぐ追い出してやる。
    母ちゃん、母ちゃん、母ちゃん(3回目、声が変わっている)」
ヒョニン:「あら、オゴンお帰り。姉さんは?
     あれ?パンジの声がしたのに」
オゴン、トイレに駆け込む
オゴン:「ああ、驚いた(声戻っている)
オゴン、トイレに座る
オゴン(女声):「ななな、何だよ、なんで僕が座って小便しようとしたんだ?声もなんだこれは?ん、ん、あー、ん、
        何だよこれ、どうなってんだよ」

○オゴン自室
オゴン:「やあ、僕はソン・オゴンだよ
    僕が、僕が女になっちゃった。どうしよう、どうしようオゴン…
    声まで…
    何だよ、何なんだよ…」
オゴン、さめざめと泣く

○オゴン宅屋上
サムジャン、泣きながら思い出す
オゴン:「お前が人か?3000年以上生きているやつが人間か?化け物だろ?」
サムジャン:「悪いヤツ…」
ヒョミン、屋上に出てくる
ヒョミン:「サムジャン?」
サムジャン:「はい、おばあさん」
ヒョミン:「一人で何しているの?」
サムジャン:「風に当たろうと出てきたんです」
ヒョミン:「まあ、若いのに年寄みたいなこと言って」
サムジャン:「若老人だと言われたことがあるんです」
ヒョミン:「そんなこと言わないで、一緒に降りよう。フルーツを準備してるみたいだから、一緒に食べよう」
サムジャン:「いいです」
ヒョミン:「あら、いいのよ。同じ家に住んで、同じ物食べて何が悪いの。早く。オゴンと兄妹のように仲良くなってくれれば嬉しいわ」
サムジャン:「兄妹のように…」

○オゴン宅リビング
スイカを食べる一同
ヒョニン:「パンジ、ちょっとは放しなさい。会話しよう、会話」
パンジ:「見ながらでも会話はできるわ」
ヒョミン:「パンジ、後で嫁に行く時後悔するよ。母さんともっと話しておけばよかったって
     あんたの母さんも結婚式の前日そう言ったんだから」
ヒョニン:「母さん、わたしがいつそんなこと言った?」
ヒョミン:「言ったってば。涙をだばだば流しながらね」
パンジ:「嫁には行かないわ、あたしは」
ヒョミン:「あらー、どれどれ、どうしてそんなに母さんと同じことを言うのかね」
カラク:「ところで、オゴンはなんで来ないんだ?」
ヒョニン:「さあ。思春期だからじゃない?部屋に入ったきり返事すらしないんだから」
サムジャン、笑う
ヒョニン:「サムジャン、あなたが言って話して見ない?」
サムジャン:「あたしが?」

○オゴンの部屋
オゴン(女声):「この野郎、なんで来たんだ?」
サムジャン:「声がとーってもかわいくなったね。
       体はどんな感じに変わるかね」
オゴン(女声):「じゃあ…、後で体も女になるわけ?」
サムジャン:「当然でしょ。変化魔法にかかったんだから
      よく考えなよ。道士さまがどうしてそこまでしたのか」
オゴン(女声):「本当に悪いヤツだからだろ」
サムジャン:「魔法世界が壊れたら、人間世界も無事ではいられないの。
       魔法世界と人間世界は見えないけど強く結びついているから」
オゴン(女声):「でも、急に現れて戦士になれだなんて、どうすればいいんだよ」
サムジャン:「困惑してるのはあたしもだよ。こんな戦士に会うだなんて思ってもみなかった
     それからこんなに変貌するなんて思わなかった」
オゴン(女声):「変な感じ」
オゴン、女性的に髪をかきあげる
サムジャン、笑う
オゴン(女声):「明日はもっと女っぽくなりそうだね」

○オゴン、就寝中
急に目を覚ます
臀部と胸部に違和感を覚える

○菩提漢字教室
横座りのオゴンの前に、パジャマ姿の菩提道士とサムジャンが座っている。
菩提道士:「こいつ、すっかり変わったな。こんな明け方に訪ねてくるなんて」
オゴン(女):「当然だろ。お尻が無性に重くて、胸も変なんだから」
サムジャン:「決心した?」
オゴン(女):「決心するも何も、男のソン・オゴンに戻るには魔法戦士になるしかないんだろ。ずるいぞ」
菩提道士:「ごめんなオゴン。こうするしかなかったんだ、わかってくれ」
サムジャン:「それで、やるってことでしょ?魔法戦士」
オゴン(女):「そうだよ。でも、条件がある」
サムジャン:「何?」
オゴン(女):「大将は僕な」
サムジャン:「何?どうしてあんたが大将なのよ。一番しっかりした人がやるべきでしょ。
      大将はあたしね」
オゴン(女):「嫌ならいいよ。魔法戦士は、他のところで探して。これから3000年かかるか6000年かかるか、わからないけどね」
菩提道士:「よし、大将は君だ」
サムジャン:「道士さま~!」
オゴン(女):「よっしゃあ」
菩提道士:「それでは」
変わる【変】魔法発動
オゴン:「変わった?
    戻った、男のソン・オゴンに戻った!戻ったぞ戻ったぞ!男のソン・オゴンだ!」
菩提道士:「ソン・オゴン」
菩提道士とサムジャン、戦士の格好になっている
菩提道士:「ファグァ町のソン・オゴンが2番目の魔法戦士になりました」
サムジャン:「戦士サムジャン、ソン・オゴンと力を合わせて失われた漢字魔法を探しだします」
オゴン:「何してるんですか?」
サムジャン:「魔法戦士が見つかったことを伝えているの。魔法世界に、あんたを知らせてる」
オゴンを光が包み、戦士の装いになる
菩提道士、指先を光らせる
オゴン:「うわあ」
菩提道士:「魔法力だ。魔法戦士の体の中に流れている力だ。この力を集めて、漢字魔法を探さねばならない。1人よりも2人の力が大きく、2人よりも3人の力が大きい。魔法戦士たちの心が1つになったとき、最も大きな力になる」
菩提道士、魔法力をオゴンに授ける
菩提道士:「難しいことではないぞ」

