耄碌人の残日録

(ウォーンの残日録)改め、10年ぶりに再開。人生いよいよしまいかけ、耄碌人のデンジャラスな繰り言を聞いてくれぃ。

コロナ禍-----外伝 エロ業界の苦悩

2020-04-21 01:12:42 | Weblog

笑ってしもたわ。コロナ・コロナで疲れているから、たまにはこういうのも良かろう。

いやなに、「みうらじゅん」じゃないけど、人生の3分の2はエロいことを考えてきたオレだが、先週の「週刊SPA!」は笑かせてくれた。
この歳になっても、未だ「週プレ」「週刊SPA!」はほぼ毎週買う。
週プレは、もう50年ぐらいで、週スパは30年ぐらいから読んでいる。
いずれも、エロいのとアナーキーなところが気に入っている。
グラビアなどもそりゃ見るのは見るが、なんせ娘よりも若いからねぇ~、ちょっとはしたないな。

記事が面白い。

先週の「週刊SPA!」----「エロ業界の阿鼻叫喚」

いろんな業種・業界がコロナ禍で経営危機や雇用危機などが起こっているわけであるが、ご多分にもれず、「エロ業界」もたいへんなことになっているらしい。

この歳になっても「AV」には、「いろいろ」とお世話になっているわけで、業界の危機は他人ごとではない。
「AV」なんぞが無くなれば、「死ぬまでエロをめざす」このジジィは何を楽しみに生きていけば良いのか。

しかし、この業界は、「超濃厚接触」だからなぁ。たいへんやわな。
ワンシーンごとに、うがい、手洗い、アルコール消毒・・・テンション下がって・・・ねぇ。

女優もだが、男優もたいへん、必需品の「ティッシュ」が品薄で・・・。


ここは悪いけど笑ったなぁ。

記事ではないが、お世話になっている「DMMアダルト」のネット配信(有料)では、なんと「在宅応援キャンパーン」とかで格安で見られるという。
「SOD」なんかも無料提供という情報。
それはそれでありがたいことである。というか、こんな危機でもエロが頭から離れない連中はたくさんいるということらしい。

しかし・・・「コーヒー片手にAV観賞しながら自慰に耽っているが、その画面の奥には苦悩と葛藤が渦巻いている」と。
誠に・・・。


しかし、韓国政府はすごいな。
「自宅待機者支援キット」
濃厚接触者に支援するらしい。
水、味噌、米、アワビのお粥、ラーメン・・・2週間分の食料品に。体温計や消毒液も。

 (週プレ)より

マスク2枚の日本政府・・・悲しすぎる。

ではでは。


10万円の支給ってか…。

2020-04-16 23:18:36 | Weblog

今日の報道では、公明党らの「要望」により、全国民に「10万円」を「配布」することを概ね合意した模様だ。
12兆円の財源が必要で、赤字国債を発行するらしい。


先に打ち出した「30万円」問題は、止めるらしい。

まともな収入もなく、貧困世帯を地でいく我が家にとっては、2人で20万円は大きい。しかも返さなくて良い。
そりゃ、貧乏世帯にとってはありがたい、助かることだとは思うのだが・・・。

 

ちょっと待て・・。


今本当に必要なことは、こういう「経済対策」なのか?
誠に疑問である。

前日も書いたが、今必要なことは、コロナ禍の一刻も早い終息と終息するまでの間、生存を確保するためのに「最低限の生活の維持」ができるような「態勢」の確保ではないのだろうか?


今、10万円もらっても、経済を浮揚させるような非日常品の買い物なんてせんわな。
今は、「しんぼうするとき」であることは、一部の人を除いて多くの国民が感じているはずである。
あの大地震のときだって、避難所の人たちは、最低限の生存だけは確保してほしい、と思っていたはずで、おにぎりやカップラーメンなどの粗食・非常食にも耐えられたのではないか。あのときに「ステーキが…すき焼きが食べたい」と思われたんだろうか。そういうことは生きて戻って、元に戻ってからや!と思われたのではないかと思う。
今はある意味それ以上の事態なんだし。

