耄碌人の残日録

(ウォーンの残日録)改め、10年ぶりに再開。人生いよいよしまいかけ、耄碌人のデンジャラスな繰り言を聞いてくれぃ。

男としては住みにくくなったもんである。

2008-11-07 03:21:22 | Weblog
幸運の四つ葉のマークのタクシー。偶然に見つけた。
数台しかないらしい。


ある大学の先生から、『人権啓発室だより』というものを見せてもらった。

その大学では、ハラスメント防止委員会というのがあり、大学教員向けにチラシを配布している。その文書の趣旨では、『全教職員がハラスメントを自己診断することによって、今後のハラスメント防止に役立てていただこう』ということらしい。

「自己診断」なるものの項目を見てみると・・・。


『セクシュアル・ハラスメント自己診断票』

1.女性を「○○ちゃん」「女の子」「おばさん」等と呼んでいる。

2.「力仕事」「現場作業」「車の運転」「対外的な仕事」「苦情対応」「企画」は、男性向きの仕事だと思う。

3.「お茶くみ」「雑用」「庶務」は、女性向きの仕事だと思う。

4.女性には論理的な思考ができないと思う。

5.職務上の地位を利用して部下に性的関係を迫った。

6.出張先で部下の異性を自分の部屋に誘った。

7.異性の体をじろじろと眺めたり肩や手を触ったりした。

8.「まだ結婚しないのか」とか「子どもはまだか」と尋ねたり、性的な経験について尋ねた。

9.容姿や体型に関する発言したり、大きな声で性的な会話をしたりする。

10.異性との交際関係や性的な噂をしたことがある。

11.異性を勤務時間後、食事や飲酒にしつこく誘った。

12.懇親会で女性の座席を男性上司の隣にするよう強制したり、女性にお酌を強要した。

13.懇親会で酔って異性の身体を触った。

14.懇親会で飲酒により記憶がなくなり、異性に迷惑をかけたことがある。

15.異性に対し夜間や休日に自宅や携帯に電話をしたり、何度もメールを送る。

ということらしい。

明らかにそりゃ具合悪いやろ!と思う項目もあるが、「こういうのもあかんのか?」ちゅうのんもある。

上記の一つでもアカンということ。何点以上ならダメということではない。

まぁなんと住みにくい世の中になったモンである。

共産党の筆坂某などは、酒席で女性職員にダンスを「強要」したというのでセクハラ除名となった事例もあるし・・・。

私なんぞは、この診断によれば、世が世なれば、重罪、遠島島流し若しくは獄門打ち首かもしれん。
恐ろしいことである。

しかし、たいがいの男性諸君は、こういうことに一つや二つは引っかかるはずである。
全く引っかからない、いわば完全にデオドラントというか漂白された男というのははたして「男」なのか?

まったくもって住みにくい世の中である。


>PIKOさん、おかめさんコメントありがとう。
可愛いやろ、えぇで猫は。癒されるでぇ。