○オゴン宅トイレ
鏡を見るオゴン
オゴン:「魔法戦士、ソン・オゴン」

○菩提漢字教室(オゴンの回想)
菩提道士:「肝に銘じなくてはならない。
     君が魔法戦士の生まれ変わりだという事は、人間たちに知られてはならない。
     お母さんやお父さんにも秘密だ」
オゴン:「なんでですか?」
菩提道士:「魔法世界のことだ。人間たちが知れば、大きな混乱を招く。だからこの間も時間停止魔法をかけて戦っていたのだ。
     それから、もう1つ、魔法戦士の宿命だ。
     これからサムジャンとオゴン、君たち2人で残った1人を探さねばならない」
オゴン:「もう1人は、どこにいるんですか?」
菩提道士:「2番目の魔法戦士を見つけたことも偶然ではない。
     つまりオゴン、君の傍にいるということだ」
回想終了

○オゴン宅トイレ
オゴン:「もう1人は、誰なんだろう…」
ヒョニン:「あなた、あなた、早く出てきて、あなた!」
カラク:「なんだなんだなんだ」
ヒョミン:「あらあらあら、あれ見て!」

横書きの旗:「開 10代のための休憩所 業」
赤に星の旗:「10代たちの天国」
青の旗:「10代のための365日フェスティバル」
青の旗の右に垂れさがっているもの(見えている場面):「最高の空間」
白い文字:「ハイティーンCafé テンテン」

ヒョニン:「どうして一晩の間にあんなものができたの?」
カラク:「工事の音もしてなかったじゃないか」
ヒョミン:「町の子どもたちがうちの店から遠ざかるじゃないの」
カラク:「でも、コロッケは売ってないみたいですよ?」
ヒョニン:「コロッケ店なのかが問題?見てよ、一回入ったら出て来なさそうじゃないの」
パンジ:「あたしが夢にまで見てたような場所だ」

ホンセ魔王、ナセム、フグンが歩いてくる

菩提道士:「スタイルがものすごく良いな。町内にあんなファッショニスタが居るとはな?」
ホンセ魔王、オゴン一家に気づいて足を向ける。
ホンセ魔王:「初めまして。テンテンカフェの店長、カン・プンセといいます」
パンジ:「うわあ、かっこいい」
カラク:「わたしはオゴンコロッケ店の店長、ソン・カラクです」
ホンセ魔王:「オゴン…?」
カラク:「ああ、わたしの息子の名前がオゴンなので
    オゴン、前においで、挨拶しよう」
菩提道士:「こんにちは。私はこの建物の2階で漢字教室を開いております、菩提といいます」
菩提、握手を求めるがホンセに無視される
ホンセ魔王:「これはこれはお姫様たち、こうして出会ったのも何かの縁でしょう。
      うちのカフェに来てくれればサービスしますよ。友だちも連れてきてね」
フグン、招待状をパンジとサムジャンに渡す
菩提、手を伸ばすがフグンに無視される
ホンセ魔王:「よろしくお願いします」
ホンセ一同、去る

○テンテンカフェ内
メイク道具、アクセサリー、ゲーム機等が並ぶ
ホンセ一同、魔界の装いに変装
フグン:「わたしたちだと気づかれなかったようです」
ナセム:「菩提道士の力も昔より落ちたみたいですね」
ホンセ魔王:「慢心は禁物だ
    ソン・オゴンという子どもが新しく見つかった魔法戦士のようだ
    そして隠れた漢字魔法を探すそうだが、わたしにはそれが必要なのだ
    大魔王の復活のために」
フグン:「わたしたちが先に見つけ出すことはできないのですか」
ホンセ魔王:「不利だが、そうだ
      わたしたちは見つけ出された漢字を奪わなければならない」
ナセム:「奪う事なら自信がありますわ。お任せください」
ホンセ魔王:「大魔王様、ようやく復活の時が近づいてまいりました。
       このホンセをお待ちください」

○菩提漢字教室
オゴン:「空の天、地面の地…、そうだ
    空の天、地面の地…、空の天、地面の地、空の天、地面の地…」
天と地のみを繰り返しノートに書き続けるオゴン。
サムジャン:「これだけでもう2時間だよ」
オゴン:「静かに。大将なら邪魔したらダメだろ」
サムジャン:「もう!」
オゴン:「でもさ、戦士を探すなら子どもが集まる場所に行かなきゃいけないだろ?
    テンテンカフェに行かないか?そうしたら、戦士が見つかるかもしれないぞ
    今すぐにでも僕がテンテンカフェに行って、探して来ようか?」
サムジャン:「行きたいなら行きたいって言いなさいよ」
オゴン:「行ってもいいか?」
サムジャン:「実は、あたしも行ってみたかったんだ」

○テンテンカフェ
オゴン&サムジャン入店
ステージで踊る女子学生に見とれる二人。
パンジ:「オゴン!」
オゴン:「姉ちゃん、なんでいるんだ?学校には行かなかったのか?」
パンジ:「今日は早く終わったの」
オゴン:「変だな」
パンジ:「ねえ、ここ本当に最高。あっちにマッサージチェアーもあるの
    どう?顔、かわった?」
オゴン:「にきびでもできたのか?」
パンジ:「男の子が何てこと言うの?まったく」