多くの人は、1週間、2週間あるいは1ヶ月の食い延ばしはできるように生活してるんとちゃうん?
我が家でも、「非常時」だから、何があるかわからんので、いつもよりおかずは少なめにしている。

庶民て、そういうある意味したたかに生活の知恵を働かせて生きているんだと思うんやわ。

違うのかな。


貯金も何もない、明日の米もない!という人もいるだろう、1週間ももたない、という人もいるだろう。
そういう人には、ただちに支援すれば良い。
そのために役所があるんだから。
そういう人は恐らくそう多くはいないはずだから、億だの兆だのの財源は必要はないでしょう。
行政の長は「専決」できるんだし、やればいいねん。市町村単位でなら、そういう財源は大きくはないからすぐにできると思う。

には「ずにのるやつ」があるかも知れんが、いいではないか別に。(あとでとっちめればよい)

 

落語の「らくだ」で「くずや」が言う。
熊五郎が、「くずや」に「もうそろそろ商売でんと…」というのを…
くずや「ばかにすない、今日1日商売でんかっても、釜のふたはあけられるようにしとるんじゃ。『雨風、はざま』ちゅうて、3日や4日の食い延ばしはできるんじゃ、お前らとちがうわい。」って啖呵きるシーンがあるんやが…。
そういうことやろ、「くずや」してる貧乏人でもちょっとの間でも食いつなぐ用意はしとるんやわ。そういうもんだよ庶民は。

今すぐにでも支援が必要な人には、ただちに支援の策を講じるべきだが、「10万円配布というような経済対策は、「今」でなくてはならないとはオレは思わんな。

 

自営業の人については、家賃などの固定費や人件費もある。
これらについては、ただちに「貸付」が必要である。「貸付」も補償のひとつであると思う。
いつ返せるかわからんから「貸付」では…という声もあるかも知れないが、オレはまず「貸付」やと思うな。
商売に「借入金」はつきもんや。
ただ、「据え置き期間」を相当に先までする。返済期限も相当先までで良いことにする。月々の返済額は可能な額で良いことにする、金利なし、保証人いらず…等々の条件はいるな。
もし、この先に返せなんだら…、その時は、基本、返済免除やな。
返せん、ちゅうことは商売がなりたたん、潰れたちゅうことやから、返せないのはしゃーないわな。全額返済免除!
給付的な補償では、どうしても額に限界が生じる。50万とか100万とかいうレベルじゃないのか、その程度なら、商売してる人は、「貯え」があるんと違うの?
どんと500万とか1000万とか必要額貸し出して、「大いにつかってくれ!催促なしのある時払いでええから…」というようなことやないかと思うんやが。どうなんやろな。

とにかくや、今必要なんはお金を配ることではない!(さらに長期化すればまた別の次元になるけどね。)
必要なことは…

第1は、医療体制の確保
・検査体制の整備や罹患しても治療にあたれるスペースの確保、医療人の保全と確保
・ワクチン含め可及的速やかに「治療薬」等の精製
第2に、最低限の生活維持のための日用品・食糧等の切れ目のない生産と供給、及びそれらにかかわる人材の保全と確保
第3に、物流の確保
第4には、こういう事態に乗っておこなわれる詐欺をはじめとした犯罪の取り締まりと警戒
第5に、大企業など「体力」をもっている法人への資金拠出を含めた協力要請と、関連労働者の保護の指導

しかし、いつ終息するのか?
ついさっき入った情報では、2年とか…。

態は猶予ならんな。


コロナ禍について思うこと。

2020-04-15 15:16:18 | Weblog


世紀末的な様相を示しているな。「人類への警告」?ってそれは飛躍だな。
いろんな言説がネット空間を賑わしているが、どれもこれもしっくりくるようなものがない。
言説の貧困……。こういう危機時に、知識人というのは、いたずらに危機や批判をあおるのではなく、また根拠のない楽観論でもなく、人心にある種の「安心や希望」をもたらすような言説に心をくだいてもらいたいものだ。

それはともかく、一刻も早く終息を願うばかりである。しかし、終息のめどはあるのだろうか?
特にワクチン開発をはじめとして、その撲滅ために奮闘されている研究機関などの直接的な関係者には敬意とを表さずにはおかれない。

我々凡人はただただ手を拱いて、コロナから如何に遠ざかるかを考えることになるのである。(巷間聞くところでは、若者が未だに街を徘徊しているらしいが、危機感がないというより、身体と時間を持て余すんだろうな。わからんでもないが)
しかし、医療従事者は、むしろその恐るべきウイルスに向っていかなければならない。企業や商店などのは営業自粛、自宅待機ということになって感染リスクを減らすことになるが、医療機関はそういうわけにはいかない。むしろ最前線に向って行かなければならないのである。誠に頭が下がるし、本当に申し訳ないことである。
ただただ自身が感染されることなく、従事されることを願うばかりである。
新聞では、その従事者の防護服が不足するとのこと。ビニール袋で急場を凌いでいるという。

何ということだ!
いま、もし医療従事者(体制)が崩壊ーーつまりウィルスによる「前線突破」が起こってしまうと、もはや手の尽くしようもない。我々凡人は、ただただ感染=「死」の恐怖になすすべもなくさらされてしまうのだから。
医療従事者への手厚い(物質的・体制的)保証は、文字通り人民の命を守ることになるはずである。
いろんな「補償」問題が浮上しているが、まず急ぐべきは医療体制の確保であることは間違いない。

さまざまなお店が自粛しているのは仕方ないことである。
もちろん、その際の生活保障をどうするかは喫緊の課題でもあることも明白である。
しかし、生活必需品とりわけ食糧関係のお店は閉めるわけにもいかない。
ここが閉まったら国民的なパニック状態になるだろうし。


スーパーやコンビニなどが、感染の恐怖やリスクとたたかいながら、店を開けているのは非常にありがたいことである。
店主や従業員の方々には感謝してもしきれないな。
こうした方々にも手厚い保証(感染リスクの最小化と、「防護的」物資の優先配布等の体勢的なもの)が必要だろう。
凡人は、「己が生きる」ためにどうするか、どう「逃げるか」と考えなければならないが、逃げたくとも逃げられない、「使命」をもった人たちをどう応援するかも考えてほしい。そこが壊れればもはや生きることができないのだから。
しかし、あらためて考えるとコンビニなんていうのも、ライフラインの一翼をdしっかり担っているのだな、思う。

あとは、物流と生産(食糧と最低限の生活必需品)だな。これも大事である。

30万円補償とか、10万円補償とかいろいろ取りざたされているが、まず急ぐべきは、上記の人たちへの「支援」だと私は思う。

今日の新聞でもあったが、こうした従業員に対して、応援のための「感謝金」をだすところがあると言う。
お金を配れば良いというものでがないが、素晴らしいことだと思う。

一方、既存の大企業はどうしたんだよ。経済が失速して経営が厳しくなることに汲々としてるのでないか?
経済連をはじめ、御大層な「ご本」をだしているような企業家トップは、沈黙か?
己の会社のことばかり考えてる?
大企業などは、巨大な「内部留保」あるんだから、それを使って、下請けやその労働者の救済に何らかの動きをしても良いのではないか?こういう社会が重大な危機にあるときに、どう「社会的貢献」をするのか考え、実行するのか、企業家じゃないのか?
企業家メンタリティの劣化・・・というより退廃だな。情けない。


オール巨人師匠、タムケン・・えらい!
政府やアベの対応に多くの批判がネットを賑わしている。
この間の状況を見れば、当然だわな。
TVのワイドショウ・ニュース番組でもさまざまに取り上げられている。
・・・嗚呼、こればっかりか、という感じがしないわけでもないが・・・。
その中でネットに例の「アベまったり」動画を皮肉っている芸人のすがたがある。

 

そう、芸人はこうあらなくちゃ。


ワイドショウで、芸人「風情」が、知ったようなコメントをしているとイラつく。
芸人が政府批判をするときには、こういうような、あくまで「笑い」を含んだキツイ風刺をするべきだな。
結構な「言葉」はいらんよ。

また、吠えるぜ。