オゴン:「わあ!」」
サムジャン:「ん?」
オゴン:「あそこ!」
菩提道士が乗馬ゲームをしている
オゴン:「道士さまと話してくる
    道士さま!」
菩提道士:「お、オゴンか」

サムジャン、ドアを見つけて
サムジャン:「ん?あれ、何?」
ホンセ魔王、サムジャンに近づく
サムジャン:「あれ、なんですか?」
ホンセ魔王:「ああ、嬉しいことを聞いてくれるね。
       うちのテンテンカフェのお客様たちがもっと楽しめるようにする場所だよ」

ミホ、ギョヌ、トンジャが被ったきぐるみの耳を引っ張る
トンジャ:「なんだよ」
ギョヌ:「やい、オク・トンジャ。勉強しないで、なんでこんなところに居るんだ?
     お金持ちの息子がこんなところに居たらだめだろ?」
ミホ:「そうよ、おもちゃなら好きなだけ買ってもらえる子が、なんで来たの?家で遊びなさいよ
   あんたのせいで興ざめだよ」
トンジャ:「なんで僕ばかりいじめるの?」
ギョヌ:「わからないのか?お前が気に食わないからだよ。この間、誕生日にお前の家に行っただろう。あの時だよ」
ミホ:「そう。こんなに大きなプレゼント持ってったのに」
ギョヌ:「それなのに、お前がトイレに行っている間にさ」

○トンジャ宅リビング(ミホ&ギョヌの回想)
トンジャ母:「あなたたち、学校の成績はどのくらいなの?」
ギョヌ:「僕は全教科びりです」
ミホ:「わたしはこいつより上です。びりから2番目」
トンジャ母:「悪いけど、トンジャと友だちをやめてくれると嬉しいわ。
      トンジャと付き合わせるわけにはいかないの」
回想終了

○テンテンカフェ
ギョヌ:「それで俺らがこうしてるんだよ」
オゴン:「そのくらいにしとけ」
オゴン現れる
オゴン:「お前、他の趣味をしろよ。トンジャをいじめていないで」
ギョヌ:「何がいじめだよ。冗談だよ、冗談」
オゴン:「冗談にしては酷過ぎるだろ」
ミホ:「ファグァ町の目立ちたがり屋さんがいらっしゃったみたいね。行こう」
ミホ、ギョヌの手を引き立ち去る。
トンジャ:「ったく」
トンジャ、着ぐるみを被る
オゴン:「トンジャ…」

○トンジャ宅
トンジャ母:「トンジャ」
トンジャ、ベッドにもぐる
トンジャ母;「トンジャ、学校に行く時間よ」
トンジャ:「ママ、僕、今日だけ休むよ。具合悪いんだ」
トンジャ母:「熱が出てるわね」

○学校
ソンミ:「今日オク・トンジャは欠席よ。体調が酷いみたい
    でも、新しい友だちが転校してきたわ。紹介するね」
ギョンウン・イルトゥが入ってくる
ソンミ:「挨拶して」

○廊下
タンベク:「じゃじゃーん、今日は野菜の串焼き!」
子どもたち:「わあ!」
タンベク:「ビタミンたっぷり、じっくり育てた先生お手製の野菜!
     待て待て待て待て!
     今日転校してきた新人たちから
     ほら
     どう?」
ギョンウン:「まずい」
イルトゥ:「ほんとにまずい」
タンベク:「まずいだなんて…おいしいだろ?」
オゴン:「野菜が嫌いなんでしょ。おいしいよ」
タンベク:「ところでオゴン、最近トンジャはどうしたんだ?おやつの時間に来ないなんて」
オゴン:「今日欠席なんだ。具合悪いんだって」
タンベク:「オゴン、寂しそうだな。相棒がいないなんて」
オゴン:「ちょっとね」

○教室
オゴン、掲示されている絵に目をやる
サムジャン、隣に立つ
サムジャン:「上手ね」
オゴン:「トンジャができないことなんてないんだ。勉強はもちろん、美術に音楽、お金持ちでもあって。ちょっとだけ弱いんだけどね」
サムジャン:「だから何?友だち同士が似ていないって?」
オゴン:「トンジャのことをもう少しわかればいいのに」
オゴン、机につく
絵の右下のタイトル:「僕らは友だち  オク・トンジャ」
絵がゆがみ、オゴンがそれに気づく

―終―

次回予告
トンジャ:「植木鉢がオゴンの頭の上に落ちそうになったとき、僕も動けたんだよ」
菩提道士:「魔法戦士の生まれ変わりだからだ。トンジャ、君だったのか」
サムジャン:「オク・トンジャがどうして…」
トンジャ:「魔法戦士?」

ソンミ:「良いことがあった?」

サムジャン:「魔法戦士になるためには、訓練を受けなきゃ。これは、剣を表す[刀]。何でも切ることができる、刀」
ナセム:「それは何ですか?」
サムジャン:「うまく使えば、人々は腹を膨らませられるけど…」
ホンセ魔王:「これを飲んだ子どもたちは、みな我々の手下となる」
サムジャン:「間違って使えば、人々を傷つける凶器になる。あなたが持っている魔法の力は…」
オゴン:「正しい刀!」
トンジャ:「ホンセ魔王が持っているのは、間違った刀!」

魔法千字文 劇中で使われた漢字リスト

2014年09月28日 | 魔法千字文 あらすじ
魔法リスト
今まで使われた漢字魔法の一覧です。
随時更新。
ネタバレがありますが、登場順に並べてあります。


使い方
魔法世界の者の場合⇒魔力を集めて光った指で空中に漢字を書く。
魔界の者の場合⇒「○○の【】」と言うだけで手の平から発することができる。
        


移す【移】
物質を移動させる。
(第1話)
   菩提道士がオゴンを助けるために使った。
   物体を持ち上げてから下ろす、というような動きで移動が起こる。

脱がせる【脱】

服を脱がせる。
(第1話)
   見えない手に脱がせられるようにして、服が勝手に脱げる。
   下着まで脱がせることはないが、精神的にダメージを与えることができる。

変える【変】(變)
   物の姿を変化させる。なお、劇中では旧字体になっている。
(第1話)
  「犬になろうが女になろうが構わないから魔法戦士にだけはならない」と言ったオゴンに
  菩提道士が女に変化させる目的でかけた魔法。徐々に変化を起こすらしく、
  かけた直後には何の変化も見られない。
(第2話)
  第1話で受けた作用のために、声⇒動作⇒姿の順で徐々に女子化していく。声は姉パンジの声になり
 (遺伝子的に近いということか)、トイレで座ったり、さめざめと泣くようになり、しまいには胸部と
  臀部(お尻)に違和感が出てきたらしい。もう一度変化魔法を受けることで、無事にオゴンは男に戻った。

分ける【分】

  (第3話~)
   塾に行かねばならないが、魔法戦士としての訓練を受けねばならないトンジャに対してサムジャンが
   使った魔法。後にトンジャも習得する。姿かたちはそっくりな反面、ロボット的な動きと鈍い思考回
   路の従順な分身ができあがる。記憶力は全く無く、分身が何をしていたかを知ることはできない。
   サムジャンいわく、「分身は自分自身」とのこと。

合わせる【合】
  (第3話)
   分裂したトンジャを再び一人に戻すために使う。他の物を合成するために使ったらどうなるのだろうか。

動く【動】
  (第4話)
   オゴンとトンジャが魔法戦士としての修業において初めて練習した魔法。どれくらい作用するか、
   コントロールできるかは魔力とコントロール能力によるらしく、コントロール能力が無く魔力が強すぎる
   オゴンが使ったところ、動かしたい物を超えてさらに向こう側にある物体を動かしてしまった。

犬の【犬】

  (第4話)
   「1つしか無いコロッケを3人で分け合わねばならないならば大きくすればいい」という考えをしたオゴンが
   【太】と間違えてかけてしまった魔法。これにより、使用者の意思よりも、どの漢字を書いたかが重要であることが発覚。
   犬(オゴンの魔力が強いせいかよく吠えるシェパード)になったコロッケがどうなったかは、不明。

狂う【狂】
   (第5話)
   オゴンにむしゃくしゃしたトンジャが、漢字教室からの帰り道にオゴンの自転車にかけた魔法。魔法をかけられた
   自転車は空中を暴れ回り、高熱を発した。その後、オゴンが自転車に乗って出かけて無事に帰って来たところを
   見ると、速効性はあるが持続性は無いようである。

舞う【舞】
   (第5話)
   いつもいじめてくるミホとガプスに対して、トンジャがかけた魔法。人前で時代遅れな踊りをしなければいけなく
   なった二人は、恥をかいた。

熱の【熱】

   (第5話)
   学習度確認テストから逃れようと、トンジャが自分にかけた魔法。具合が悪くなる程度に体温を上げるが、体温以外の
   身体機能に影響は及ぼさない。

牽く【牽】

   (第5話)
   物を引き寄せる。テストを恐れすぎて(テストに対してプレッシャーをかけてくるママが恐くて)、トンジャがテスト
   用紙を盗む時に使った。一連のトンジャの魔法使いっぷりを見ると、彼の魔法コントロール力はなかなかのもののようである。


読む【読】

  (第6話)
   サムジャンの魔力を借りた上で、オゴンがトンジャにかけた魔法。相当な魔力が必要とみられる。誰かの考えていることが
   頭の中に響く形で聞こえる。これにより、手をつなぐことで魔力を分け与えることができるが、その作用も分け合うことに
   なることが発覚。
   その後もサムジャンが使っていたりすることが台詞で明かされている。

友情の【友】

   (第6話)
   オゴンたちが一番最初に見つけた魔法漢字。オゴンとトンジャの友情に感動して出現したが、ホンセ魔王に盗まれた。
   (第9話)
   オゴンとトンジャの友情に再び感化されて、ホンセ魔王の所から抜け出し魔法戦士側の漢字ボードに自ら収まった。

盗む【盗】

   (第6話)
   オゴンたちが見つけた【友】を横取りため、ホンセ魔王が使った。引き寄せられるようにして
  【友】が盗まれたところを見ると、【牽】の強い版とも言えそうである。

換える【換】

 (第8話)
  【友】が盗まれたことにより仲違いしそうなオゴンとトンジャを見るに見かねた菩提道士が二人の意識を
  取り換えるために使った。サムジャンによると、相性が合わな過ぎる場合には何かまずいことが起こるらしい。
  もう一度作用させることにより、元に戻すことができるが、サムジャンが自分で戻さずに「菩提道士に後で戻して
  もらおう」と言っているところを見ると相当な魔力が必要であるか、かけた者が解かなければならないかのどちらかだと考えられる。

観る【観】
   劇中では旧字体の勸。
(第9話)
  テンテンカフェを外から覗く際、菩提道士が使った。カメラ代わりに「観」と書いたお札を貼り、モニター代わりに
  漢字教室にある鏡に【観】魔法をかけることで発動する。

復す【復】

(第11話)
  返却された図書館の本の破損が酷い時に、イランが人目をはばかりつつ使った。新品の状態まで戻すことができる。

投げる【投】

  (第11話)
   ホンセ魔王がパンジにあげたジュースにかけた魔法。「投稿」などの意味の、「投げかける、送る」という意味のようで、
   「送り込む」ために必要な魔法だったと考えられる。

操る【操】
  (第11話)
   ホンセ魔王がパンジにあげたジュースにかけた魔法。精神、行動を操る。また、【観】魔法をつかってお札のかわりに
   パンジの目を通して覗き見ることも可能。

活かす【活】
   (第13話)
   ヒョミンが枯らしてしまったブルーベリーを復活させるため、菩提道士がかけた魔法。カラクに目撃されてしまった…!

眠らせる【眠】
  (第13話)
   分裂トンジャと本体トンジャの2人を同時に見てしまったトンジャ母を何とかしようとサムジャンがとっさに使った魔法。
   ぐうぐうと大きないびきを立てて眠ってしまう。解除しない限り眠り続けるようだ。




以下続々追加予定

第1話 あらすじ

2014年09月28日 | 魔法千字文 あらすじ
魔法千字文 第1話 和訳

脚本風にまとめてみました。
動画はこちら

※間違ってしまっている部分があるかもしれません。


○ファグァ小学校 校定
 キャッチボールをするオゴンとトンジャ。
オゴン:「疲れてないか?」
トンジャ:「それはさっき僕が聞いたじゃないか」
オゴン:「怖くないのか?」
トンジャ:「言ってろ」
オゴン:「本気出すからな」
トンジャ:「ん?」
オゴン:「本当に出すからな、火を吹くぞ、マジで」
トンジャ:「やってみろ」
 転ぶトンジャ
ミホ:「ちょっと見てよ」
ギョンウ:「あのくらいもできないのか?」
ミホ:「なんで転ぶのよ」
ギョンウ:「本当にトンジャはドジだな」
ミホ:「オク・トンジャ、あっかんべー」
ギョンウ:「べー」
掛けよるオゴン
オゴン:「トンジャ、大丈夫か?」
ミホ:「あの程度でできないなんてね」
オゴン、トンジャを立たせる
オゴン:「ほら」
トンジャ:「うん」
ミホ:「トンジャ、何もできないね」
ギョンウ:「本当にできない」
トンジャ、項垂れて立ち去る

○オゴン宅コロッケ専門店
売り物のコロッケを準備するカラクとヒョニン
黒板:野菜コロッケ
値札:野菜(2.0の方) あずき(1.5の方)

○屋上
水やりをするヒョミン
空に暗雲が立ち込める

○通学路
オゴン:「トンジャ、顔上げろよ」
トンジャ:「やめろよ
      親に頼まれたんだろ、学校で恥をかかないようにって」
オゴン:「トンジャ、そんなんじゃないよ。学校から近いからさ」
トンジャ:「ごめん、トンジャ。君に怒ったらだめなのに。
     頭がこんがらがってたのかもしれない」
オゴン:「そんなこともあるさ。さっぱりするモノでも食べて行こう。今朝、父ちゃんの靴を磨いて小遣いもらったからさ」
トンジャ:「そうだね」
オゴン:「トンジャ、そこ座ってろよ。僕が買ってくるからさ」
小銭がオゴンの手から転がり落ちる。
オゴンの頭上、屋上からおばさんが植木鉢を滑らす
トンジャ:「オゴン、気をつけて!」
人々、物が止まる。
菩提道士、ホンセ魔王、空間から出現
ホンセ、菩提道士格闘
菩提道士、動きが止まっていないオゴンを見て
菩提道士:「き、君は」
ホンセ魔王優勢、マントを翻して黒い気?を発する
サムジャン登場、菩提道士を防御し、気を跳ね返す
ナセム、フグン出現、ホンセ魔王を防御
サムジャン:「大丈夫ですか、道士さま」
      「道士さま、何をそんなに見ているのですか」
菩提道士:「あの子」
サムジャン:「え?」
菩提道士:「あの子が、動いている」
サムジャン:「え?」
菩提道士:「時間停止魔法がかかっている間に動ける人間がいるか?あの子のことだ」
サムジャン:「あ、本当ですね」
フグン:「ホンセ魔王、今日は一旦この辺で引いたほうが良さそうです」
菩提道士:「何だと?させんぞ、誰の勝手だ。
     ホンセ魔王、私があれほど言っただろう、人間から気を奪ってエネルギーにするなと。何度言えばわかるんだ」
ホンセ魔王:「あなたには関係無い!
      もし1度でもわたしの邪魔をするのなら、黙ってはいない
      行くぞ」
菩提道士:「おい、お前!ああ、あの野郎、どうしてあんなやつになったんだ、本当に」
オゴン:「わあ、マジシャンだ」
サムジャン:「マジック?
       道士さま、時間停止魔法が解けています!」
菩提道士 移動の【移】魔法発動
菩提道士:「移動の【移】!」
オゴンのいた所に植木鉢が落ちる
オゴン:「な、何だこれは?トンジャ、お前も見ただろ」
トンジャ、去っている。
オゴン:「服が… それもマジックでしょ?」
サムジャン:「いいえ、マジックじゃなくて、魔法よ」
オゴン:「魔法?」
サムジャン:「そう、魔法。あたしたちは、魔法世界から来たの。あたしはサムジャン、こっちは菩提道士。
      それからあんたは、あたしたちが探していた魔法戦士」
オゴン:「魔法戦士?」
サムジャン:「これからよく会うようになるわ。ね、道士さま」
オゴン:「これ何?夢見てるのか?」
サムジャン、オゴンの頬をつねる
サムジャン:「夢じゃないってば。あんたの家、空部屋あるでしょ?」
オゴンの回想、2階の張り紙:賃貸問い合わせ
サムジャン:「これから道士さまとあたし、あそこに住むから、仲良くしよう」
オゴン:「おかしいな、うちの店長が何か言っていたかな。
    もしかして、詐欺師じゃないの?通報しよう、通報」

○オゴン宅
 2階に「菩提漢字教室」の看板がかかっている。
カラク:「よろしくお願いします
    オゴンと仲良くなってくれればいいね」
ヒョミン:「あらー、かわいい」
カラク:「本当にかわいいです」

○オゴン宅屋上
 サムジャン、一瞬で装いを変える
サムジャン:「これでもマジックだと?魔法よ。魔法世界で使う、魔法」
オゴン:「魔法世界?」
サムジャン:「そう。あんたも、魔法世界で生まれた魔法戦士よ」
オゴン:「僕が?」
サムジャン:「そう。信じてくれないだろうけど、そうなの
       気をつけな。仲良くしよう
壁から覗いていた菩提道士を見つけて
サムジャン:「本当にあの子が魔法戦士ですか?」
菩提道士:「君も見ただろう。時間停止魔法がかかっているのに動いたんだ」
サムジャン:「3000年ぶりに探したというのに、あまりにもよそよそしいです」
菩提道士:「そのためにわたしたちが探したのだ。魔法戦士は何か特別な、変わった存在なのだと思う」
サムジャン:「だからって、想像していたのとあまりにも違います」
菩提道士:「それは私も同感だ。しかし受け入れよう、魔法ボードが信号を送っておる」
サムジャン:「3000年の間、1度もこんなことは無かったのに?」
菩提道士:「魔法戦士ボードが、魔法戦士を待っているのだ」
サムジャン:「それなら、あたしたちも魔法世界に帰れるんですか?」
菩提道士:「人間世界に散らばった10個の漢字を見つければ、な」
サムジャン:「見つけ出します。絶対に」
菩提道士:「そうだ、ここからだ。隠れた10個の漢字を探して、魔法世界を救う任務が、ここから始まるのだ」


○オゴン宅リビング
ヒョニン:「パンジ、ちょっとはスマホを放そうとは思わないの?」
パンジ:「いじってても全部見えてるしできるもん」
パンジ、スマホをいじったままフォークでリンゴを刺し、食べる
パンジ:「ほらね。いじりながらちゃんとフォークで食べれるでしょ」
ヒョニン:「勝手にしなさい」
ヒョミン:「パンジ、あんたが小さい頃はオゴンと本当にうるさかったのに。おばあちゃんのことを手伝ってくれ、って言ったらすぐやってくれたし」
パンジ:「おばあちゃん、思い出は胸にしまっておいて。わたしはもう疾風ロード、尊・パンジだから」
カラク:「疾風ロードねぇ。認めるよ、認める」
カラク、フルーツの皿を空のコップに置き換える
パンジ、コップにフォークを入れる
パンジ:「全部見えてるってば」
パンジ、立ち去る
カラク:「化けもんだ、化けもん」
オゴン:「化けもんなら他にいるのに」
カラク:「何?誰が化けもんなんだ?」
オゴン:「母ちゃん、2階の漢字教室、本当に契約したの?」
ヒョニン:「したわよ、家賃までまとめて払ってくれたわ」
オゴン:「もう1回確認してみてよ、最近は何だか変なこともあるし」
ヒョニン:「はいはい、オゴンまで疾風ロードなの?やめてよ」
カラク:「変なこと言わないで、サムジャンと仲良くしろよ。男の子が一人しかいなくて気の毒だったんだから」
ヒョミン:「あらあら、気の毒だったの?だから早く下の子を産めっていったのに」
カラク:「今もそれなら…」
ヒョニン:「お母さんはいつまでそんなこと言うの、パンジとオゴンがいれば百点満点よ」
カラク:「もう一人いれば二百点満点だよ」
ヒョミン:「そうそう」
ヒョニン:「二百点でいいの?なら早く行動しなさいよ」
カラク:「わかったよ」
オゴン:「ばあちゃん、下の子の話はもうやめてよ、僕大丈夫だから」
ヒョミン:「何言ってるのよ、兄弟は多いほどいいのよ。サムジャンを見なさい、一人ぼっちでどれだけ寂しそうなことか」
オゴン:「あいつを?何が寂しそうなんだか」

○オゴン宅屋上
サムジャン:「母さん、父さん、もう少しだけ待っててね。すぐ帰れるから」

○教室
サムジャンがソンミと共に入ってくる
ソンミ:「みんな、新しい友だちが転校してきたよ。紹介するね」
サムジャン:「初めまして。あたし、サムジャンだよ」
ソンミ:「外国で長い間暮らしていたから、慣れていないこともあるかもしれないけど、助けてあげようね」
クラス一同:「はーい」
ソンミ:「あそこ、オゴンのところね」
サムジャン:「オゴン?」
ソンミ:「オゴン」
オゴン:「はい」

○校庭
オゴン:「こうして暮らすのか?」
サムジャン:「誰がしないって?学生なら当然、学校に通わなきゃ」
オゴン:「魔法世界の人が人間世界の勉強をする理由が?」
トンジャ:「魔法世界?」
サムジャン:「人間のように暮らさなきゃ。人間世界に隠れた魔法漢字を探さなきゃいけないから」
オゴン:「魔法漢字?魔法漢字って、何だ?」
サムジャン:「知りたかったら、魔法戦士の運命を受け入れな。
      あんたも魔法世界の人だから。
      ところでソン・オゴン、何が得意なの?」
オゴン、運動神経の良さをサムジャンに見せる


○トンジャの部屋
トンジャ:「魔法世界… もしかして…」
トンジャ母、トンジャの部屋に入り
トンジャ母:「トンジャ、家庭教師の先生が来たわよ」
トンジャ:「はい、今準備します」

○菩提漢字教室
オゴン、教室に入る
サムジャン、オゴンの肩を扇子で叩いて
サムジャン:「これからあんたが学ぶ千字だよ」
オゴン:「千字?一字でなくて、千字?」
    空の天、地面の地…
    だめだ、できない、絶対できないよ!勉強するとは言ってないじゃないか」
サムジャン:「しないとも言ってない。今から話してあげる」
菩提道士登場
菩提道士:「話は済んだか?」
サムジャン「いいえ、始めてすらないです。道士さま、この子じゃ無さそうです。何も覚えてないんです。二文字しかわからなくて。空の天、地面の地」
オゴン:「2個なら多いほうだろう」
サムジャン:「まさか」
オゴン:「お祖父さん、個人的にお願いがあるんですが、この間お祖父さんと闘っていたあの人、僕をあの人に会わせてください。本当に映画みたいで、最高!」
菩提道士:「あいつは本当に悪いやつなのに」
サムジャン:「ソン・オゴン、あんたが会いたがっているあいつは、ホンセ魔王だよ」
オゴン:「ホンセ魔王?」
サムジャン:「そう、あんたが、ううん、あたしたち魔法戦士が立ち向かわなきゃいけない敵。魔法世界を破滅させようとしている悪党なの」
オゴン:「あんなにカッコいい人が悪党だって?
     まさか。そんな人がどうして闘うって?」
サムジャン:「あんたみたいのが魔法戦士だとはね」
オゴン:「誰が魔法戦士?急に現れて、魔法世界から来た、なんて言って僕に魔法戦士としてああしろこうしろと言ったのはお前とお前のおじいちゃんじゃないか」
サムジャン:「魔法世界が壊れたら人間世界も壊れるの」
オゴン:「魔法世界がどこにあるって?変な嘘つくなよ」
サムジャン:「よく見てて」
サムジャン、脱衣の【脱】魔法使用
サムジャン:「服を脱がせる【脱】!」
オゴンの服が脱げる
サムジャン:「これでも騙してるとでも?」
オゴン:「あぁ、もう!」

○オゴン宅リビング
パンジ友:「本当にイケメンでスタイルも完璧だってば!」
パンジ:「なんであんた服脱いでるのよ!」
オゴン:「知らないよ」
パンジ、オゴンを叩く

○菩提漢字教室
 コロッケを食べる菩提道士とサムジャン
オゴン:「僕が何でも一生懸命しますから。勉強以外で。お祖父さんが言ってた3000年ぶりに見つけた魔法戦士、かっこいいです。どう考えても僕じゃないと思います。僕はサッカー選手になってあちこち飛び回って、することが多いのに、どうしろというんですか」
菩提道士:「君一人で戦うんじゃない。全部で3人だ。ここにいるサムジャン、オゴン、君、それからもう一人は、サムジャンとオゴン、君たちで探しなさい」
オゴン:「僕は人捜しなんてしたことないです。どうやって戦士を探せと?」
菩提道士:「特別な能力を持っているから、わかるはずだ。そして君は運命により、魔法世界を救わねばならない」
オゴン:「12歳の僕が魔法世界を救うですって?」
サムジャン:「3000歳は超えてるってば。あたしが魔法能力を見せてあげたでしょ。人の言葉を信じないの?」
オゴン:「お前が人だって?
     3000歳を超えているヤツが人か?化け物だろ?」
サムジャン:「化け物…。そう、化け物でしょう。3000年以上生きてる化け物。あたしだって、魔法世界に帰りたい。家に帰りたいよ。でも、帰る場所が無かったらどうしろっていうの」
サムジャン、走り去る
菩提道士:「こいつ。どれだけ言おうとも化け物は酷すぎだ。女の子なのに
      しかし、人間たちの目にはわたしたちは化け物に映るのも当然だろう。住んでいた魔法世界を離れて、こうして人間世界を歩き回っている。追放されても同然だ。しかしオゴン、わたしたちが魔法世界に帰るのを手伝ってはくれないか?君の助けが必要なんだ
      オゴン、これは頼みでもあるが、命令でもある」
オゴン:「お祖父さん、怖いです、どうしたんですか」
菩提道士、声色を変えて
菩提道士:「オゴン、わたしの声をよく覚えておけ。魔法世界で生まれた孫悟空のお前が」
オゴン:「僕、孫悟空じゃないですってば」
菩提道士:「お前は孫悟空の気が流れている。魔法世界の最高の戦士だった、孫悟空!」
オゴン:「違う、違います。子犬になろうが、女になろうが構いません。だけど、魔法戦士だけはやりません。ハングルでなく漢字を学んで、ホンセ魔王だか何だかと闘うなんて、もっといやです。僕はやりません、絶対にやりません!」
菩提道士:「君、今言った言葉を後悔することは無いな?」」
オゴン:「え?何、なんですか、まさかまた服を脱がそうと?」
菩提道士、変化の【変】魔法使用
菩提道士:「変化の【変】!
     いつ女になるかな~?」
オゴン:「え?」
菩提道士:「言っただろう、女になってもいいって」


―第1話 終―


次回予告
菩提道士:「ファグァ町のソン・オゴン」
サムジャン:「魔法世界に、魔法戦士を見つけたことを知らせているのよ」
菩提道士:「魔法戦士の体内にある、魔法力だ。この力を集め、魔法漢字を集めるのだ」

ホンセ:「ソン・オゴンという子供が、新しく見つかった魔法戦士のようだ。隠れている漢字を見つけるようだが、わたしはその漢字が必要だ」
菩提道士:「もう1人だ。魔法戦士」
トンジャ:「僕、今日1日だけ休むよ。体調が悪くて」
菩提道士:「2人で、もう1人を探しなさい」
オゴン:「もう1人は、どこにいるんですか?」

用語説明

2014年09月27日 | 魔法千字文 あらすじ
内容に関する重要な用語をまとめてみました。
随時更新します。

※ネタバレがあります。




漢字キューブ
全部で3つある。10個の漢字魔法と組み合わせると大魔王を完全に破滅させられる。
黄色い漢字キューブ (第10話初登場)
オゴンの宝箱に紛れ込んでいた。
信義の『義』が刻まれている。オゴンが表面を撫でると様々な漢字が浮き上がる。
緑の漢字キューブ(第10話初登場)
ホンセ魔王が持っているが、本人はなぜ持っているのかわからない。
犠牲の『犠』が刻まれている。


漢字ボード
人間世界に散らばった10個の漢字魔法を集めるための道具。
魔法戦士たち側に1枚、ホンセ魔王側に1枚ある。
魔法の気を感じると反応する。


漢字魔法
3000年前から人間世界に散らばった10個の漢字。
その間に変化(進化?)し、自分で行きたいところに行ってしまうことがある。友情の『友』は、ホンセ魔王に奪われたが、オゴンもトンジャの友情に感化され、戦士側のボードに自ら収まった。(第9~10話)



時間停止魔法
人間界の時間を止める魔法。この魔法がかかっていても動けるのは魔界か魔法界の者のみである。一定時間が経過すると自然に解ける。



テンテンカクテル
テンテンカフェで子どもたちに無料提供されるジュース。味はものすごくおいしいのだが、エスプレッソの3倍のカフェインを含み、ひどい中毒性と頭痛を引き起こす作用がある。大人にはその毒性が強く作用し、飲んだ瞬間に倒れたりする。



テンテンカフェ
ホンセ魔王のアジト。テンテンカクテルを子どもたちに与え、彼らの悪い心をエネルギーとして吸収していたが、親たちの営業停止を求めるデモの後、魔法戦士たちにアジトが見つかったこともあり、閉店した。(第11話)



図書館
もともとは博物館だったのが、ファグァ小学校に寄贈されたもの。
魔法世界とつながっている。イランはここを出ることがほとんど無く、夜中に本の整理をしたり、魔法世界への扉をくぐったりしている。


魔鬼漢字(第12話初登場)
韓国語をそのまま漢字表記したため、多少わかりにくくなってしまった。
目覚めると魔法世界に大事を引き起こす、いわば呪い魔法とか黒魔法といったイメージの漢字魔法。

第三話、第四話あらすじ

2014年09月21日 | 魔法千字文 あらすじ
第三話&第四話

第五話もまざっているかもしれません。

頭の中で混ざってしまっているため、まとめて書きます。
ぇぇすみません・・・。でも、前半は本当にYouTubeにも無いんですよ・・・。見つけ次第更新します。。。

それでは、あらすじを。

自分が大将になるなら、としぶしぶ魔法戦士になったオゴンと
彼をうまくコントロールする紅一点、サンジャン。

3人目の候補、オク・トンジャ。
彼はオゴンに憧れているの(トンジャが絵の課題にオゴンと肩を組んでいる場面を描くほど)ですが、
教育ママ(この言葉古い?)に厳しく育てられています。
パパはやはり高学歴で、パパがママに厳しくし、ママが厳しく仕付ける、そんな感じ。

学校が終われば塾に10時~11時ごろまで缶詰。
学校の成績も1番になりなさい!
さもなくばアメリカに留学させるわよ!
とプレッシャーをかけられ、
成績が低い友だちにはトンジャとは付き合うなと言い放つ。

そんなトンジャですが、実は魔法戦士としての素質があり
第一話で、ホンセ魔王の魔法がオゴンの頭の上に植木鉢を落とそうとしたのを
不思議な力(実は魔法)で止めて、オゴンを救いました。(第三話で回想有)


その能力を見出した菩提道士は
「トンジャ・・・君だったのか・・・」
と嬉しそう。(第一話の時点で漢字教室の生徒になっています)

トンジャも、
「僕が魔法戦士!?」
と、オゴンよりもはるかにノリノリで仲間入りします。
これで、魔法戦士が三人そろいました。

「でも、塾に行かなきゃ・・・」
ママが怖いトンジャに、サムジャンは分裂魔法を伝授します。
分裂トンジャを塾に、本体はオゴンたちといっしょに漢字のお勉強です。
行きたくない塾に、行かず、大好きなオゴンと、自分のやりたい勉強ができる、
トンジャはうきうきです。

しかし、魔法を学んだトンジャは調子にのって、
いつもいじめてくる二人組に魔法をかけて、
人前で踊らせて恥ずかしい思いをさせたり、
それに対して注意したオゴンが少し憎たらしく思えて、
オゴンの自転車を狂わせたりもします


そんな頃、学力テストが告知されます。
分裂トンジャは、学習したことを全く覚えておらず、
トンジャ自身も全く勉強していないので、テストで1番をとらなければ
ならないというプレッシャーから、

魔法を使ってテスト問題を学習準備室から盗み出してしまいます。



えぇぇー!!と思いましたが、第四話はここで終わりました。

第五話に続く。